![](http://homepage3.nifty.com/cafemania/images/pix.gif)
|
|
1582 CLIFF CRAFT /CRIFF JORDAN |
ART FARMER-tp CLIFF JORDAN-ts SONNY CLARK-p GEORGE TUCKER-b LOUIS HAYES-ds
1957.11.10 SIDE1
1.LACONIA 2.SOUL-LO BLUES 3.CLIFF CRAFT
SIDE2
4.CONFIRMATION 5.SOPHISTICATED LADY 6.ANTHOROPOROGY
|
![](CLIFCRAFT_thumb.jpg) |
------------------------
1589 FURTHER EXPLORATIONSのところでも書いたが、メンバーを入れ替えたホレス・シルバー・クインテットのシルバーのところにソニー・クラークが座り、テディー・コティックのところにジョージ・タッカーが立てば、メンバリングは同じということになるのが本作である。
これがBN流儀のアルバム製作の一手法と書いたが、本当のところアルフレッド・ライオンがそういう意図を持って組み替えをしたかどうかは定かではない。
只1週間ごとに異なったメンバーを集めてリハーサルし、ルディ・ヴァン・ゲルダースタジオで録音するというBNの製作現場の事情から察して、そういうやり方でスケジュールを組んで人を集め、今回は誰をリーダーとして(リーダーであるからには新曲を持ってくるという必要条件がある)吹き込むかを決定していったという状況からは考え得ることではあった。
果たしてA面は全てジョーダンのオリジナル、B面はチャリー・パカー、エリントンの曲というラインアップできている。
ホレス・シルバーの影響を強く受けた彼のオリジナル曲で、シルバーでも書くようなモダンでファンクなテーマと円熟したソロを聴かせる。聴けば似て非なるだが、「似て」の方に重点がかかる「非」であって、相似した部分の方が多いと思われる。
いやともかくジョーダンの才能の充満したアルバムであるに違いはなく、聴く者を満足させる。
|
![](fatherexplo_thumb.jpg) |
ジョーダンは1549 BLOWING IN FROM
CHICAGOでもう一人のシカゴ出身のジョン・ギルモアとのアルバムをシルバーのバックアップでBNデビューしている。
シカゴは実力あるミュージシャンが多く輩出しているが、この二人を比較してもジョーダンのアタックの強い豪放なブローに対してギルモアのジョーダンに比べると幾分音量不足でそれをカバーして荒くなるという差異を感じる。その差異を嗅ぎ分けた?この時のメンバーであるホレス・シルバーはジョーダンを、アート・ブレイキーはギルモアをメンバーに引っ張っていった。
この時にはBO-TILL、EVIL EYEというジョーダンのオリジナルの他にやはりパーカーのBILLIE'S
BOUNCEを入れているから彼にとってパーカーは特別な存在だったのかも知れない。 |
|
1549 BLOWING IN FROM CHICAGO/CLIFF JORDAN & JOHN GILMORE
|
![](v3_btn059.gif) |
|
|
![](http://homepage3.nifty.com/cafemania/images/pix.gif)
|