マストの製作

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マストの製作 ５

ヤードの製作（ロープ、滑車の取り付け）

ヤードの製作にかかります。ヤードは加工と塗装は済んでいます。マストに取り付けてからでは、作業が難しくなるロープと滑車の取り付けを今のうちに行っておきます

詳細

写真	解説
	Top Gallant Yardを例に制作方法を説明します。Thimbleの制作方法は別のページ（帆船模型製作ノウハウ）で解説しているので参考にしてください。 まず、FootRopeを取り付けるためのStirrupをJaｃkStayに取り付けます。
	Jaｃｋstayにロープを回し、細い糸（ミシン糸100番）で縛り固定します。Stirrupの位置は、図面に書かれている位置に合わせます。
	FootRopeは固定したJackStayと反対側のマストの先のアイボルトに同じく細い糸で固定します。
	FootRopeの中央部分をStirrupの先に作った輪に通し、輪を絞って固定します。 このヤードは短いので、Stirrupは１本ですが、LowerYardなどはStirrupが２本あります。
	ヤードの先のアイボルトへの固定はここです。 すぐ隣のアイボルトには、この後Brace Pendantと滑車が付きます。
	FootRopeを２本取り付けました。 Yardの中央部分には、滑車が付きます。
	滑車や、ロープをアイボルトに取り付けるときに使う輪です。 直径0.5mmのｐ真鍮線を黒色に着色（着色液を使用）したものを、1mmのドリルの歯を利用してコイル状に巻きます。これをニッパで一巻き毎に切り離すと、同じ大きさの輪ができます。 この輪を使って、滑車などをアイボルトに固定します。 実際の船では、この部分はShackleやHook、SyaterHookなどのもっと複雑な形の金具ですが、小さすぎて再現は無理なので、輪で済ませています。
	Brace Pendantと滑車をヤードの先に取り付けます。このときにも、先ほど作った輪を使います。
	合計９本のヤードにFootRope、滑車などを取り付けました。
続き。（工事中）