1日目
バリへ

2日目
パダンバイ
シュノーケリング
 
2日目
ケチャックダンス
 
3日目
ムンジャンガン島へ
  
3日目
ムンジャンガン島
  
4日目
ウブド
 
5日目
帰国

 

 
 
癒しの島バリ島へ
 
今日はウブドへ行く予定。娘がおみやげ物を買うのが大好きで、そのために取った一日です。バリはかわいい小物がいっぱいありそう!楽しみです。
まずはホテルで腹ごしらえ。今日はナシゴレンとベーコン、卵料理などでした。
今日は今迄で一番いい天気。空が真っ青です。これは暑くなるかも。ちょっと不安に思いながらもガイドさんを待ちました。
ウブドではお寺や遺跡も見たいので日本語ガイドさんを頼みました。昨日とは違う会社のガイドさんです。時間ぴったりに迎えに来てくれました。
 
 バトゥアン寺院
 
まずはウブドへ向かいながら途中にあるバトゥアン寺院の見学です。ここはあまり有名なお寺ではないけど、観光客用に整備されていて中まで入ることができると言うことなので選びました。
944年に建てられたとても歴史のあるお寺です。まずはお寺の前で寄付。寄付した後は金額と名前などを記帳します。見てみるとうわー、国際色豊か。日本、韓国など近場の国だけでなく、ドイツ、ロシア、アメリカなど、様々な国から来ていることが分かります。我が家はガイドさんにおしえてもらって2万ルピア寄付。他の人はどうかな??おおっ!なんとロシア人は10万ルピアも寄付しているではないですか。すごーい。太っ腹ですねぇ。
バトゥアン寺院 記帳簿
 
まずはバリ寺院らしい割れ門を通って中へ。これは聖なる山を表し、そこの中へ入っていくと言うことを意味しているとガイドさんが教えてくれました。割れ門を抜けた先、正面には衝立のような壁があります。これは門から直接悪霊が入ってこないように仕切っているのだとか。
 
割れ門 割れ門の先には壁が
 
お寺の中はとてもきれいに整備され、ゴミ一つ落ちていません。あちこちに美しい花が植えられていました。
入って右側にはお祭りの時などに歌や踊りを奉納する舞台が。素晴らしい彫刻で飾られています。舞台正面にはラーマーヤナから題材をとった絵が描かれていました。屋根のハリにはガルーダの彫刻。とても手が込んでいます。
 
ラーマーヤナの絵 ガルーダ
 
この寺院、観光客にも分かるように、それぞれの建物に英語の説明がついています。これならガイドさんがいない場合でも建物の持つ意味が分かって便利ですねー。外国人観光客が多いのもうなづけます。
 
更に行くと、まるで日本の五重塔のような建物があります。バリの神様はいろいろな種類があって、それぞれの神様を祭る為の建物が分かれているそうです。面白かったのが右下の写真。ガメラの顔みたいに見えますね。これはカメです。なんとバリの宗教観では世界はカメが支えていると考えられているそうです。なんかとてもユニークですね。このカメの上にもお供え物がありました。小さな籠のようなものにお花が飾ってあります。このカゴ、二重になっていて、上はいい神様へのお供え物、下は悪い神様へのお供え物だそうです。
 
寺院内部 世界を支えるカメ
 
あちこちに見られる石や木の彫刻は本当に見事でした。そういえば道筋に沢山の彫像やさんがありました。ラタン家具なども有名だし、バリの皆さんは手先が器用なのかな(^-^)
どこを見ても本当にきれいに掃除され、ほこり一つついていません。きっとあつい宗教心から、心を込めて作られているんでしょうね。
 
石像 扉の彫刻

 
ゴア・ラジャ
 
次に向かったのは「ゾウの洞窟」と呼ばれている11世紀の古代遺跡ゴア・ガジャ。ここは1923年に発見されたもので、仏教やヒンズー教の僧侶が修行の場に使っていたと言われているそうです。ここでもまたサルンを巻き、遺跡を囲むように作られた坂を下りていきます。緑がきれいで、鳥の声があちこちから聞こえてきました。
 
