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2002年01月21日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020121~.htm#Day21

 1月の観測記録を塗り替える大雨、だったそうです。加えて気温もだだ滑りだったので、大抵のことなら欠かさない書店への日参も一度は諦めたほどでした……結局夕方出かけたが。

 頭痛が継続。悪寒も発生。風邪を引きかかっているらしい。以前なら前駆症状として喉の脇が腫れ痛みを覚えるのが普通だったのだが今回はそれがなく、ちと油断があったらしい。日中も頭痛と眠気で作業も資料読みもあまり進展がなかった。夕食後に頓服したので、今夜はのんびりまったり過ごし、適当なところで休むとする。そろそろ誰か背中を押してください。

 本日のお買い物
1,五十嵐貴久『リカ』(幻冬舎)
2,柴田よしき『宙都 第二之書 海から来たりしもの』(トクマ・ノベルス/徳間書店)

 1は第2回ホラーサスペンス大賞受賞作。特別賞受賞作は見当たらなかった。
 2は『都』シリーズ最新作。2000枚に及ぶ危険があるために分冊での刊行となり、数カ月ぶりの第二巻。

 ほか、定期講読二誌。そのうちの一冊で、今後のDVD購入予定を立てる。
 ……眩暈がした。いや、多少風邪気味なのもあるが。
 取り敢えず来月発売予定のものだけざっと挙げてみる。
 2/20――『ドリヴン』、『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』(ウィレム・デフォーが吸血鬼の俳優を演じる)
 2/21――『クローン』、『12モンキーズ』
 2/22――『ロック・ユー!』、『アメリカン・ビューティー』、『キス・オブ・ザ・ドラゴン』、『あの頃ペニー・レインと』
 ……もうちょっと続けてみます? 以下、3月発売予定。
 3/1――『裏切り者』
 3/7――『紅の豚』
 3/8――『太陽の帝国』(個人的にスピルバーグの最高傑作と信じてたり)、『サベイランス』、『オーシャンと11人の仲間』(ソダーバーグ監督『オーシャンズ11』のオリジナル版)
 3/21――『リベラ・メ』、『ウォーターボーイズ』
 3/22――『蝶の舌』、『トゥームレイダー』、『ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版』(以前発売されたものの廉価版)、『ドクター・ドリトル2』(同時に1との同梱版も発売)
 ……げそ。4月以降には個人的に待ち望んでいた『クイルズ』と『フィールド・オブ・ドリームス』の発売もあり、DVD化の要望が実現しやすいのは嬉しいのだけどこーも固め打ちでやられると辛いものがある。選ばないと駄目だ。
 ちなみに何もないと思っていた今月末にも数本あることに気付く。『みんなのいえ』、『アメリカン・サイコ』、『夏至』、『白夜の時を越えて』、それと17日に発売済だが現物を確認し忘れていた『パズル』……他にも毎月末に『星界の戦旗II』なんてのもあってもう何が何だか。


2002年01月22日(蚊)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020121~.htm#Day22

 体調は回復傾向。恢復ついでに山口 博『王朝貴族物語 古代エリートの日常生活』(講談社現代新書1208/講談社)を読了。資料目的の読書は感想を書かないでおこうと思っていたのだが、これはなかなか面白かったので追加。こちらからどうぞ。引き続き先日発掘した資料に着手しているのだが、これがまた、あの手こずっている本と同じ著者かと目を疑うほどに読みやすくて却って戸惑う。しかし、今度は目的地までが遠いのだが。

 作業全然してないじゃないか、と思われるかも知れませんが、いまは資料読みに専念している段階なのです。お気づきの方も多いでしょうが平安時代の習俗などに言及したものを主に読んでいるのですが、これだけ集め立て続けに読むうちに次第次第と嵌りつつあるのです。本気でこのまま趣味にしてやろうかと思うくらい。創作の上でも、あちこちに想像の余地があるのが愉しくて。
 そのうち平安時代を舞台にした小説を立て続けに書くかも知れません。乞う御期待。……いいのかそんな簡単に乞うて。

