改訂版あとがき

改訂版あとがき


 ども。Thorです。

 第13巻「太陽と魔法のしずく」の改訂版をお送りします。

 さて、そんなこんなで新米秘書官編やその後の改訂作業がこれで一段落することになりました。結構大がかりな作業になってしまいましたが、これでまあ後顧の憂い無く続きが書けそうです。


 本作の改訂については以下のようになります。


 本作ではまだ新米秘書官編とかが出る前にその内容に関する回想が入っていましたが、実際に書いてみたらあっさりしすぎなので、例えばこことかこことかこことかこことかここなんかは前より詳細に色々思い出しています。

 特にメイが大守にさらわれたところなんかはやっぱりあの話が出ないとまずいよね ということで、そのあたりしっかりとあたふたしています。


 その他内容の修正がちょっとあって、実は公開処刑で旧版ではメルファラが黒の女王の直系と記されていたのですが、実は完全に作者の勘違いで彼女は白の女王の直系にあたります。そこでここのように記述を修正しています(ちなみに黒の女王の血も引いているのも事実ですが)


 同様に読みかえしてみたら何か分かりづらかったところがあったので記述を詳細にしたところもあります。

 例えば大守のグスタールがフィンのことをどう考えていたかが分かりにくかったのでこの部分に補足が入っています。

 またアリオール達が地下室でフィン行動の動機などについてあれこれ想像している場面ではこのあたりを分かりやすく修正しています。


 それとメイがフィンを呼ぶときの呼称ですが、旧版では序盤で「フィンさん」と呼んでいましたが、フィーネさんになる前まではまだそこまで親密ではないはずなので「ル・ウーダ様」に直しています。

 同じくファシアーナがフィーネさんになった後も「フィン」と呼んでいるところがあったので、そういうところは「フィーネちゃん」になってたりします。


 最後に惨劇の夜明けでフィンとメイが話しているところに新たに地図を入れました。現在は赤いところがアロザール領となっていますが、この色は今後色々変わるかも知れません。


 ―――ということで、一休みしたら次の話に行けたらいいんじゃないかと思っております。

 ではでは。


お暇ならちょいとアンケートなどに答えてもらえると更新が速くなるかもしれません


2019-10-2