BLUE NOTE RECORDS



史上最強のジャズ・レーベル ブルーノート5000番台(52年〜55年)更に1500番台、4000番台と続くモダン・ジャズ黄金時代を代表するアルバム群の数々。アルフレッド・ライオンを創設者とし、ルディ・ヴァン・ゲルダーによるスタジオ録音、更にリード・マイルスによる目映いばかりのアルバム・ジャケット、これらによって目も眩む傑作群が次々と我々を魅了する


 

BLUENOTE 1500
BLUENOTE 4000


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BLUE NOTE RECORS OFFICAL SITE

1589 FURTHER EXPLORATIONS/HORACE SILVER
ART FARMER-tp CLIFF JORDAN-ts HORACE SILVER-p TEDDY KOTICK-b LOUIS HAYES-ds
1958.1.13
SIDE1
1.THE OUTLAW 2.MELANCHOLY MOOD 3.PYRAMID
SIDE2
4.MOON RAYS 5.SAFARI 6.ILL WIND

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 1562 THE STYLING OF SILVERから見ると、メンバーが一人変わり、その前の1539 SIX PIECES OF SILVERから見ればフロントからベースまで入れ替わっている。
 シルバー・クインテットとして、アート・.ファーマー、クリフ・.ジョーダンのフロント・ラインという、これが唯一なのだが、1582 CLIFF CRATというクリフ・ジョーダンのアルバムのメンバーをみると、シルバーのところにソニー・クラークが座り、テディー・コティックのところにジョージ・タッカーが立てば、メンバリングはほぼ同じということになる。
 これがBN流儀のアルバム製作の一手法だが、あくまでこれがホレス・シルバー・クインテットのものであるのは、シルバーのアイデアと曲という点であって、CRIFF CRATと非常に似た「音」ではあるが、作風は異なったものになったというのは当然の帰結だろう。

 クリフ・ジョーダンをBNに引っ張ってきたのは、ホレス・シルバーで、ジョーダンは1549 BLOWING IN FROM CHICAGOでもう一人のシカゴ出身のジョン・ギルモアとのアルバムをシルバーのバックアップでBNデビューしている。
 一方、アート・ファーマーのBNデビューは1550 HANK MOBLEY QUINTETでその後シルバーのTHE STYLING OF SILVER、更にソニー・クラークの1570 DIAL S FOR SONNYと続き、クリフ・ジョーダンのCRIFF CRATである。つまりずっとフロントの相手にしてたのは、ハンク・モブレーであったが、ジョーダンのアルバムと本作でクリフ・ジョーダンと組むことになる。
 彼の範としてたのは、第一にファッツ・ナバロ、、二番目にマイルス・ディビス、最後にディジー・ガレスピーだったそうである。

 
そういったBN1500番台の連関を辿って聴くとひと味違って聞こえるかも。

1582 CRIFF CRAFT/ CLIFF JORDAN
 

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