 本日のお買い物
1,バリー・アイスラー『雨の牙』
2,ピエール・ペロー『ジェヴォーダンの獣
3,イーサン・ホーク『痛いほどきみが好きなのに』(以上、village books/ソニー・マガジンズ)
4,飯野文彦・小林泰三田中哲弥田中啓文牧野 修森 奈津子『蚊―か―コレクション』(電撃ゲーム文庫/メディアワークス)
5,矢崎存美・安武わたる『ぶたぶた(2)』(Emerald Comics/宙出版)
6,The Chemical Brothers『COME WITH US』(Virgin Records東芝EMI/CD)

 1〜3は昨年秋頃に創刊された文庫シリーズ“village books”最新刊。旧刊でも『スペアーズ』とか『さらば、愛しき鉤爪』とか『ダメージ』とか気になるものはありながら何となく手を出しあぐねていたのだが、とうとう纏めて一度に三冊も買ってしまいました。
 1は、日本での生活経験もあるという著者が日本を舞台に、しかも主人公も日米ハーフという設定で描いたハードサスペンス。わたしはそういう設定に弱い。気になるのは、本書が全世界最初の発行だ、という点なのだが……本国でも今年後半にならないと発売されない、っていうのは……なにごと? 2は来月2日より公開される映画の……調べてみたらノベライズであった。お願いだから筆者のデータとか映画の原作なのかノベライズなのか翻案なのかどこかに明記してくださいよう。3はハリウッド俳優・イーサン・ホークが休業期に執筆した初の小説。約5年前に『ホッテスト・ステイト』の題で単行本として発売されていたものを文庫化したらしい。見たところ非常にストレートな恋愛物のようだが、ちと興味を覚えたので。
 問題は4。ノーチェックだった自分が恨めしい。昨年夏に話題となったゲーム『蚊』に託けて(としか見えねーよ)曲者作家六人がイマジネーション膨らませまくった短編集。この面子で詰まらないなんてことがあるもんかっ。
 5はやっぱり行き付けの書店で入荷される気配がないので、遠出しての入手。原作一冊目の後半四作を忠実に漫画化。なんか引き続き『刑事ぶたぶた』も手掛けるらしい。
 先日見かけてどーにも気になって気になって、結局買ってしまいましたの6。思っていたより落ち着きのあるメロディーラインが印象的――あ、あくまでも「思ったより」です。

 ……何か気になりますか? いえ、たぶん気の所為でしょう。


2002年01月23日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020121~.htm#Day23

 取引先で大作の公開がないから暇です。冒頭の引きは強かった資料本も、やはり固有名詞が頻出しはじめたあたりから、その興味深さとは別のレベルで催眠薬となりつつあります。襲いかかる眠気と闘いながら日々を過ごしております。あ、そろそろコミケの申し込みの準備をしないと。

 本日のお買い物
1,あかほりさとる『霊都清掃 こいまげ。(1)』
2,若竹七海『死んでも治らない -大道寺圭の事件簿-』(以上、カッパ・ノベルス/光文社)
3,古川日出男『13』(角川文庫/角川書店)
4,植芝理一『夢使い(2)』(アフタヌーンKC/講談社)
5,和田慎二『ピグマリオ(8)』(MFコミックス/メディアファクトリー)
6,『To Heart コミックアンソロジー Vol.14』(DNAメディアコミックス/スタジオDNA)

