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1589 FURTHER EXPLORATIONS/HORACE SILVER |
ART FARMER-tp CLIFF JORDAN-ts HORACE SILVER-p TEDDY
KOTICK-b LOUIS HAYES-ds 1958.1.13 SIDE1 1.THE OUTLAW 2.MELANCHOLY MOOD
3.PYRAMID SIDE2
4.MOON RAYS 5.SAFARI 6.ILL WIND
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1562 THE STYLING OF SILVERから見ると、メンバーが一人変わり、その前の1539 SIX PIECES OF SILVERから見ればフロントからベースまで入れ替わっている。
シルバー・クインテットとして、アート・.ファーマー、クリフ・.ジョーダンのフロント・ラインという、これが唯一なのだが、1582
CLIFF CRATというクリフ・ジョーダンのアルバムのメンバーをみると、シルバーのところにソニー・クラークが座り、テディー・コティックのところにジョージ・タッカーが立てば、メンバリングはほぼ同じということになる。
これがBN流儀のアルバム製作の一手法だが、あくまでこれがホレス・シルバー・クインテットのものであるのは、シルバーのアイデアと曲という点であって、CRIFF
CRATと非常に似た「音」ではあるが、作風は異なったものになったというのは当然の帰結だろう。
クリフ・ジョーダンをBNに引っ張ってきたのは、ホレス・シルバーで、ジョーダンは1549
BLOWING IN FROM CHICAGOでもう一人のシカゴ出身のジョン・ギルモアとのアルバムをシルバーのバックアップでBNデビューしている。
一方、アート・ファーマーのBNデビューは1550 HANK MOBLEY QUINTETでその後シルバーのTHE STYLING OF SILVER、更にソニー・クラークの1570 DIAL S FOR SONNYと続き、クリフ・ジョーダンのCRIFF CRATである。つまりずっとフロントの相手にしてたのは、ハンク・モブレーであったが、ジョーダンのアルバムと本作でクリフ・ジョーダンと組むことになる。
彼の範としてたのは、第一にファッツ・ナバロ、、二番目にマイルス・ディビス、最後にディジー・ガレスピーだったそうである。
そういったBN1500番台の連関を辿って聴くとひと味違って聞こえるかも。
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1582 CRIFF CRAFT/ CLIFF JORDAN
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