画像の一部だけ色を変える無料ツールとペイント

シミがあるpngファイル紙ベースのデータをコンビニ スキャナーで読み取り、電子データ(pngファイル等)として保存すると、右図のようなシミが出てしまう事があります。

このシミがあるpngファイルをシミがないpngファイルに変換する無料ツール(画像の色を変える-無料オンラインサイト)を使うと、下のような状態にする事ができます。変換後のシミがないシグマ麹町法律事務所の履歴事項全部証明書

シグマ麹町法律事務所の履歴事項全部証明書を例に説明します。

画像の色を変える-無料オンラインサイト-バナー工房の概略

画像の色を変える-無料オンラインサイト(バナー工房)へ行って、以下の操作をします。

  1. 画像を選択するをクリックし、自分のパソコンからpngファイルを選ぶ。(jpgなども可)
  2. 画像を加工するをクリック。
  3. 左の色変更をクリック。
  4. 下へスクロールして、置き換える色・近似値(推奨4-8)・隣接を指定します。
  5. 色を変更したい画像の場所をクリック。
  6. 一番上の右にある保存をクリック。
  7. フォルダに表示あるいはC:\Users\Owner\Downloadsを開く。
  8. ファイル名は「3310ZMpqvKeI0aL1709286657.png」等のように、ランダムな名前が勝手に付けられていますので、判り易い名前に変更して使います。

画像の色を変える-無料オンラインサイトを使用する時の注意点

  • 近似値(推奨4-8)

    値を4にすれば、早く操作は終了しますが、1で行なう方が間違いが少ないと思います。

  • 隣接

    隣接外の同色も処理の方が、早く操作は終了します。

  • 色を変更したい画像の場所をクリック

    ブラウザの右上の…をクリックして、ズームで拡大すると、判り易いかもしれません。

  • 履歴

    下へスクロールすると、「履歴」「加工前の画像」というのがあります。その中から1つをクリックすれば、前の状態に戻れます。

使用する時のちょとした工夫

  1. 白い部分を赤く塗りつぶした状態冒頭のキャナーで読み取ったpngファイル(白黒の画像)の概ね白い部分をペイントの塗りつぶしで赤くします。(右図)

    この時、人間の目では赤く見えても、完全な赤ではない事があります。色の編集で、R:255 G:0 B:0を指定しましょう。

    黒い罫線はペイントで青い線に変えてあります。

  2. 左下の図をコピーして、右上の図の余白に貼り付けます。(右下図) グレースケールを白い部分を赤く塗りつぶした図に貼り付けたものグレースケール

    左の図の□の中は、R:254 G:254 B:254からR:230 G:230 B:230で塗られています。

  3. 右上の図を画像の色を変える-無料オンラインサイトで、選択する画像に使用します。
  4. 254の下の四角をクリックした状態画像を加工する→色変更、置き換える色を#ff0000、近似値を1、隣接外の同色も処理にして、254の下の四角をクリックします。右のような状態(図4)になります。

    近似値=1は、R:254 G:254 B:254からR:251 G:251 B:251までのピクセル(ドット)が処理の対象になります。

  5. 250の下の四角をクリックした状態同様に、250の下の四角をクリックして、245の下の四角をクリックします。右のような状態(図5)になります。

    R:246 G:246 B:246からR:243 G:243 B:243までのピクセルが処理の対象になります。

    図4と図5の比較図4と図5の一部を拡大したのが上図です。緑のの中の白いドットが、図4の15点から図5の11点に減少しています。

  6. 上記4、5の操作を240の下の四角をクリックする等、適当なところまで繰り返し、置き換える色を#ffffff(白)にして赤色の所をクリックすると、下図のような状態になります。赤を白に置き換えた状態

  7. 上記画像を保存します。ペイントで、赤色の部分を白で塗りつぶし、不要な所を四角形で塗りつぶし、細かい所を手作業で修正すれば終わりです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。