都心と気候が違う
住民の方ならうなずいてくださると思いますが、聖蹟桜ヶ丘の気候って、都心と少し違いますよね。
その日によりますが、気温はだいたい2度か3度、時には5度くらい都心より低いことがあります。たいして距離は離れていないのですが、都心の海洋型気候に対して、内陸型気候ということになるのでしょうか。
アスファルトとコンクリートで固められた都心に比べて、緑と土が多いことも関係ありそうな気がします。
夏はそれほど違いを感じないですね。都心が35度で、こちらが32度だとしても、暑いことに変わりありません。
違いを感じるのは冬。特に雪が降ったときです。東京はめったに雪が降らないところとされていますが、2~3年に一度は大雪が降ります。大雪といっても10センチか20センチ積もって翌日からすぐにとけ始めます。そのとける速さが違うのです。
朝、雪を踏みしめながら聖蹟桜ヶ丘を出て、都心に出かけて行くと雪がほとんど残っていない。
「あれ?もうとけてるんだ」と思って、京王線に乗って帰ってくると、だんだん窓の外が雪景色に変わっていく・・・ なんてことがあります。
(2005年7月)
(2010年4月訂)
(2014年6月訂)