1.海馬島とは
北緯46度13分5秒東経141度12分5秒 海馬島 現在モネロン島(ロシア領)昭和58年9月1日大韓航空機がモネロン島上空で墜落した事故により、モネロン島という島の名が有名になったが、日本領の頃は多くの日本人が住んでいた。
その思いを忘れないために。
海馬島はサハリン(旧南樺太)南西約50kmの小島で、周囲20km、面積はわずか30平方kmの島。現在モネロン島と呼ばれている。
樺太の本斗港から67kmに浮かぶ孤島。気候はよく、クワ等の暖地性の草木が茂っていたが、エゾマツ、トドマツは自生していなかった。4,5百種類の高山植物が被い、また漁場は豊かで、昆布、雲丹、鰊の大漁場であった。
この島の付近に多くのアシカ(トド)が生息していたため、トドモシリ(トドの島)が語源で、これが誤って海馬島となったとか。樺太の開拓する前は樺太にいたアイヌが貴重な肉を求めて年2回(春、秋)の漁をしにこの島で漁をしたという。
2. 島の外形
-
モネロン島は非常に小さい島で、礼文島のスコトン岬からは肉眼でもよく見えます。稚内からは稚内公園にある百年記念塔の展望台からみえます。ちょうどお椀をひっくり反したような形状です。従って、絶壁の上に人が住んでいたようなものでした。
3.書籍ご紹介 海馬島脱出―子どもたちの敗戦記 永井豪 著
-
海馬島からの当時の脱出劇を実際の証言を基にした歴史書が創刊されました。当管理人も取材に協力いたしましたので、ここでご報告と書籍のご紹介いたします、是非一読の価値ありますので、ここでお勧め致します。
単行本: 214ページ 本体2,000円(税抜き)
出版社: まつお出版 (2016/11)
ISBN-10: 4944168454
ISBN-13: 978-4944168453
4.再診情報&更新情報
-
2016年12月30日 泊皿集落map 掲載 他
2016年9月30日 祝新刊 ”海馬島脱出”(永井豪)まつお出版
2014年10月20日 全面リニューアル
2006年2月5日 海馬WEB開設