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 1月31日(金)晴れ
 

 朝は路面が凍結していましたが、日中は春のような陽気となりました。

 年少のAちゃんは今日は朝から何回も泣きました。
 持っていた竹の棒を無くしてしまったり、転んだり。
 10時頃、山道の途中でおやつを食べました。ラムネを1つずつもらいました。
 ラムネはピンクや青や黄色や透明のセロファン紙に包まれていて、子どもたちは好きな
 色を選びました。ラムネを食べ終わった後は、そのセロファン紙をねじってリボンや
 蝶にしたり、眼鏡にしたりしてあそびます。
 Aちゃんは黄色のセロファン紙を持っていましたが、もう一枚欲しくなりました。
 でも、みんなそれぞれ持っているので、余分にはありません。それで泣いてしまいました。
 山道の途中で立ち止まり、大きな声で泣き続けるAちゃん。
 その声を聞いて、みんなが「どうしたの」と駆け寄りました。
 Aちゃんの泣く理由がわかると、年長のIちゃんが「大きい子があげればいいじゃん」と
 言いました。私は「でも、大きい人だって欲しいもんねえ」と言いました。
 すると、年長のY君が自分の持っていた黄色いセロファン紙をAちゃんに差し出しました。
 Aちゃんはそれを受け取り、泣き止みました。
 その後Y君が歩いてIちゃんの近くに行くと、IちゃんはY君の顔を両手で包み、
 「えらかったね」と言いました。保育者のようなIちゃんでした。

 いつも楽しんでいたスケート場の氷が溶けていないか心配でした。みんな、棒や石で触って
 みたり、そうっと足でのってみたりして確かめました。
 昨日の雨や今日の暖かさで氷は薄くなっていました。今日は残念ながらスケートはせず、
 くじら雲へ向かいました。

 今日も日当たりのよい畑にテーブルを出してお弁当を食べました。
 食後は木に登ってくつろいだり、くじら雲のバレイアがくれたきんかんをいただきました。
 年長児は卒園製作の時計作りの続きをしました。


 1月30日(木)曇り後雨


 朝、散歩に出かけました。寒くはなかったのですが、風が強く、堤防を歩くとなかなか
 進まない感じでした。

 公民館のお部屋でM君のお誕生日のお祝いをしました。
 公民館での生活には、すっかり慣れた様子で、部屋に入ると、自分の脱いだ上着などを
 畳んでロッカーにしまい、カルタや紙飛行機作りなど好きなことを始めました。
 それが一段落したところで、お誕生日のセレモニーを始めました。
 M君のお父さん、お母さん、まだ赤ちゃんの妹も参加してくれました。
 女の子たちはM君の妹を囲んで反応を楽しんでいました。
 M君のお母さんがみかんたっぷりのゼリーと2種類のクッキーをみんなにくださいました。
 昼食後はポンポン鳥作りや紙鉄砲作り、年長児は紙作りの準備などをしました。


 1月29日(水)晴れ


 朝は冷え込みましたが、暖かい1日になりました。

 年少のAちゃんがお母さんからなかなか離れられないでいると、年中、年長のお兄さん、
 お姉さんが声をかけてくれ、Aちゃんもお母さんと離れることができました。

 山道を歩くのにも暖かく、みんな道に座ったり、ゆっくりペース、なかなか進みませんでした。
 昨日のスケート場に行きたいと言いながら、歩みはゆっくり。松の木が切られた跡には、
 松の幹の輪切りやスイカの形などがあり、それを拾って持ち歩く子どもたちでした。
 「もう、溶けているかも」と心配しながら、年長のIちゃんがみんなより先に行って見てみると
 「まだ、ある」と教えてくれました。
 氷にのって調べてみると大丈夫だったので、みんなリュックサックを置いて氷の上におりました。
 スケートは2日目でしたが、みんな今日の方が上手に滑っている感じがしました。
 友達と一緒に手をつないで滑る子、片足で回る子、ひと滑りしてから、くじら雲へ向かいました。

 今日は暖かかったので、日当たりのよい畑にテーブルを出して、お弁当を食べました。
 部屋に入って食べる子もいましたが、食べ終わるとすぐに外へ出てきました。
 ブランコに乗ったり、泥んこでごちそうを作ったり、みんなで「だるまさんころんだ」が始まり
 ました。
 