入口 右の小道を通って下へ
 
坂から見ると、まず沐浴場が見えます。これは1954年に発掘された物で、6人の女神がもつ水瓶から水が噴出しています。11世紀に作られたものなのに、すごい技術ですねー。どこから水を引いているのでしょうか。
沐浴場は中央で仕切られ、向かって右側が男性用、左側が女性用とのことでした。
静かな木立の中に見える沐浴場はとても神聖な雰囲気です(^-^)
 
全景 女神の水瓶から水が
 
沐浴場の先には大きな顔のレリーフが印象的な洞窟があります。すごい迫力です。ちなみにこの入口の左上にはスズメバチの巣があり、そちらも迫力満点でした(^-^;)
口が洞窟の入口になっていています。「真実の口」じゃないけど、なんか日頃の行いをとがめられそう(^^ゞちょっとドキドキしてしまいました(笑)
洞窟内部は両脇の突き当りにそれぞれ神様が祭られていて、ここにもお供え物がそなえられていました。
 
怖いです 洞窟内部
 
とても興味深い遺跡だったけど、どんどん暑くなってきました。しかも遺跡は谷底にあるため、風が全くありません。うう、海に飛び込みたいー(T-T)本当はもう一つ遺跡を見て回るつもりでしたがあっさりとパス(根性なしです)休憩を取る事にしました。
 
ガイドさんに頼むと車で五分ほどの所にあるレストランへ連れて行ってくれました。テラスのようになっていて、その先は谷。ものすごく見晴らしがいいです。しかも風が吹きぬけ気持ちいい!今日は本当に暑いので、休憩をとりつつ行かないと参っちゃいそう。ここは時間を気にせずのんびりとすることにしました。(^-^)
ちょうど他にお客さんがいなかったので、席を立ちまわりの様子を観察。谷を見下ろすとヤシの木が茂り、向こうには棚田も見えます。うわー、きれいだねーと喜んでいると、真っ青な鳥が横切るのが見えました!おおー!かわいい!さっそく単眼鏡を持ち出しバードウォッチング。1時間ほど冷たい飲み物を飲みながら休みました。
 
いい眺めです あそこに青い鳥が!
 
 おみやげ物ショッピング
 
結局観光はこれで切り上げ、おみやげ物を見に行くことに。ウブド中心部は繁華街になっていて、すごい人です。お店もいっぱい。かわいらしい小物のお店もたくさんあります。とりあえず屋台のようなおみやげ物やさんが密集している所へ行ってみることに。
中へ入ると細い通路わきにものすごい数のおみやげ物やさんが密集していました。人と通り過ぎるのも苦労するぐらいの混雑ぶりです。客引きもすごい。右側からも左側からも、声を掛けられます。とりあえず値切ってみるとかなり安くなるみたい。まずは娘が友達にあげるためのお花の形のろうそくを購入。最近娘は値切るのが異常にうまくなって、すごく安く購入しました。これ以降行った店のどこより安く買って、満足感いっぱいです(^-^)
 
次は息子がチェス板探し。各地で特徴のあるチェス板を買うのが楽しみなのです。奥の方の店でやっと見つけました。おじさんが強力に売り込んできます。「中も見てくれ」と折りたたんであったチェス板を開くと・・・な、な、なんとー!ワラワラと虫が出てきました。しかも、その虫、どう見たってゴキ○リの子供ではないですかぁぁぁぁー!!
そんなもの気にも留めず、おじさんはチェスの説明をします。ひぃぃ。「む、虫が・・・」と言うとパパッと手で払って説明の続き。いやぁー。どう考えてもゴキ○リ持って日本に帰るのはイヤだー(T-T)
やっと見つけたチェス板だけど、ちょっと・・・。もう一度考えるととりあえず断って更に探しました。脇にあった木彫りのお店で今度はゴキ○リなしのチェス板を発見!さっきのより高いけど、チェスの駒がガルーダなどの神様になっていて細工も細かい!これに決定しました!
 