 予定表にはカタカナで「アカホリサトル」とあったのでまさかと思ったのだが、やはりあのあかほりさとる氏であった。制約が外れて外道の本領発揮……なのかな。正直、ざっと眺めた印象はヤングアダルトでの作品とさして違いを感じなかったのだが。直接描写よりも寸止めの方が遙かに蠱惑的だったりするもんだと思うのだが、ま、判断はあくまで読んでから。ちなみに三ヶ月連続刊行とのこと……大丈夫? あとがきの後ろに「2002年1月」と書いてあるのが非常に不穏だ。2はジャーロ連載時からのお気に入り。書き下ろしがなくても買うつもりだったが自然の摂理の如く書き下ろし付き。
 3は親本を店頭で見たときから気になっていたのだが、思いがけず早い文庫化で有り難く買わせていただく。しかし、親本が幻冬舎で文庫版が角川書店ってかなりけったいな状況に見えるのだが気の所為か。
 4、吉富昭仁氏などと同様に描くことに淫した作風が好きでずーっと読んでいるがどんどん不可解な方向に進んでいるのが何ともはや。個人的にはこの方の短篇が読んでみたいのだが。
 それにしてもよく続くよな、の6。固定化したメンバーに好きな描き手がいるのでこちらも律儀に買い続けているんだが。早くホームページを正式運営に切り替えてください。

 そして、申し訳ないと思いつつも既に机の上も飽和状態に近付きつつあるので、今日買った小説類も含めて箱に詰め一旦別の場所に退避させる。今回のカッパ二冊は早く読みたいんだけどだけど。何せ、お絵描きする余地はおろか自分の作品が掲載されている本をきちんと並べておくスペースすらないんですもの。鮎川氏の諸作もなるべく手近に揃えておきたいし。

 なお、明日はDVDフィーバーの予定。嬉しいのに鬱。一昨日言及した他にも、『g:mt』というのもあったのだった……これも劇場で観ようと願っていたのに気付けば終わっていた一本。ああああ。

 ――ですから、気の所為です。


2002年01月24日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020121~.htm#Day24

 雪印再度の醜聞について、事件そのものには別の解釈も有り得るだろうと取り敢えず静観した方がいいんでないのかと思いつつ顧客の感情を害した現実だけは拭いようがないだろうな、と考えざるを得ないわけだが、しかし私と両親と同一だった最初の感想は、「原田選手が可哀相」であった。……解ってはいるんだか。
 何にしても、今度ばかりは最悪雪印のブランドそのものを解体せねば収束しないケースも有り得るだろう。2度目の醜聞は致命的、という発想がどうして当事者になかったのか――はて。

 告訴以前に告訴を叫ぶ方々含む狂牛病騒ぎの第一段階で真っ当な対策を講じることの出来なかった人々を施政の場から追放する方が先決という気もするがどーせ言っても聞かないのだろうな、きっと。

 大幅に話は変わりますが、The Chemical BrothersのCDに日本盤限定特典として収録されている『Star Guiter』のビデオクリップに感動しております。よく行く店で盛んにこれを流しており、そのただ電車の窓から外の景色を追っただけのような画面にみょーに惹かれるものを感じたのがそもそもの購入のきっかけだったが、あとに自宅のPCで再生してみて、初めてその強烈な企みに気付き感じ入った次第。自分で気付いた方がいいと思うのでどーいう仕掛けが施されているのかはここでは触れないが、感動するやら呆れるやら、何より一旦気付いたら音楽共々記憶に留まること必至であり、その点、実に見事なプロモーション作品と言えよう。感心しすぎて思わず何回も何回も見直す私であった。無論オーディオトラックも聴きまくっているのだが。

 本日のお買い物
1,『月姫 アンソロジーコミック』
2,『こみっくパーティー アンソロジーコミック 4』(Twin Heart Comics/MISSY COMICS/宙出版)
3,臣士れい『エペリュージュ(2)』(電撃コミックス/メディアワークス)
4,菅 浩江『五人姉妹』
5,ピーター・ラヴゼイ『死神の戯れ』(ハヤカワ文庫HM/早川書房)
6,鮎川哲也『黒いトランク』(創元推理文庫/東京創元社)
7,『みんなのいえ』(フジテレビ東宝/DVD Video)
8,『グリニッジ・ミーン・タイム g:mt』(東宝東和/丸紅/M3 ENTERTAINMENT/DVD Video)