 年長のIちゃんとNちゃんは、時計作りの続きをしました。切りかけだった時計の文字盤の続きを
 しました。先に切り終えたIちゃん、NちゃんもIちゃんのように切り終えようと一生懸命でした。
 IちゃんはNちゃんが切りやすいように文字盤を固定していた机を抑えてくれました。

 帰り道、走って下ると暑くなり、上着を脱いだり、水を飲んだり。
 年少のAちゃんは松の幹の輪切りをビニール袋に入れ運んで行きました。重くて運べないけど、
 持って帰りたい。年少のKちゃんが一緒に運んでくれました。


 1月28日(火)晴れ

 今朝も冷え込みました。でも、気温はぐんぐん上がり、子どもたちは山の中腹で
 上着を脱いだり、手袋を外したりしました。
 子どもたちと一緒に歩いていたAちゃんのお父さんが途中、道から外れ、山の中の
 方へ入って行きました。しばらくすると、みんなのところへ戻って来て、
 「氷が張っているところ、あるんだね」と言いました。
 いつも、冬に子どもたちと探検する所だと思いました。「スケート、やればいいね」
 と言われたので、「Tさん、氷にのってみて」と試してもらうと「大丈夫」と答えが
 返ってきました。
 みんなでおそるおそる氷にのってみると、本当に頑丈な氷だとわかりました。
 それでも「もし、ミシミシって音がしたらすぐに戻ってね」と声をかけました。
 そこは池ではなく湧水が溜まる場所なので、万が一氷が割れても足が濡れる位な場所
 です。
 いつもはこんなに広く凍らないのに、この冬は冷え込んでいるからなのかなあと思い
 ました。

 20人ぐらいで滑ってもゆったり滑れる天然のスケートリンクで、しばし、氷の感触を
 楽しみました。ずっとスケートを楽しんでいたかったのですが、お昼が近づいてきた
 ので、くじら雲へ向けて出発しました。
 お弁当を食べた後は畑の横でサッカーをして楽しみました。グランドみたいに広くあり
 ませんが、子どもたちは機敏に体を動かして楽しんでいました。
 帰り道はすっかり春のような陽気で「はるよこい はやくこい」と春の歌を歌いながら、
 山道を下りました。


 1月24日(金)晴れ


 公民館のお部屋をお借りして、ポンポン鳥作りをしました。
 一段落して、お散歩に出かけました。いつものように服装を整えて
 外へ出ると、暑くて、手袋も上着も脱いだ子どもたちでした。
 春のような暖かさの中、のんびり犀川の土手を歩きました。
 いつも、見ている景色を反対側から眺めました。


 123日(木)晴れ


 三九郎を燃やしました。

 昨日組み立てた三九郎にだるまを飾りました。

 火をつけると、R君のお母さんが三九郎の歌を歌ってくれました。

 三九郎が燃え始め、しばらくすると、「パンッ」と竹がはしける音がしました。花火

 のような音が何度も聞こえました。

 炎が落ち着いてきたところで、繭玉の形のお団子を柳の枝にさし、焼いて食べました。

 お昼のお弁当の後、残った三九郎の熾き火でマシュマロも焼いて食べました。


 1月22日(水)晴れ


 朝は冷え込みましたが、よく晴れ、陽の光の暖かさを感じました。
 今日も山道を歩き、11時前にくじら雲へ到着し、年長児を中心に三九郎
 作りをしました。
 昨日切った竹を年長児が1本ずつ持ち、1人が縄を引っ張って、自分達の背
 より高い円錐形の三九郎を建てました。
 骨組みができると周りに縄を張り、そこに藁をかけたり、しめ縄飾りを巻い
 たりしました。
 明日は三九郎を燃やす予定です。子どもたちはその火で米粉で作った繭玉を
 焼いて食べるのを楽しみにしています。「マシュマロも焼きたいなあ」と
 言う子もいました。
 
 帰り道も昨日のように下り坂をかけ下りて行きました。
 大人たちは「よく転ばないね」と感心していました。
 すっかり眺めがよくなった景色を眺め「やっほー」「たーまーやー」と叫ぶ
 子どもたち、山の下の集落に住むおじいちゃんが「くじら雲の子どもたちが
 戻って、山がにぎやかになった」と話したそうです。


