1日目
バリへ

2日目
パダンバイ
シュノーケリング
 
2日目
ケチャックダンス
 
3日目
ムンジャンガン島へ
  
3日目
ムンジャンガン島
  
4日目
ウブド
 
5日目
帰国

 

 

癒しの島バリ島へ
ワクワクする気持ちを抑えながら海へ。入ってすぐはサンゴはほとんどありません。かけらばかりです。でも20mほど泳ぐと全く違った景色が視界に入ってきます。
 
それまでの浅瀬の様子とはうって変わって、ものすごい断崖絶壁が目前に開けます。底は全く見えません。ものすごい深いドロップオフになっています。そこには・・・信じられないほどのサンゴと魚の楽園が広がっていました。
「うわぁ〜〜!」と思わず声が上がってしまいます。顔もにやけてしまいます(笑)それぐらい一気に楽園へ突入したと言う感じでした。
 
ドロップオフのサンゴの種類はもう、信じられないほど。しかもそれが見える範囲ずーっと繋がっているんです。ふと見ると、20mほど下の方に巨大なウミウチワが。うわー、これ、今までずっと見たくて見れなかったんですよね。そばをダイバーさんが泳いでいきましたが、彼らの身長よりはるかに大きい!こんなのをシュノーケリングで見られるなんて〜。
 
す、すごいですよね?! うおおおー!
 
ガイドさんに教えてもらったとおり、ドロップオフに沿って右側へ。すると、浜の前よりまた一段とすごい光景が広がっていました。
どんどんスケールアップしてくる感じ。頭はもう、感動で爆発寸前ですー!(笑)
魚の種類も数もすごいことに。カスミアジの大群や見たことない大きな魚がゆらりゆらりと泳いでいました。
 
カスミアジ 尻尾がゆらゆら
 
浜から右側へ100mほど行くと、そこはもう竜宮城そのものです。数え切れないほどの小魚の群れ。あたり一面に広がるサンゴ。真っ青なドロップオフ。そして、そのドロップオフの切れ目には大きなツバメウオが何匹もゆっくりと気持ち良さそうに旋回していました。
 
この数。信じられますか? ソフトコーラルも
あまりにサンゴが多すぎて
写真がぐちゃぐちゃに(笑)
ツバメウオ
 
初めはあまりに深いドロップオフに少し恐怖を感じていたのですが、このすごさには思わず恐怖もどこかに吹っ飛んでしまいました(笑)
あちこちに、小魚が群れる美しいサンゴ。突進するしかありません!写真を構え、息を止め、一気に潜っていきます。いや〜、人間って本気になるとすごいですよね。今まで耳抜きが苦手だったのに、今日は抜ける、抜ける(笑)
近くまで潜ると苦労せずに魚の横からの写真が撮れるのが、嬉しい!何かにとり憑かれたかのようにもぐりまくってしまいました(笑)
 
ハナゴイの群れ デバスズメダイの群れ
 
いやー、いろんな所で潜ってきましたが、ここまで魚の数が多い所は初めてです。透明度では紅海に劣るけど、魚の数はこちらが上、広さではグレートバリアリーフに劣るけど、サンゴの元気さではこちらかも。バリにこんな所があるなんてビックリです。
憧れてきたかいがありました。これはすごい。クタから4時間かけて来た疲れも吹っ飛んでいってしまうすごさです。
 
夢中になって写真を撮りました。見たことがあったけど、撮影はできなかった「ニシキヤッコ」、はじめて見た「イナズマヤッコ」など、お魚図鑑に加える写真も沢山撮れました。ほとんど「ポケモンゲットだぜー」と言う感覚です(^-^)
 
ニシキヤッコ 深い所にいたのでイマイチですが
イナズマヤッコ
 
延々と泳ぎ続け、そろそろ一度休憩をと思って砂地の方へ。ふと見ると変なものが点々とあります。よく見るとなんとあたり一面に無数のシャコガイ。サンゴのかけらが固まり、岩状になっているところへ、埋もれるようにして口をあけていました。スッと近寄ると口がとじて面白い。後ろにいる娘に教えてあげようと振り向くと、すでに気づいていた娘、手に枯れ枝を持ちシャコガイを突付きまくっていました(笑)
シャコガイのそばには小さな穴の中からこわごわと顔をだす魚も。目が飛び出していてまるでカエルみたい!(^-^)おじゃましてごめんね〜!
 