 今月のハイライトかも知れない1。同人活動の一環として製作されたソフトをモチーフにしたアンソロジーが商業出版社から刊行されるというのは、かなりとんでもないことだと思うのだが。内容は――まあ、こんなとこかな、と。「早く描く」ことを旨としたオリジナルを絵のクオリティで出し抜くような作家がいれば面白かったのだが、まあ順当なレベルであった。2は……隠しキャラがとうとう表紙まで奪いやがった。それだけ。3はなまじの成人コミックよりずっとエロティックかも知れない、ゆえに注目の作品。
 4はここ数年気を吐く著者の最新作品集。何だか青春小説のような題名だがやはりSFなのだった。そしてラヴゼイ最新作の5は数年振りのノンシリーズにして文庫オリジナル。ダイヤモンドシリーズがハードカバー初出なのが非常に重かったので助かる。
 そして待望の6である。初刊の完全な復刻だった光文社文庫版に対し、こちらは全てのヴァージョンを俯瞰し巻末での戸川安宣・北村 薫・有栖川有栖の三氏による対談で提示されたポイントも勘案して著者自ら最新の校訂を施したものとのこと。素晴らしいのは、創元推理文庫恒例として付された英題が“Inspector Onitsura's Own Case”であることだ。そーこなくては。なお、今日は一冊だけ買ったが――あっ、最後の一行がっ?!
 で、昨日フィーバーと言ったDVDだが、迷った挙句取り敢えず買ったのは7・8の二本だけ。特に気を惹かれるような初回限定特典があるわけでも、また急いて買う必要も感じなかったから……いや確かに急いて買う必要がないのはどれも同じなんだが。
 7は劇場で観るつもりで逃した三谷幸喜監督第二作。ちょっとだけ確認するつもりで本編ディスクを再生したらいきなりゴジラが出てきて驚く。
 8は、劇場公開時は『g:mt』のみを題名に示していたが、解りにくいと思ったのかDVDでは正式な名称に続けて略語を表記する形を取っていた(でもパッケージ扉には『g:mt』の方が大きく示されているんだけど)。そうとは気付かず、『g:mt』で探し発見できずに店員さんにも訊ねて随分と煩わせてしまったのであった。御免なさい。イギリス・グリニッジを舞台に、ミュージシャン志望の若者たちの夢と挫折を描いた作品。内容が内容なので、BGMにクラブミュージックを多く取り入れておりストーリー以上にそちらを楽しみにしていたりする。

 懸案のプロットのひとつ、物語の焦点に若干迷いながら頭の中で練り込み、あくまでメインは資料読み――が眠くて眠くて眠くてもう。


2002年01月25日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020121~.htm#Day25

 ほどほどに仕事。データがひとつ、正体不明の壊れ方をしていた。午後までに自力で出力可能な状態にまで持っていったが、急ぎの仕事だったこともあり既に時遅し。何故出力できなかったのか、詳しい原因は未だに解っていないのだが……こーいうデータが今後頻発することがいちばん怖い。予算があれば職場のパソコンOSから何から新調させて環境も再構築して、可能なところまで安全性を確保したいところだが、そうもいかない台所事情。

 自宅に戻ってみると、某所から源泉徴収票が届いていた。性質上なのか、職業・ペンネームという他に見ない項目があるのだが、その職業のところに「ライター」と書いてあって一瞬たまげた。
 たまげてどうする。

 急ぐ必要のない作品に限って思わぬ時に構想が降って湧くのはどういうわけだろう。今月中に、と考えているものは別に強制されているわけではなく、あとあと余裕をもって推敲する時間も考えて自発的に締切を設定しているのだが……にしたって、なあ……。
 そろそろ自己管理をしっかりしてみよう、とディスプレイの横に予定を書き込んだ付箋を貼ってみる。予定が自発的なものであるうちに、目途を立てるようにしないととっても危険な気がした。

