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桃山工作所−インクラインで築堤編                           

 不器用な管理人が、小工作に取り組みます。あまり参考にはなりませんが、恥ずかしくて人に聞けないことを管理人の失敗例からご紹介します。なお、当鉄道管理人のあまりの知識不足に、お客様の開いた口が塞がらなくなった場合でも、当鉄道は何ら責めは負いませんのでご了承下さい。また、工作所に記載した加工等を参考にされる場合には、各人の自己責任にてご実施されるようお願い申し上げます。
 

1.長編成が登れない勾配を何とかしたい
旧レイアウトの4%勾配の高架線から3%勾配のインクラインを設置
 
撮影:2006/06-2009/04
 当鉄道の旅客車輌は、現在まで7輌編成が最長です。従ってこの4%の勾配は、問題なく登坂出来るはずなのですが、「スーパーひたち」のように室内灯がついた車輌は、結構唸りながら速度が落ちてきます。これを防ぐため3%の勾配のインクラインを導入することにしました。しかし、このままではあまりにも見栄えが悪いので改修工事に入りました。
築堤の法面を加工しました。
撮影:2009/09
 築堤の法面を削りました。理想とする角度とはなりませんでしたが45度から60度くらいにおさめました。また、駅周辺では用地不足のため垂直部分も存在します。
恒例のティッシュ貼りです。
撮影:2009/09
 法面補強と言うより、隙間隠しとなるティッシュ貼りの行程です。通常当鉄道ではフォーリッジなどを貼り付ける前に緑色のアクリル塗料を吹き付けます。しかし、発泡スチロールやカネライトフォームは溶けてしまうため直接吹き付けることが出来ません。本などによるとブラスター(石膏付きの布)を薦めていますが、かなり高価なため、当鉄道ではNゲージ天国豊橋店の店長様から教えて頂いたティッシュ貼りの技法を利用しています。


下地塗装完了。
撮影:2009/09
 新聞紙でマスキングをしてから市販の緑色のラッカーを塗布していきます。マスキングを取り除くとこんな感じです。
煉瓦の擁壁を設けました。
撮影:2009/09
 垂直部分には、煉瓦の擁壁を設けました。この煉瓦は、マット紙に印刷した物です。縮尺は、Nゲージに合わせると単に茶色の壁のように見えるため写真写りも考えてかなり大きめにしています。
 この後、白く見える発泡スチロールの橋の改修とフォーリッジでの法面の緑化(植栽)工事と架線柱工事となります。
発泡スチロールの橋を改修
撮影:2009/09
 GMの橋をカーブ状に加工しプラ板を橋床として橋を改修しました。やはり白い発泡スチロールを置いただけよりはかなり感じになりました。左の写真にカーソルを合わせていただければもう少し上の角度から見たところがご覧頂けます。
動画館へ 桃山工作所-動画館

 動画が見たいというご意見を頂いて、列車の開放・連結を収録してみたところ判りやすいとのご評価が寄せられました。そこで、動画を取り敢えず桃山工作所の付属動画館として新規に設置することとしました。

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