めだかのぺ〜じ
だめだめ飼い主の「ヤマトヌマエビ繁殖」
+++ 抱 卵 +++
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抱卵してから、親エビを卵放出のために隔離するまでの過程について書いています。 慌てふためいていた私が言うのもなんなのですが、親エビが卵を放出するまでに1ヶ月近くあるので、卵の変化する様子などをじっくり楽しむとよいと思うのです。

■ 飼育環境

簡単に親エビ水槽の環境について書いておきますが、実は可哀想なくらいしょぼいというか、ひどい環境で飼育していました。毎年メダカの繁殖シーズンには、ヤマトヌマエビがメダカの卵を食べてしまうので小さな水槽に集めていたのです。6月、8月と延べ7匹が抱卵しましたが、飼育環境が繁殖に適していたとはとても思えません。繁殖しやすい環境があるのでしょうが、こんな環境でも繁殖するというご参考になるかもしれません。

1.抱卵

抱卵

ヤマトヌマエビ抱卵初期の卵は透明度の高い白色です。写真の通り、お腹の辺りがうっすら盛り上がります。紫色に見えたりもしますが、光の屈折加減によるのだと思います。

水質が変わると卵を放出してしまうこともあるようです。隔離して単独で飼育した方がよいという意見がありましたが、小さなペットボトルの隔離水槽の水質を1ヶ月間も維持する自信がなかったことと、水槽事情もあり、直前まで他の親エビと一緒に飼育していました。どうしても隔離する必要はないように思いました。

抱卵中の飼育

振り返ってみれば、抱卵前と変わらない飼育方法でした。餌を栄養価の高いものに変えたり、量を増やしたりすることもありませんでした。ただ水質が変わると、親エビが卵を放出する場合があるので、水換えは普段より時間をかけて行いました。

抱卵中のメスは警戒心が強いのか、はたまた食欲が旺盛ではないのか、餌をあげてもなかなか水面近くに上がってこず、餌を食べ終えるとさっと底にもぐってしまいます。オスや抱卵していないエビだと、お腹が空いている時は水槽に近づいただけで水面に上がってくることもあるのですが、抱卵した親エビはもっぱら底に沈んだ餌を探し回っていました。

2.発眼

発眼

ヤマトヌマエビ抱卵している卵に目ができることです。卵の色が白から灰色に変化し、透明感がなくなります。このサイトの写真では、抱卵直後の卵は薄い紫色で透明感があったのですが、はっきりとした白っぽい色(灰色にクリーム色が混ざったような色です)に変わっています。

抱卵してから約1週間で発眼するということです。ブログには、卵を発見が6月21日、発眼したと思ったのが26日と書いていますから、5日目に発眼したことになりますが、日ごろから観察不足気味なのでこれについてはよく分かりません。もし来年も抱卵したら、よく観察してみたいと考えています。

無性卵

無性卵だと、発眼しないで脱卵してしまいます。8月に2度目の卵を発見したのですが、3匹抱卵してはずなのにしばらくすると1匹しか抱卵していませんでした。その後9月になって抱卵していた4匹がほぼ同時に卵を放出したのですが、どこかに隠れていたのか、それとも一度脱卵していたのか。( ̄^ ̄)ふーむ。。。

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