さらにブラブラしていると娘が鈴のような物に目を留めました。これは踊りの時に足につける鈴だそうです。ガムランボールというのだとか。お店屋さんが振ってみると、「サリサリサリ〜」と日本の鈴とは全然違う涼やかなきれいな音。これは素敵。でも値段を聞くと2万ルピア。うーん、こんな小さいのに2万は高いのかも?別の所でも見てみようということで、これは保留にして戻りました。
 
この後、ガイドさんに安いお店があると連れて行ってもらったのですが、残念ながらそこは高かったです〜(^-^;)日本語も通じるし、値札がついているから値切るのが嫌いな人はいいかもしれないけど・・・。
 
目的の物も買ったし、昼ごはんでも食べようかと言うことに。バードパークへ行き、中で昼ごはんを・・・と思ってそちらへ向かってもらうことにしました。
でも、しばらく走ると娘の体調がおかしくなってきました。実は、朝から感じていたのですが、この車の冷房の効きが悪いのです。ガイドさんは前に座っているからまだ大丈夫みたいなんだけど、後の座席はものすごい暑さ。この車でこれ以上観光するのは無理かも。夜までの契約だけど、もうホテルに帰り、休もうということに。ホテルに向かう道の途中にある鳥市場に寄ってもらい、そこで水を飲みながらまた休憩することにしました。
 
 鳥市場
 
デンバサールに向かう途中でも、車は暑く、娘の状態はあまりよくありませんでした。鳥市場につき、日陰で休みながらポカリを飲み一息。でも歩き回るのはちょっと無理かも…。相談して、車で横になっていることにしました。
 
バリでは男の人が鳥を飼うらしく、それがとても「甲斐性がある」と捉えられるらしいんです。面白い風習ですよね。そのため、ここではものすごい数の鳥が売られています。日本だと7〜10万位するようなオウムが小さな鳥かごに10匹ぐらい無造作に入れられていたりしてビックリ。オウムだけでなく、コウモリとかサルとかトカゲとか、様々なペットが売られていました。夜店で売られているような極彩色のヒヨコもいました。いくら位なんでしょう。観光客なので、買わないことは分かりきっているから値段を聞くのも気がひけます。でも、おそらく相当安いんでしょうねー。我が家のペットキュウちゃんみたいなインコもいて、会いたくなっちゃったりしました(笑)
 
100mほどの所に鳥やさんがぎっしり すごい色に染められてます(笑)
 
娘の様子が気になったので、急いで回って見学終了。車に戻りました。車に入るとなんと、エアコンは入れてあるもののほとんど効いていません。車の中はすごい温度。娘は真っ赤な顔をして横になっていました。まずい、これは熱中症になっちゃいます。あわてて買ってきた冷たいポカリで冷やし、急いでホテルに帰ってもらうことに。
でもその道筋でも、本当に暑い。ダラダラと汗が流れます。ふと気づいて窓を開けてみると、涼しい風が入ってきました。うわー、外の方が涼しいではないですか…(T-T)
ここから、窓を全開にして帰りました。うーーーん、いくらなんでもこれはひどいかも…。
 
ホテルに戻り部屋で休むと娘は何とか元気になりました。まだ3時位だったけど、ガイドさんたちには帰ってもらうことに。
とてもいいガイドさんだったし、残念だけど、やはりこの車はいただけません。最後にアンケートを書くようにたのまれました。これは車のことは書いた方がいいかなと思っていたら、ガイドさんの方から「私たちには車はどうしようもないんです。ぜひ書いて置いてください」と言われました。
HPもしっかりしているし、日本人がやっている会社だったので安心して頼んだのですが、いろいろあるんですね〜。新しい車である必要はないけど、せめて、一日普通に観光できる程度の車は用意して欲しいものです。
 