 世の中で特に愚劣な質問のひとつに「UFOを信じますか?」というのがあるが、こういうのにしたり顔で「信じる方が馬鹿でしょう」などと口にしてみせる人間がいるうちは多分蔓延り続けるのだろう。しかし、それがテレビの無思慮なタレントだ何だが行っているうちはまだしも、言論の婆で平然と会話に上っていると流石に暗澹とした気分になるだろうな……と思って、いた、のだが……
 ……以上、こちらの同日付けの日記に触発されて、というか常日頃から同じよーなことを考えていたのでついのってみた。

 本日のお買い物
1,坂田靖子『坂田靖子セレクション第9巻 水の森綺譚I』
2, 〃 『  〃  第10巻 水の森綺譚II』(以上、潮漫画文庫/潮出版社)
3,ひな。『デ・ジ・キャラット劇場 ぴよこにおまかせっ!(1)』(電撃コミックス/メディアワークス)
4,臣士れい『Knight Flyer 〜東京魔法陣〜』(EYES COMICS/集英社)
5,瀬戸内寂聴・訳『源氏物語 [新装版] (三)』(講談社)

 1と2は約11カ月ぶりに登場の坂田靖子セレクション最新刊――とは言うが、いちおう8巻で完結の筈だったのが、この『水の森綺譚』文庫化に際して同じカテゴリに収めてみただけだろう、たぶん。相変わらず奇妙で暖かな世界が展開しております。
 3……とうとう、と自分でも思ってしまった、デ・ジ・キャラットシリーズの一冊。だが勘違いするな私はこの漫画担当者の作風が好きで買ってるんだぞ、と必死で言い訳してもその理由にすら首を捻られてしまいそうなので止めておく。
 どーいうわけか2日連続で臣士作品を買うことになったの4。こちらは集英社の少女漫画誌に連載されていたもの、だがちと見た感じでは粗筋が似たり寄ったり。いやそんなことより白い背景をどーにかしてくれないものだろうか。
 5、は給料日だったのでお祝いに購入……そういう動機付けが果たして私に必要なのか穿鑿したりしないように。


2002年01月26日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020121~.htm#Day26

 1日2本はやはりきつい。まだ感想には手をつけてもおらず、終わるのを待っていたら更新が何時頃になるのか解らないので、ざっと今日の出来事だけ記してアップロードしてしまうことにした。というわけで、本日鑑賞の映画の感想は明日昼以降に提示予定。

