何度も顧客が行きたくなるような仕掛けを作ることは、とても大切である。
一般的には、「新規顧客を開拓するより、既存客へ販売強化した方が、利益確保が簡単」と言われている。
しかし、経営者の目には、新規顧客の開拓の方が魅力的に映る。
特に飲食店の場合、粗利が大きいので、客が回れば、それなりのお金が回っている。何となく上手くやっているような気分になる。
しかし、言い換えると、客足が絶えると急に経営が厳しくなる。注意が必要だ。新規顧客の確保に躍起になるあまり、既存客を邪険に扱うと、とんでもないことになる。
特に経営者が代替わりをした後など、どうしても後継者は「新機軸」を打ち出したくなる。
慎重な対応が必要だ。 |