 昼ごはん
みんな、笑顔がないよ、笑顔が!(笑)
エアコンの着いているホテルの部屋で休み、娘の体調も回復しました。お腹も減ってきたので遅めの昼食を食べることに。今回のツアーはいろんな特典がついていたのですが、その中の一つに「飲茶食べ放題の昼食」というのがありました。おおー!ただで飲茶食べ放題!「タダ」と「食べ放題」にひかれていってみる事にしました。
いつもは個人で旅行しているのでこういう特典はありません。「やはりツアーはいいなぁ」と夫。まあ、免税店の中にある飲茶やさんなので、客寄せのためということは分かっているのですが(笑)
さて、その飲茶ですが、一通り食べるとおかわりができると言う物でした。しかし…なんといいましょうか、まず…いや、それは失礼ですね、タダなのに。なんというか、うーん、それなりの味でした(^-^;)
 
 更に買い物
 
残念な昼食でしたが、まあ、お腹はいっぱいです。またホテルに戻り、あたりを散策しようと言うことになりました。帰りのタクシーを呼び、ホテルへ向かいます。運転手さんは日本語ペラペラ。「地元の人が行くスーパーに連れて行ってあげるよ。」との話です。それはいい!面白そう。ということで、3時間チャーターし、その「スーパー」へ。でもこれが、全然スーパーではありませんでした(^^ゞすっごく高いし。結局買わずに一度ホテルに戻って違う店へ行こうとしたら、聞いてくれないし。さらにジンバランカフェへ無理やり行こうとするし〜(>_<)もう、困ってしまいました。またまた契約時間内だったけど、途中で降ろしてもらい、帰ってもらうことに。観光地はこういうのが多くて大変だなぁ。日本語ペラペラな人にはむしろ用心しなくちゃいけないのかも。残念だけど。
 
結局、ブラブラ家族でお散歩。ホテルの周りのお店は高い!とさっきの運転手さんに言われてたけど、「自称スーパー」より全然安く、しかも値引きにも応じてくれ、とても気持ちよく買い物ができました(^-^)
ここで長男は「刺客みたいな傘」を買いました。母は大好きなカエルの置物♪街の雑多な雰囲気がいかにも東南アジアという感じで、楽しかったです(^-^)
 
 最後の夕食
 
帰国便は深夜。それまで時間があるのですが、あまり深夜に町を歩きたくなかったのでホテルで食事を取る事にしました。デウィ・スリホテルは決して豪華なホテルではなかったけど、食事は安いし美味しいし、スタッフもとても親切でした。
 
お昼のリベンジをすべく、バリ料理をたのみまくり。ミーゴレンとサテー、そしてビールなどなど。ミーゴレンはいわば焼きそばなのですが、適度にスパイスが効いて、味が濃く、とても美味しかったです。スパイスが効きすぎていると子供には無理だけど、ちょうど程よいんですよね〜♪サテーもピリカラでビールに良くあいます。お腹いっぱい食べて満足満足。こんなに食べても全員で3000円ちょっと。うーん、何てステキ
 
ミーゴレン サテー
 
空にはきれいなお月様がかかっていました。短かったけど、盛りだくさんだったバリ旅行。旅の思い出話に花が咲き、あっという間に迎えの時間が来ました。
 
空港へつき、またちょっとお買い物。やはり空港は高いです。結局この旅で一番安かったのはウブドの市場みたいなところかな〜。
疲れたので早く搭乗して寝てしまいたかったのに、飛行機が遅れ、ちょっと大変でしたが、やがて搭乗時間。帰りの飛行機はとても空いていて、3席を二人で使うことができました。これは楽でしたー。ゆっくり座って、あっという間に寝てしまいました(^-^)
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