 手伝いのために早出する母に叩き起こされ、10時頃までぐでーと過ごし、それから寒い曇り空の下にバイクを走らせる。途中銀行に立ち寄り入金と振り込み(萌え萌えタオル……)を済ませ、銀座界隈に着いた段階で10時40分。若干余裕があるだろう、と旭屋書店でかるーく探索するが、流石にあれこれ物色している時間はなく、下記お買い物の1と2を買って退出。晴海通りを築地方面に向かって途中にある東劇前で松本楽志さんと落ち合い、ヴィドック』(Asmik Ace・配給)を鑑賞。退場時に、今日もまた前売り鑑賞券を一枚仕入れる。フランシス・フォード・コッポラ製作総指揮のホラー映画、『ジーパーズ・クリーパーズ』(GAGA-HUMAX・配給)――都市伝説を題材とした作品だから、というのもあり、劇場で観た予告編にちと惹かれたから、というのもあるが、最大の理由は予告編のナレーションが林原めぐみだったからかも知れず。
 その後、築地方面まで徒歩で蕎麦屋に向かう。その道中、手持ちが心許ないので銀行に寄りたい、と楽志さんが言うので捜すが、見つからなかったので「ない場合は私が立て替える」と言って取り敢えず店に入ったのだった。壁に貼られたお品書きにある「ぞうにそば・うどん」という単語に惹かれて、私はそのそばを大盛りで、楽志さんは天せいろを同じく大盛りで頼む。待っている間と食後に『ヴィドック』の感想とかあれこれ話し、適当なところで席を立つ。……本当に立て替える羽目になった。1500円持ってないとは思わなんだ。
 戻る道の途中に銀行があったので立ち寄り、その場でお金を返してもらい、また晴海通りに出たところで別れる。私はバイクで一旦自宅に戻り、一眠り。
 夕方、すっかり雨模様となったのでバイクでの移動は諦め、電車にて今度は有楽町方面へ(位置的には似たようなもんだが)。来週土曜日より公開のオーシャンズ11』(Warner Bros.・配給)先行オールナイト上映が目当てである、があまり遅い時間になるとちとしんどいので、7時10分からの第一回上映に間に合うように出かけた。7時ちょっと前に会場に着いたときには既に前の方しか席が空いていなかった、が基本的に前から三列以内に座るのがポリシーなのであまり問題はない。観賞後は次回上映待ちの行列を横目に階段をそそくさと降り、あとは脇目も振らずに自宅に戻った――そして12時を廻ったいま、無理が祟ったか頭痛と闘いつつこれを書いている次第。ちとしんどいのでやはり感想のアップは明日にするとしよう。

 本日のお買い物
1,高島俊男『漢字と日本人』(文春新書198/文藝春秋)
2,鮎川哲也『黒いトランク』(創元推理文庫/東京創元社)
3,内田康夫『歌枕かるいざわ 軽井沢百首百景』(中央公論新社)
4,真保裕一『ダイスをころがせ!』(毎日新聞社)
5,春口裕子『火群の館』(新潮社)

 以下、ほんとに頭が痛いので簡単めに。
 1は前から欲しかった、『お言葉ですが…』シリーズの著者による日本の漢字論。昨年10月20日初刷で既に9刷を数えている。2は、まあ誓い通りに保存版として購入の二冊目。
 3以下はbk1での購入。3は内田康夫氏が本拠とする軽井沢を詠んだ初の歌集。4はサンデー毎日にて連載された、選挙を題材とした青春小説であるらしい。5は第2回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。冒頭のシチュエーションが非常に有り体な都市伝説のそれであることに期待すべきか、それとも。


2002年01月27日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020121~.htm#Day27

ヴィドック』(Asmik Ace・配給)の感想はこちら
オーシャンズ11』(Warner Bros.・配給)の感想はこちら
 ……今日のところはこれで勘弁してつかあさい。他のことしている時間がなくなってもうたわ。と言いつつ、漸くcinema50音順の感想一覧を追加してみたり。こーすることで誰よりも私自身が、いつどれを観たのか把握しやすくなるからだったり。

 で終わらすのも何なので軽い話。
 映画のスタッフロールにおけるキャスト一覧では通常主役・準主役格・ライバルなどと並び、それから他の出演者が掲げられていくのが普通だが、他にも幾つかのパターンがある。一番単純なのは出演者のファミリーネームをアルファベット順に連ねていくものだが、それ以外に最近たまに見るのが「in appearance order」――出演した順。ビッグネームが多数登場する作品ではその順番さえ争論の許となるケースも少なくないらしく、そういう意味ではこのふたつが最も無難な並べ方なのだろう。
 何故こんなことにいま触れたのかというと、昨日鑑賞した『オーシャンズ11』では、このふたつが併用されていたから。ストーリーの軸に関わるビッグネーム5人はアルファベット順に、スタッフロールでは他の出演者と混ぜてその登場順に並べていたわけだ。確かに、これだけの面子が揃ってしまったら、他に手立てはなかろう。尤も、どちらもトップはタイトルロールを演じたジョージ・クルーニーだったが。よく出来てるね。