 1月21日(火)晴れ


 ここ数日の冷え込みが緩み、暖かく感じた1日でした。子どもたちも山道を
 登りながら、暑くなり、スキーウェアからレインコートに着替えました。
 歩き方も、のんびりペースで景色を眺めたり、枝や蔓で何かを作ったり、
 雪を集めて雪玉を作ったりしました。

 今朝は1年ぶりにくじら雲の「バレイア“Baleia”」からほう葉の手紙が届きま
 した。バレイアは毎年この季節に訪れるクジラの形の雲です。
 いつも、子どもたちの姿を空から眺め、応援してくれます。
 毎朝、山の下の集合場所にほう葉の手紙が届けたり、くじら雲の家にプレゼント
 を届けてくれます。
 子どもたちがくじら雲の家に到着すると年長のT君がバレイアのプレゼントを
 見つけました。手が届かない所にありましたが、何とか取ろうと考えました。
 年長のIちゃんと力を合わせ、T君がIちゃんをおんぶしたり、抱っこして、
 やっと手にしたプレゼントは干し芋でした。
 お弁当の後、薪ストーブで焼いてみんなでいただきました。

 今日は近くの竹やぶから竹を5本いただいてきました。明日はいよいよ三九郎の
 組み立てです。

 帰りはカーレースのように山道をかけ下りていった子どもたちでした。



 1月20日(月)晴れ


 2ヶ月振りに押野山に戻りました。みんなこの日を楽しみにしていました。
 今朝も冷え込みましたが、おうちの人たちに見送られ、元気に歩き出しました。
 山道を登るにつれ、松の木が無くなった景色が広がりました。さすがの子どもたちも、
 あまりの景色の違いに驚いたようにはじめは言葉を失っていました。
 しばらくすると、山の下を見渡し、「あやめ公園」と指さしました。
 年中のMくんは「この前はあそこにいたんだよね」と先週までのことを思い出して
 言いました。
 山道には松の枝や松の皮が落ちていました。子どもたちは面白い形の物を拾いました。
 次々に面白いのを見つけるので、持ち切れなくなり、誰かに持ってもらおうと頼む子
 もいました。年長のSちゃんは松ぼっくりを拾い集めました。
 年長のNちゃんは枝つきの松ぼっくりに雪を詰めて、花のように作りました。
 まだ、伐られた松を運ぶ作業がされていました。重機のキャタピラーに興味を持って
 観察する子どもたちでした。

 久し振りのくじら雲に到着すると、大好きなブランコを交代で乗りました。
 焚き火を囲んで朝の会もしました。

 帰りの山道も今日は列を作らず歩き、やっと我が家に帰ってきたような気楽さを感じた
 のではないかと思います。


 1月17日(金)晴れ


 今朝も冷え込みましたが、朝の会を終えると服装を整え、グランドへ行きました。
 日陰に雪が残っていると、雪玉を作り始めました。「見てー」と呼ばれたので見に
 行くと、茶色いお団子が並んでいました。「お団子?」「クッキーだよ」

 久し振りに「きつねとひよこ」の鬼ごっこをしました。年少のAちゃんがきつねに
 なってひよこたちを追いかけました。なかなか捕まえられませんでしたが、
 根気よく追いかけて何とか1匹捕まえ、きつねが増えました。
 そこへ、タウン情報の記者の方が「もうすぐ1年生」の撮影に来てくださいました。
 鬼ごっこを中断して、犀川の土手に移動しました。
 年中、年少児は「雪だるま」の歌とダンスで年長児を笑わせました。