シャコガイ 近寄ると慌てて引っ込む
 
お食事
いや〜、素晴らしかった、ムンジャンガン島。ほとんど限界まで泳ぎました。何が限界かと言うと、この後撮影のし過ぎでまさかの電池切れ。うはぁ。朝新しい電池を入れてきたのに。我ながら撮り過ぎです(笑)
もう一つの限界はお腹です。あまりにも夢中になって、食事をせずに泳ぎまくっていたのです。でも、好きなことの前には寝食を忘れる我が家の面々と言えど、お腹減りすぎです(^^ゞ名残惜しいけど、島を後にすることに。
国立公園事務所の辺りにはしっかりとしたレストランが無かったので、近くのリゾートホテルへ行くことにしました。せっかくなので海辺のリゾートホテルへ。「ミンピリゾートムンジャンガン」へ行くことにしました。
ミンピは以前バリ旅行を計画した時宿泊候補だったホテルです。デラックスルームには各部屋に温泉がついていると言う日本人には嬉しいホテルなんです♪
フロントでレストランを教えてもらい、きれいな庭園にある小道を歩いていくと、脇にコテージがあります。どれも個別に門があり、プライベート感がありました。これはいいなぁ(^-^)
海辺のレストランは全面窓を開け放ち、開放的なつくりになっていました。バリの民族衣装をつけた女性が笑顔でメニューを見せてくれます。日本語メニューもありました。
とりあえずビールを飲みつつ、のんびり。海からの風が吹き抜け、最高にビールが美味しいです。
やがて食事が運ばれてきました。美しく盛り付けられていて、さすが高級リゾートです!娘が頼んだ辛目のシーフード(右下の写真)が一番美味しかったかな〜。カレー風味が疲れた体にピッタリでした(^-^)
※ここからの写真は予備の古ーいカメラで撮影したのでイマイチです(T-T)
 
盛り付けが素敵♪ 見た目ほど辛く無かったです
 
ヤヤンさんち
 
さて、大満足の一日でした。もう、後は帰るだけ。ガイドさんにお任せして私たちは失礼して睡眠を(笑)
と、ヤヤンさんが帰りは逆ルートをとおって行きたいといいました。東側の海岸沿いから山を越えてクタへ行くルートだそうです。了解して車に入るやいなや爆睡。いやー、一気に疲れがやってきました。
しばらく寝て、起きるともう夕方。そこでヤヤンさん、「ちょっと寄り道していいですか?」
どうやらヤヤンさんのご実家がこの辺りのようです。預けている娘さんに渡す物があるみたい。私たちも休憩がてらブラブラとその辺りを散歩。するとヤヤンさんが戻ってきました。
「実家にマンゴスチンが実っています。食べていきませんか?(^-^)」
うわーー、ホントに??うれしいー!(^O^)
早速子供たちを起こし、ヤヤンさんちへ。途中、珍しい観光客がやってきたのでその辺りの子供たちがやってきます。あっちからも、こっちからも!あっという間に15人以上の子供たちに取り囲まれてしまいました。みんな口々に「What's your name?」自己紹介すると大喜び!みんな一斉に名前を教えてくれます。
ヤヤンさんちではお母様と娘さんが山盛りのマンゴスチンとバリコーヒーを用意してくれていました。食べてみると美味しい〜〜〜!日本で食べる物よりはるかに甘いです。しかもすごいジューシー!思わず日本語で「おいしい!」と言うと、周りの子供たちが一斉に「オイシー!オイシー!」
バリコーヒーは甘くて、温かくて、これまた美味。飲んでおもわず「ぷはぁぁぁ〜」と一息つくと、周りの子供たちがまたまたみんなで「ぷはぁぁぁ〜〜」「ぷはぁぁぁ〜〜」(笑)
みんな興味津々と言う感じで目がキラキラしてます。
 
思わずヤヤンさんに「かわいいってインドネシア語でなんと言うのですか?」と聞いて目の前の男の子に言ってみるとそこにいた全員が大爆笑!なんで??と聞くとヤヤンさんが「かわいい、は女の子向けの言葉ですねー(笑)。男の子には○○=カッコイイといいます」
貴重な一枚
いい思い出です。
なるほどー!言い直すと、すかさずその男の子、私に向かって「カワイイ!」うははは、それはどーもありがとう!なんてお上手なの〜(^^ゞ
 
言葉は通じないけど、ものすごく楽しかった!みんな私たちが美味しいというととても喜んでくれました♪
残念ながらここの写真は電池切れで一枚のみ。('_`)ウゥう、残念。でも、子供たちは帰国後、バリで一番印象に残ったのはヤヤンさんちだと言っていました。
 
沢山いただいたあと、「テリマカシー(ありがとう)」と言って、お別れをしました。子供たちがいつまでも手を振ってくれました。
 
二日ガイドをお願いしたヤヤンさんとアグンさん。とても親切でいいガイドさんでした。どうもありがとう!
 
シュノーケル情報
 
アグンさんはご自身もシュノーケルをされ、あちこちで潜っているそうです。今回ムンジャンガンに行きましたが、他のスポットの情報も教えてくれました。
バリの海ではアメッドやトゥランベンも有名ですが、シュノーケルだけならやはりムンジャンガンがベストだそうです。他に足を伸ばすことができるなら、ペニダ島とレンボンガン島の間にあるスポットがいいとのことでした。ここはムンジャンガン以上にサンゴが美しいそうです。
 
そういえば、ムンジャンガン島で国立公園の人とアグンさんと私で話をしていた時、国立公園の人が「日本人はクタとウブドへ行って帰ってしまう。とても残念だ」と話していました。私が「ウブドも確かにいいけど、私はやはり自然が一番だと思う」と言ったら、アグンさんがとても嬉しそうに笑いました。そして「そうだよね。僕もそう思う」と言いました。
寡黙なアグンさんでしたが、あの時の笑顔はとても素敵でした(^-^)
 
ちょっと遠いけど、皆さんもぜひ、ムンジャンガンへ!こんな素晴らしいのに、行かないのはもったいないです。素晴らしい自然が待ってますよ〜!
  
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