捕鯨ボートの製作

「捕鯨船”チャールズ w. モーガン”」の捕鯨ボート部分の製作記録です

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捕鯨ボートの製作  3

センターボードケースの製作

 ボートの船体中央に付くセンターボードケースを作りました。白い四角い部分は、通常黒いBOX内に入っていますが、ボートを海に浮かべて使うときには海中に白い板の部分が突き出すようになります。 続けて、THWARTの取り付け。センターボードケースの取り付けと進めます。

詳細

写真 解説
  上の左側の写真、船体の底中央にスリットを開け、ここにセンターボードケース(船体の下にある板切れのように見えるもの)がささります。
取り付けた様子が上の右側の写真。

拡大すると、下の写真のように見えます。
この中にはロープで出し入れできるようになっている板が入っており、ボートを使うときにはこれを海中に突き出すようにします。

ヨットなどでも同じですが、これがないと帆船はうまく直進できません。
  パーツは左の写真のとおり。
左が、ケース本体(約1cmx2cmx2mm)。中央がセンターボード(6mmx15mmx0.2mm)。右がロープ。
これを組み上げると、右の写真のようになります。
  ケースは最初に黒く塗っておきます。
写真では解りませんが、ケースは0.2mm厚の板を使って、箱状に組み立ててあり、中は中空です。

まずケースに穴を開け、ロープを通します。
また、センターボードをケース内に入れ、端をピンで止めて出し入れできるようにします。

  ロープをセンターボードにくくりつけます。

センターボードの先端に開けた穴にロープを通して折り返し。別のロープで縛ります。

その部分を拡大したのが右の写真。
 全部で7隻分作りました。

   THWARTを付けていきます。 THWART NEESは後で削って形にするので、まず薄板をTHWARTに垂直に立てて接着します。
このまま、ボンドが乾くのを待ってから、次の工程。
  左側が、THWART KNEESを削る前。右写真のようにリューターに小型のビットを取り付け、削りました。
  リューターで削った後のTHWART NEESです。

まず木をこのような形に削ってから組み立てる方法も考えられますが、厚さ0.8mmの棒材を事前に削るのは非常に難しく。今回のように先に接着してから削ったほうがうまく行きます。
  次に黒く塗装します。
  そして先に作ってあったセンターボード・ケースを取り付けました。
続き。

 

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