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よくあるご質問

Q.鍼は痛くないんですか?

A.基本的には痛くありません。鍼は基本的にはほとんど痛くありません。わずかにチクッと感じることもたまにありますが、注射や裁縫針を刺したときのような痛みはまずありません。患者さんの中には、刺されていることに気がつかない方もいるくらいです。

ヒトの皮膚には痛点という痛みを感じるセンサーが点在しています。鍼は非常に細いので、痛点の間を通過するために痛くないのです。

まれに痛点に当たってしまいわずかにチクッとすることもありますが、その際には一旦鍼を取り除きます。我慢なさらずにお申し出ください。

Q.鍼の太さは?

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A.この画像は鍼の先端を拡大した画像です。左から注射の針、髪の毛、鍼治療の針です。先端の滑らかさの違いが一目瞭然だと思います。

Q.鍼を施されるとどんな感じがするんですか?

A.鍼を施したところに「ズ~ン」とひびく感覚や、「ポワ~ッ」とした温かさが生じます。また、これらの感覚が鍼を施している部分からは離れたところに伝わっていくこともあります。これが鍼ならではの“ひびき”というものです。

Q.どこに刺すんですか?

A.鍼灸で用いるツボは、頭のてっぺんから足の先まで、到るところにあります。その中から、患者さん個々の身体の状態に合わせてツボを選択していきます。

当治療室の治療法では、症状が現れている部位、お腹、背中、手首、足首のツボなどを使うことが多いです。

Q.どれくらい深く刺すんですか?

A.患者さんの感受性に合わせ、ちょうど良い深さの鍼をします。鍼先が触れるだけの場合もあれば、5センチ以上刺入する場合もあります。

Q.鍼は刺しっぱなしにするんですか?

A.いいえ。刺しっぱなしにすることはほとんどありません。

鍼治療には刺したまま一定時間置いておく方法(置鍼)と、刺して必要な操作を施したらすぐに抜く方法がありますが、当治療室では主に後者の方法をとります。

Q.鍼は使い捨てですか?

A.使い捨てです。ほり鍼灸専門治療室で使用している鍼、シャーレ等の器具はすべて滅菌済みの使い捨て製品です。一度使用したものは医療廃棄物として処分します。

Q.どんな服装で行けばいいですか?

A.どのような服装でも大丈夫です。鍼灸を施す部位は服をまくらせていただきますが、それが難しい場合には着替えをご用意いたします。

Q.鍼はルーツは中国ですか?

鍼の起源は古代中国の石器時代です。当時は鋭利な石器で膿の切開をおこなっており、これが最初の医療器具といわれています。後に動物の骨、竹、陶などで鍼が造られるようになり、紀元前400~200年に鉄、金、銀などの鍼が造られるようになりました。春秋戦国時代以降には、現代にも伝えられているような様々な治療理論が生まれ、鍼灸医学は中国の歴史とともに発展してきました。

日本に伝わったのは飛鳥時代です。明治時代に日本の医学教育がドイツ医学に置き換わるまで、漢方薬とともに日本の医療の中心として重宝されてきました。

欧米では、1972年に『ニューヨークタイムズ』で中国の鍼麻酔が紹介されて以降、鍼灸について盛んに研究されるようになりました。現在では欧米の国民の間にもひろく普及しています。

Q.鍼灸には流派や方式の違いはあるんですか?

A.あります。鍼灸には様々な流派や方式があり、それぞれ理論、技術、得意分野などが異なります。大まかには下記の3つに分類することができます。

1.中国式の鍼灸

太古より中国で行われてきた体系です。陰陽論や五行説などの東洋思想が基盤となり治療理論が成り立っています。現代医学がなかった時代からの体系ですから、幅広い症状を対象に行います。現在でも中国では、鍼灸単独、現代医学と併用のケースも含め、様々な症状、疾患に行われています。

2.日本式の鍼灸

鍼灸が我が国に伝来したのは飛鳥時代。以来、江戸時代末期まで漢方薬とともに医療の主流となっていた体系です。中医学的鍼灸と同じく幅広い症状、疾患に行われます。理論、技術ともに独自の発展を遂げ、日本人ならではの繊細な感覚が活かされ、より心身に優しい施術方法であると言えます。

3.欧米式の鍼灸

解剖学や生理学など西洋医学の理論をベースとし、科学的な立場から鍼灸を捉えた体系です。様々な科学的なデータを裏づけとすることができ、我々現代人にはもっとも理解しやすい法方論と言えるかもしれません。筋肉痛、関節痛、スポーツ障害などの運動器系疾患が得意分野になります。

これら3つの分類のなかでさらに多くの流派にわかれ、それぞれの学術団体の特色をもちながら各々研鑽を積んでいるのです。

となると「どれが一番よいのか?」という疑問が湧いてくるかと思います。これは一概に申し上げることはできません。すでに述べたように各流派の得意分野の違いもありますし、施術者個々のタイプ、患者さんの体質や好みにより相性の良し悪しが異なるからです。

現実的には、知人のご紹介やホームページをみるなどして、気になる治療院の施術内容について調べ、疑問があれば問い合わせなどするとよいでしょう。その際の対応の仕方を見るだけでも、なんとなくその治療院の雰囲気がお解かりになるかと思います。

患者さんと施術家も人間同士ですから、人としての相性も大事にするべきだと思います。患者さんが身体に関する専門的な事柄について判断するのは難しいことですが、そこをいかに解りやすく説明してくれるかどうかに、施術における心配りも反映されるでしょう。前述の情報と、「この先生なら、なんとなく安心できる」という感覚を大事にして、治療院を選んでいただけたらと思います。

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