head_img_slim

お電話にてご予約承ります。
TEL. 03-3454-7270
受付時間:10時~13時 / 15時~19時半
休診日:水曜日、日曜日、祝日

HOME > 症状別ご案内 > ぎっくり腰の方へ

ぎっくり腰の方へ

本ページの目次

1.以下、いずれかに当てはまる方へ
2.考えられる身体の状態
 ● 西洋医学の観点から
 ● 東洋医学の観点から
3.対処法
4.アイシングの方法
5.やってはいけないこと3つ
 ● 患部をマッサージすること
 ● 患部を温めること
 ● 飲酒
6.鍼灸の治療方針
7.「本質的な治癒」とは「身体の声」との調和
 ● 原因が解れば安心して対処できる
 ● 病気は身体からのお知らせ

1.以下、いずれかに当てはまる方へ

・腰が痛くて動けない。
・動くと激痛がでる。
・腰が痛くてき起き上がることもできない。
・腰が痛くて座っていることができない。
・安静にしていてもズキズキ痛む。

ほり鍼灸専門治療室では、このような方々が大勢いらしています。ご参考になれば幸いです。

2.考えられる身体の状態

● 西洋医学の観点から

・腰の関節の捻挫
・腰の筋肉の損傷
・腰の椎間板(骨と骨の間にあるクッション)の損傷

● 東洋医学の観点から

ぎっくり腰を起こした方は、それまでに負担を蓄積していたケースが多いです。内臓の疲れやストレスがあると、腰の筋肉が徐々にこり固まってきます(自覚のない場合が多いです)。そのピンと張り詰めていた筋肉に、最後の一押しとなる負荷が加わると、ぎっくり腰になります。

3.対処法

● なんとか動ける場合

早めに鍼治療を受けることをおすすめします。

● 痛みが強くて動けない場合

移動することが、かえって腰に負担をかける可能性があります。無理をせず、ご自宅で安静にしていてください。

そんな時は、ご自分で「アイシング」をしていただくのがベストです。以下、詳しいやり方を解説します。これをやると、だいぶ楽になります。

4.アイシングの方法

アイシング

1.ビニール袋に氷を10~20個入れ、水を少々入れる。袋の口をしっかり縛る。

2.それを痛いところに当てる。最初の3~5分は、かなり冷たいですが、それ以降は感覚が慣れるので冷たさを感じなくなります。

3.15~20分ほど冷やしたら一旦外してください。長時間やり過ぎると凍傷になる危険があります。ご注意ください。

患部を冷やすことで、炎症によるダメージの広がりを抑え、痛み、熱、腫れをひかせることができます。痛みが強いときは、1時間ほどインターバルをとって、同じ手順を2~3回繰り返すと効果的です。

もし氷が無ければコンビニで買っていただき、袋に入ったまま使用してもかまいません。あるいは保冷剤でも結構です(冷却力はやや下がります)。

5.やってはいけないこと3つ

● 患部をマッサージすること

損傷している組織を引っ掻き回して、さらに壊すことになってしまいます。患部はいじらないようにしてください。

● 患部を温めること

炎症にはアイシングが良いと述べました。逆に温めると炎症は悪化します。良かれと思って、お風呂で温めてしまう方がいらっしゃいます。ご注意ください。

● 飲酒

炎症が起こっている時にアルコールを摂取すると、血管拡張して炎症が悪化します。寝違えが治るまで、飲酒は控えてください。私はこのあやまちを犯し、てきめんに炎症を悪化させた経験があります。(苦笑)

6.鍼灸の治療方針

● 痛みをとることを優先します。

炎症を起こしている患部を中心に施術します。1回から数回治療し、痛みが軽減してきてから、ぎっくり腰の原因である体質改善を図ります。

● 治るまでの期間

損傷の程度によりますが、多くの場合、ぎっくり腰の激しい痛みは数日で治まります。

7.「本質的な治癒」とは「身体の声」との調和

● 原因が解れば安心して対処できる

堀 雅観

鍼灸で心身をととのえたうえで、養生法を実践していただければ、不調は着実に良くなっていきます。

私達の心身の状態は「これまでの生き方の結果」でもあります。不調の原因がご自分で解るようになれば、それを極力生みださないように気をつけることができます。

仮に調子を崩したとしても、原因が解っていれば不安や心配はありません。落ち着いて対処することができます。

また、そんな時こそ鍼灸治療の助けをかりてください。

● 病気は身体からのお知らせ

私は「病気や不調は身体の声」だと考えています。身体が「そろそろ疲れがたまってきてるよ、あまり無理しないで」と教えてくれているのです。その声を素直に受けとめ、治療したり、養生をすれば、こじれることなく回復します。

ですから病気は恐れたり、闘うものではなく、身体からのお知らせなのです。お知らせがなければ、大病するまで不調に気づけません。そう考えると、このお知らせは有難いものです。

身体の声と仲良く生活できるようになれば、安心と感謝の気持ちで生きていけるのではないでしょうか。そのようになっていけたら「本質的な治癒」だと思っています。

あなたが理想の人生を生きられるよう、お手伝いさせていただけたら幸いです。

ほり鍼灸専門治療室
堀 雅観

治療室のご案内

完全予約制です。お電話にてご予約を承ります。

● TEL:03-3454-7270
● 受付時間:10時~13時 / 15時~19時半
● 休診日:水曜日、日曜日、祝日
● 料金:初回 7,000円 2回目以降 5,000円
● 所在:〒108-0073 東京都港区三田3-4-18 二葉ビル804

        

ページトップに戻る