楽器

① いろいろな鍵盤ハーモニカ

鍵盤ハーモニカは、楽器メーカーにより商標名がちがいます。
ヤマハ(ピアニカ)、スズキ(メロディオン、ハモンド)、ゼンオン(ピアニー)、ホーナー(メロディカ)です。 4社それぞれが、特徴のある鍵盤ハーモニカを作っています。

音域・・・ソプラノ・アルト・バス
鍵盤数・・・24鍵・32鍵・37鍵・44鍵
鍵盤の深さ・・・深いもの、浅いもの
音色・・・柔らかい音色のもの、硬い音色のもの、太い音色のもの
その他、重さ・デザイン・メンテのしやすさなど、メーカーにより違います。

②レッスンで使う鍵盤ハーモニカ

37鍵の鍵盤ハーモニカです。
もしも、既に鍵盤ハーモニカをお持ちでしたら、まずはそれをレッスンに持って来て下さい。
新規購入される場合は、楽器店の店頭かインターネットで購入することが出来ます。
ただし、メーカーにより特徴がかなり違いますので、必ず担当講師にご相談下さい。
上記の楽器メーカー以外の鍵盤ハーモニカが格安で販売されていますが、それはオススメできません。
講師自身は、レッスンやコンサートでのメイン楽器としてヤマハピアニカP37-Dを使っています。ピアニカの中にスポンジを入れて音色をマイルドにして、ヤマハのジョイントとスズキのマウスピース(ホース)を合体させホースを好みの長さに切り、ストラップで斜めがけにして、楽器を自分用にカスタマイズしています。
鍵盤ハーモニカでどういう表現がしたいか、どういう楽器編成の中で吹くのか、音色の好み、メンテナンスに関することなどを考慮して、自分に合うものを選ぶことが大切です。

ヤマハピアニカP37-D スズキハモンド44とスズキアンデス スズキバス

ヤマハピアニカP37-D

スズキハモンド44と
スズキアンデス

スズキバス



③ 楽器のメンテナンス

吹いたあとは、楽器の中に水蒸気がたまっています。
逆さまにして水分を取り、ケースに入れず置いておきます。 マウスピースは、洗って自然乾燥させます。
講師は、演奏指導と共に楽器調整を行います。 リードのピッチ調べ、調律(リードを削る)、リード交換など、良く調整された楽器は、演奏者の表現要求に応えてくれます。
教室にて年に1度、調整会を行います。大切な楽器を常に良い状態に保って、気持ちよく演奏しましょう。
特に問題がなくても年に1度は必ず中を開けて点検・調整をします。ただし、調整会までに1音だけピッチが狂ってしまった場合などは、レッスン後すぐに調整いたします。