 撮影を終える頃、松本大学の先生やお兄さん、お姉さんが来て、一緒にグランドに
 戻りました。スポーツが得意なお兄さん、お姉さんとサッカーを楽しみました。

 公民館の部屋に戻って、お弁当をいただきました。
 食後はすっかり仲良しになったお兄さんとお姉さんに体丸ごと使ってあそんでもらい
 ました。

 帰る前にはみんなの足裏の写真を撮りました。初めての機械に心配になる年少児も
 いましたが、友達と一緒に足裏撮影をしました。


  116日(木)晴れ


 小正月に食べる小豆粥を作りました。

 お米を計量カップで量り、お米をとぎました。笊にあげたお米を土鍋に入れ、煮た小

 豆を加え、水と塩を入れて焚きました。

 その間に野沢菜や大根、瓜の粕漬けも切ってお皿に盛りつけました。デザートのリン

 ゴも切りました。

 小豆粥を初めて食べる人もいましたが、「おいしかった」「漬物と一緒に食べるとお

 いしいね」と言われました。


  115日(水)晴れ


 年中T君のお誕生日のお祝いをしました。

 T君のお父さんがT君の写真を桜の枝につけて飾ってくれました。

 T君のお母さんは温かいうどんと冷たい杏仁豆腐をみんなに用意してくれました。う

 どんにはさつま芋の天ぷらや油揚げものっていました。

 T君のお父さんがギターやウクレレを持って来て、演奏もしてくれました。午後、椅

 子取りゲームをする時にも演奏してくれて、椅子取りゲームをやる人も見る人も楽し

 みました。


 1月14日(火)晴れ


 朝、氷点下10度まで冷え込みました。
 10時半頃、万全の服装で外へ出ると、陽の光が暖かく感じました。
 先週作った雪だるまや雪の家がどうなっているか、見に行きました。
 丘の雪はすっかり溶け、芝生が見えていましたが、大きな雪だるまと雪の家の下の方は
 残っていました。
 自分が作った大きな雪玉が残っていた年少のKちゃんは、一緒に作った年少のAちゃん
 に知らせようとAちゃんの姿を探しました。
 ところが、Aちゃんはオーバーズボンを履くのに時間がかかり、まだ到着していません
 でした。
 しばらくするとAちゃんが道を歩いて来るのが見えました。Kちゃんは「Aちゃ〜ん」
 と大きな声で何度も呼んで手招きしました。


  110日(金)晴れ


 親子で新年会をしました。午前中は節分に使う角箱作りをしたり、大人に教えてもら

 いポンポン鳥作りをしました。

 年長児は卒園証書の紙作りもしました。手形、足形を取った後の障子紙を細くちぎっ

 たり、ハサミで小さく切ってリサイクルをする準備をしました。みんなでおしゃべり

 しながら、途中で羽を伸ばしながら、根気よく続けました。

 昼食はポトラックパーティー、お母さんたちが1品ずつ腕をふるってくれました。も

 ちろん、どれもおいしく、たくさんの種類のごちそうに話しも弾みました。

 午後はお母さんたちが歌やハンドベルの演奏、大型絵本の読み聞かせをしてくれまし

 た。ハンドベルの演奏はとてもきれいでアンコールの声も出ました。

 新しい年の始めに楽しい時間をみんなで過ごすことができました。

 



  1日(木)晴れ

 

 19日間の冬休みが終わり、新しい年を迎えて初めてのくじら雲でした。そして、今

 シーズン初めての雪が積もりました。

 朝、公民館に集まった後、すぐに丘のある公園へ行きました。そりを滑るには水分が

 多かったのですが、雪だるまや雪玉を作るにはぴったりの雪質でした。

 子どもたちはすぐに大きな雪だるまをあちこちで作りました。何体も雪だるまができ

 ると雪だるまの家族のように「お父さん、お母さん、子ども、赤ちゃん」などと言い

 ました。年長のSちゃんは昨年作った雪の家作りを覚えていて、雪玉を何個も積み上

 げ、円いおうちの壁を作りました。

 

 もっと、雪遊びをしたかったのですが、今日は昼食に鏡開きと餅つき機での餅つきを

 する予定で、みんなお弁当を持って来なかったので、1時間程して公民館のお部屋へ

 移動しました。

 いつもは蒸籠でもち米を蒸して、臼と杵で餅つきをするのですが、今日は特別に餅つ

 き機を使いました。もち米が蒸されると一口ずつ味見をしました。機械での餅つきは

 早く感じ、見る間にご飯がお餅になる様子を興味深く見ていた子どもたちでした。も

 ち米を蒸している間にとんかちで鏡餅を割りました。

 調理室では年長のNちゃんが海苔を切ったり、Sちゃんがリンゴの皮むきに挑戦し、

 準備を進めてくれました。

 つきあがったお餅を調理室へ運ぶと、年中のR君と年少のM君がきなこを付け、年中

 のKちゃんと年少のAちゃんが醤油をつけてくれました。

 出来上がったものを再び、部屋へ運び、みんなでいただきました。片付けをしてくれ

 たスタッフのKさんやR君のお母さんがみんなの所へ来ると、子どもたちは2人に

 「お先に」と言いました。

 あんこ、きなこ、醤油の海苔巻、鏡餅を焼いて醤油をからめたものをみんなでいただ

 き、1年の健康を祈願しました。