マストの製作

「捕鯨船”チャールズ w. モーガン”」のマストの製作記録です

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マストの製作 1

BOWSPRITとJIBBOOMの製作

 マストの製作を行いますまず船首部分に付く、BOWSPRITとJIBBOOMから製作開始です。

詳細

写真 解説
 図面を見ると解りますが、BOWSPRITは根元が角柱で先端に行くと円柱になる複雑な形をしています。また、耳のような形のBEEが付いているのも特徴です。
JIBBOOMは円柱形ですがテーパーがかかっており、SHEAVESやEYEBOLTの付いたバンドが付き、BATTENが2列付きます。
 角材に図面からひろった寸法でケガキを入れます。これに合わせてナイフ、やすりを使って削っていきます。
 角材のままで加工したほうが作業しやすいので、両端の斜め加工から始めます。
  斜めに削って、段をつけます。さらに一部分の角を落として面取りします。
  先端も斜めに削って、段を付け、CAPがはまるようにします。CAPは斜めに取り付けて、BOWSPRITとJIBBOOMを接合します。
斜めの加工が終わったことをJIBBOOMと組み合わせてみて確認。OKであればBOWSPRITの先端部分を円柱に加工します。
 BOWSPRITの先端にはBEEが付きます。これは棒材から切り出して作りました。
 図面の指定どおりにアイボルトを付け、ForeStay用の切込みを付けて、BOWSPRITは完成です。
 BOWSPRITの全体です。
  JIBBOOMは丸棒をテーパー加工し。SHAVES(JIBBOOMにはめ込まれた滑車)や、EYEBOLTとバンドを取り付けます。
最後に、BATTENを取り付けます。
 BOWSPRITとJIBBOOMをCAPで接合してみました。
続き。

 

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