『特命リサーチ200X』にも遂に稲垣吾郎復活、と思いきや何と2月を期にメンバーの大幅入れ替えを実施し、稲垣以外殆どが別の人になっていた。所長の竹中直人はじめ、いずれも前任者のキャラクターを微妙に引き継いでいる印象だが。それ以前にファー・イースト・リサーチのメンバーそのものが内容としては添え物に過ぎないので人が変わっても別にどーという感慨もないのだが。なら言及するなよわざわざ。

 本日のお買い物
1,霞 流一『牙王城の殺劇 フォート探偵団ファイル(1)』(富士見ミステリー文庫/富士見書房)
 やっと出ましたよあなた(誰?)。噂の霞流一氏によるヤングアダルト向けミステリー。実は昨年11月頃にbk1で予約注文しており、昨日の3・4・5よりも前に出荷報告のメールが届いていたにもかかわらず何故か現物が私の手許に着いたのはこんな日。不思議なこともあったもんだ。参考文献に『バカミスの世界』が挙がっているこの作品、非常に気になるので早めに読みたい……んだけど……ねえ。


2002年01月28日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020121~.htm#Day28

 近藤勝重『となりのハハハ 笑う生活のすすめ』(知恵の森文庫/光文社)読了、感想はこちら。ちょっと期待しすぎたかも。

 それにしても、もういーかげん時間かかりすぎてると思うのだが如何。段々と別の欲求が自分の中で首を擡げてきているんだが。……少女漫画が描きたくてね。ネタだけ書き留めて保存していたら、どーも頭の奥で醗酵し始めてしまったらしくてね。丁度コミケ申込用のカットを描かねばいけないところなので、その勢いで本格的に着手してしまいそうなのよね。誰か止め。

 本日のお買い物
1,岩井志麻子『魔羅節』(新潮社)
2,石川鷹彦『WORDS 3rd』(ABSOLUTE RECORDSbirdie house/CD)
3,『ラスベガスをやっつけろ』(Amuse Video/東北新社/DVD Video)

 元バイト先で「これは入荷できるから」と言われて待ち続けてましたの1。当初はもっとヤな題名だったらしい。
 2は今月頭に注文を出して昨日漸く入荷の連絡が来た。日本人の中では最も敬愛するギタリスト、石川鷹彦氏待望のサードアルバム。2まではFUN HOUSEで発売していたのが見知らぬ名前のレーベルに移ったのは何故か、と思えばどうやら第一作から手掛けていたエンジニアの所属する会社らしい。併せて公式サイトまで開いているではないか。これを機にもっとハイペースでオリジナルアルバムを出してくれると幸せなんだが。出来は相変わらず極上、取り分け『夜空ノムコウ』のカバーはこれまでに聴いた中で最も楽曲の美しさを引き出していて陶然とする。
 3は2のついでに買った、とは言えいつ購入するかずっとタイミングを計っていた一本でもある。主演はジョニー・デップ、相方はベネチオ・デル・トロ、カメオ出演としてクリスティーナ・リッチにキャメロン・ディアス、トビー・マグワイアなんてのまで名前を連ねている。70年代アメリカのドラッグ文化を背景に、イカれた幻想世界を繰り広げた快作とのこと。


2002年01月29日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020121~.htm#Day29

 ……カットの下書きに思わず「お父ちゃんのためにあるんやないんやでー」と書き込んでしまったではないか。お陰で他の絵を使いたくても気が退けてしまうではないか……って、これは本文のネタにすればいいのか。

 久々に本業で悪戦苦闘。だからー、うちみたいな零細企業ではQuark XPressで送られたデータは万全の出力を保証できないと言っているのにー。とは言え受け取ってきてしまったものだし時間的に猶予もあったのであれこれと試行錯誤をしながらどうにかオリジナルに近い状態で出力することに成功した。その作業途上で、出力用のMacのFDドライブが致命的な損傷を受けているらしいことを知るが、元々こちらの内部には手をつけていないので対応は後回し。ついでに先送りし続けていた課題も若干クリアできたので良しとする。

