2月22日(2020年)に京王線のダイヤが変わりました。
目玉は、京王ライナーの増発です。朝の新宿行きに1本、夕方の新宿発(京王八王子行き)が2本追加されました。
複々線がほとんどない京王線がさらに輸送力を上げるには工夫が必要です。通勤時間帯のぎゅうぎゅうに詰まったダイヤの中にさらにライナーを織り込むのは大変なご苦労だったでしょうね。
しかしこれ以上のライナー増発は難しそうです。追加料金を払ってでも乗りたくなる魅力を保つために、量を増やした後は、質の向上に取り組む必要があるかもしれません。
残念なことに、予約なしで堂々と乗車する人、車内で食事をしたり缶チューハイをぐいぐい飲むような人がいます。最初の頃は見かけませんでしたが、少しずつ増えているようです。
京王ライナーの魅力は快適な空間と時間を確保できることにあるはず。すわれさえすれば雰囲気が悪くてもOKという人は少ないと思います。自分の席の近くで言い争いが起きたり、食べ物やお酒のにおいが漂ってきたりしたらガッカリです。
そういうことへの対策はほとんど見られません。実情に合わせた対応を期待したいですね。
(2020年3月)