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桃山電気鉄道(架空鉄道ももてつ)は、鉄道好きな管理人が作るNゲージ上の架空の鉄道会社に関するもので、如何なる実在の団体・会社
等とも何ら関係はありません。 |
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桃山工作所−道路を造ろう編 |
まず最初に当鉄道の市街地の道路については、既にご承知の通り裏辺研究所様の「日本の旅・鉄道見聞録」のアーカイブから道路を使用させて頂いております。この道路は、敷設するだけでグンと市街地が引き締まってカッコ良くなる優れものです。Nゲージの道路を無料でダウンロードでき、また、改造も自由とのことで感謝申し上げる次第です。ちなみに官庁街・商業地域も同様な方法で製作しましたが、夢中で経過を撮影していなかったため住居地域でご覧下さい。
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不器用な管理人が、小工作に取り組みます。あまり参考にはなりませんが、恥ずかしくて人に聞けないことを管理人の失敗例からご紹介します。なお、当鉄道管理人のあまりの知識不足に、お客様の開いた口が塞がらなくなった場合でも、当鉄道は何ら責めは負いませんのでご了承下さい。また、工作所に記載した加工等を参考にされる場合には、各人の自己責任にてご実施されるようお願い申し上げます。 |
解決すべき今回の課題
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1.道路と建物の段差を何とかしたい |
撮影:2010年4月 |
トミーテックジオコレのストラクチャーを道路に置くと、こんな段差(約3ミリ)ができてしまいます。小さな自動車なら底を擦っても出庫できないかも。
ついでになんと商店長屋では段差が約6ミリもありました。もっとも商店長屋には駐車スペースは存在しませんが・・・・・
この段差を無くしたいと考えました。
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2.道路のタワミ・シワを無くしたい。 |
撮影:2007年1月 |
当鉄道では、インクジェットで印刷して、当初は紙片の端に両面テープを貼って固定していました(写真)がタワミができてしまいました。次に木工用ボンド、最近はポスター用のスプレー糊を使用していましたが、時間が経ってからのシワが気になっていました。
たぶんスレート屋根のみで通気孔から直接風が入り込む屋根裏だからだと思いますが、道路に使用した薄い普通紙が乾きと湿りの繰り返す事によって起こるのだと思います。
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課題を踏まえて道路を造ります。
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1.素材はポスターパネル材 |
撮影:2010年4月 |
ポスターパネル材は、糊加工(粘着)が施された「ミラパネエース」と云うものを利用しました。これにより道路の用紙を印刷以外に再度濡らすことが無くなります。
タワミの原因が普通紙を使ったことによると思ったため、今回はマット紙を使用しました。
この「ミラパネエース」は、マット紙の厚みを含めて6ミリ程度で、ちょうど水田と道路の高さぐらいになります。
既に一部道路が貼られていますが、剥離紙をはぎ取るのはずっと後です。
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2.先ず建物の配置を考える |
撮影:2010年4月 |
「ミラパネエース」の上に配置する建物を仮に並べてみます。基本となる道路に効率的に配置できるよう考えます。また、当然のことながら当鉄道の緑と赤の線路がこの住宅地域を囲むようにして敷設され、青の線路が真ん中を走ります。また背後には山が構えています。
これらのことを考慮に入れながら配置していきますが、直接レイアウト自身を切削加工するのではありませんので、簡単にやり直すことも可能です。今回は、住宅地ということでセンターラインのない道路と交差するよう改造させていただきました。また、幹線道路には、公共施設・店舗・金融機関などを多めに配置しました。
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3.建物敷地部分をカットする |
撮影:2010年4月 |
道路部分を残し歩道部分の一部を残し、配置を決めて建物の敷地部分をパネルから切り取ります。画像はパネルを仮置きしていますが、カット作業はカッティングシートの上で行います。
建物のレベルは道路の高さに合わせて嵩上げしています。 |
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4.道路が姿を現しました。 |
撮影:2010年4月 |
カットしたパネルから剥離紙を剥がしました。上の写真に右下の道路、左上の駅前とつながる道路、右上の駐車場などが加えられています。レイアウトの土台を切削していないので、道路網の再構成が簡単になります。当鉄道では、この後両面テープで固定します。 |
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5.住居地域が完成しました。 |
撮影:2010年4月 |
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個人住宅、公団住宅、アパート、商業施設などを設定したスペースに配置しました。いかがでしょうか。豪邸や建売住宅などが混在する桃山市になりました。今後は生活感のある街造りを続けたいと思っています。住居地域の画像にカーソルを合わせてください。郵便局の看板を作製しました。その奥には市役所改造時に切断し残った部分で銀行の支店を作りました。
加工後、日数が経過しましたが、今のところタワミやシワは発生していません。また段差については右上のように解消しました。 |
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