捕鯨ボートの製作

「捕鯨船”チャールズ w. モーガン”」の捕鯨ボート部分の製作記録です

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捕鯨ボートの製作 1

積み重ね方式での製作

 積み重ね方式でまず1隻製作しました。でも、どうも気に入らないので、別の方法でも1隻作り、出来のいい方法を選ぼうと思っています。

積み重ね方式ではキットに入っていた材料を使い、キットの説明書に従って作りました。

積み重ね方式 (1/1)

写真 解説
 キットでは「積み重ね方式」で捕鯨ボートの船体を作るよう指示しています。初めての作り方ですが、まずは指示通りの方法で製作開始です。5枚のさやえんどうのような形がレーザーカットされた板が7枚、キットには入っています。合計で7隻の捕鯨ボートをこれから作ります。
材料は、
  レーザーカットされた船体用板 5枚(一隻分)x7隻分
  2mmx0.8mmの板
  4mmx0.8mmの板
  その他適宜
 図面です。
 捕鯨ボートの大きさは
   長さ 13cmm、幅 3.5cm、高さ2cm
 と結構小さいのですが、図面は左のように結構詳細に書かれています。

船体の厚さは一番厚くて0.8mm、薄いところは0.4mmに削れと書いています。
本当に削れるか?
 船体用の5枚の板を切り抜いたところ。
本当は中も切り抜くのですが、今は残してあります。というのも、この後これら5枚を張り合わせるとき、強く押し付けるので、中をくりぬいてあると板が折れてしまうからです。中は、5枚を貼り合せてから、くりぬきます。
   張り合わせているところ(左側)
1昼夜このまま放置
しっかり接着できました(右側)
  まず外側を図面に合わせて削っていきます。
主に使うのは、ナイフとヤスリ。

右のような型紙を図面から作成し、これにすっぽり
収まるように、船体の外側を削っていきます。

ぴったり収まるように削りあがったところ。
ひっくり返すと、右の写真のようにきれいな曲線となっています

これでボートの外側の成型が完了。
  内側の板をレーザー加工された線に沿ってくりぬくと
だいぶ船らしい形になります。(左側)

内側はナイフでは削れません、リュータと呼ばれる小型の電動やすりで削ります。(右側)
厚さ0.8mmへの挑戦です。
 リュータの先に小さな玉のようなヤスリを装着し、これで削ります。
小さな玉には鋭い”歯”が付いており、これをモーターで高速回転させます。
この歯で木を削るわけです。

リュータは、1000円前後で売られているものもありますが、木がうまく削れないので使えないものが多いです。これなどが使いやすそうですね。
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  削りあがった船体です。(左側)
舳先と、船尾の部分の狭いところが削れていませんが出来上がりでは見えなくなるところなので良しとしましょう。

削る前と比べてください。(左側)
1隻目が出来ましたが、どうも気に入りません。船体の厚さが均一でないし、実物とは異なる木目が見えてしまいます。塗装するので木目はほとんど見えなくはなりますが・・・。
来週は別の方法で作ってみて、うまく行った方法で残りの6隻を作ってみようと思っています。
続き。

 

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