メインページへ簡易GP-IBコントローラの紹介 |
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安価に自作できて簡単に使える簡易GP-IBコントローラの紹介です。以下に特徴を示します。
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動作確認測定器
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回路と製作安価で入手しやすい部品で設計しましたが、唯一GP-IBコネクタのみが入手しずらいです。私の
場合は共立電子さんにメールで問い合わせしたところ、取り寄せてもらえるという返事を頂いた
ので共立電子さんから購入しました。 |
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簡単な使い方ハイパーターミナルで動作確認本体の赤いLEDを点灯させて動作確認をします。接続後にコマンドを1個入力するだけです。 GP-IB制御確認測定器固有のコマンドを送信して制御を確認します。準備のためのコマンドを2〜4個と 測定器のコマンドを送信するoutコマンドを1個入力します。 (必要に応じて参照してくださいコマンド一覧) 制御対象の測定器は、それぞれのマニュアルにしたがってGP-IB制御ができるように設定 し、パソコン、簡易GP-IBコントローラ、測定器を接続しておきます。 簡易GP-IBコントローラの準備は以下の手順で行います。
以上で準備は完了です。この後はoutコマンドを使用して測定器固有のコマンドを送信することに より、測定器を制御することができます。
測定器が指示通り動作すれば確認OKです。 測定器からのデータ受信データの受信は「測定器に対するデータ出力指示コマンドの送信」→「データ入力 コマンド(inコマンド)の実行」で行います。(*「測定器に対するデータ出力指示コマンド」 が不要の場合もあります。求めるデータの種類や測定器によって違いがあります。) 測定器に対するデータ出力指示コマンドは測定器固有のコマンドです。よってoutコマンドを 使って送信します。
測定器から送られてきたデータがハイパーターミナルに表示されればOKです。 |
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単独で動作させてみる制御したい内容をハイパーターミナルを使って動作確認できたら、それをもとに簡易GP-IB コントローラ単独で測定器を制御することができるようになります。設定に必要なものは テキストエディタ(ノートパッドで十分です)とハイパーターミナルです。 どのように制御させたいかをテキストファイルで記述し、転送することによりスイッチなどに コマンドを割り当てます。以下の例を使って解説を進めます。
コマンドファイルを転送するコマンドファイルが完成したら、簡易GP-IBコントローラにダウンロードします。詳しくは ファイル転送モードを参照ください。 簡単制御の実践コマンドファイルの転送が完了すれば単独動作の準備は完了です。測定器と接続すれば 簡単なボタン操作で測定器を制御することができるようになっているはずです。詳細は ローカルモードを参照してください。また、測定器からの データの入力と保存については測定データとレコード を参照してください。 以上で簡単な使い方の説明はおしまいです。上記では説明していない動作モードのことや より詳細な解説は簡易GP-IBコントローラ解説を参照してください。 PICマイコンのプログラムはこちらよりダウンロードできます。 トランジスタ技術2004.1投稿記事 |