 本日のお買い物
1,大乃元初奈『おねがい朝倉さん(1)』(まんがタイムコミックス/芳文社)
2,貫井徳郎『殺人症候群』(双葉社)
3,あざの耕平『Dクラッカーズ3 祭典-ceremony』(富士見ミステリー文庫/富士見書房)
4,恩田 陸・小林泰三・新津きよみ・乙 一『ミステリ・アンソロジーII 殺人鬼の放課後』
5,稲生平太郎『アクアリウムの夜』(以上、スニーカー・ミステリ倶楽部)
6,茅田砂湖『レディ・ガンナーの大追跡 下』(以上、スニーカー文庫/角川書店)

 1は一目惚れでイチコロ(?)。才色兼備、というより才能も気配りも優れているうえそれを鼻にかけず(というより自覚してない)、そのくせ天然ボケで愛らしく密かに憧れている男が沢山いるのに当人はその自覚全くなし、というある意味で完璧なヒロインを軸にした4コマ。迂闊にも存在を今まで知らず、そっと棚に挿してあった重版分をたまたま手に取ったのが運の尽き(?)。ところどころ微妙な点もあるが一押し。外観だけなら私の好みと対照的なんだが(だからってそこのあなた条件をひっくり返して詮索してみたりしないように)。
 2は「症候群」シリーズ最後にして最大の一冊。全部ハードカバーで持っていたわけではないんだが、言う前に仕入れてくれたので。
 3は飛ばして4、何はさておき著者略歴を読んでみたら何故か乙一氏だけ自分で書かされていた。どーせなら全員に書いてもらえば良かったのに。
 そして待望の5。以前某氏に情報を戴いてから楽しみにしておりました。幻想小説の研究と訳出で知られる著者の、現時点で唯一の長篇。予定を聞いたときからどーしてスニーカーミステリ文庫なのか不思議に思っていたが、ざっと頁を繰ってみて再度首を傾げる――本来ターゲットとする層にどこまで受け入れられるんだろうか。

 大橋巨泉氏の辞任を「吉野家辞任」と勝手に命名してみたり。そんなことより聞いてくれ1よ、スレとあんま関係ないけどさ。もうね、アホかと、馬鹿かと。その前後のゴタゴタとか詳細は本気で馬鹿馬鹿しいので言及を避けよう、うん。
 ……あの、あんまし真面目に受け取らないでくださいね?


2002年01月30日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020121~.htm#Day30

 ……よくよく考えれば、横槍が入ったとは言え、国際的な問題であり民間レベルでの支援を必要とする事業の会議に、問題の事業で最も貢献している団体をインタビューでの一行・二行程度の発言を理由に閉め出すという(だいたい目的そのものへの不適当な発言ではなく、批判とも言えない感情の吐露に過ぎない発言ではなかったか、あれは)、しかも外部からの指示を本来の上司に対する報告抜きに実行した外務省そのものに今回の事態の原因があった、と考えるべきでないのか。そうでなくても無数の不祥事を引き起こしていた役所なのだから、まず実務上のトップを更迭する人事が実施されるのが当然の成り行きだろう。間違いなく指揮する立場にあったのにこういう状況を引き起こした事務次官に責任がない、という話は有り得ない。そういう事実にまるで自覚がなく、「まだやるべきことがある」とか「あんな非常識な大臣と一緒に更迭されるとは」とか、喩え身内ではあっても紛糾しているこの現時点で漏らすような人間がトップにいること自体、外務省の腐りぶりが察せられはしまいか。兎に角、この状況での「非常識」発言に、他のどの出来事よりも私は呆れた。
 いっそ現在の外務省そのものをすげ替えるか、もっと徹底的に瀉血しないかぎりはこーいう泥仕合が続くだろう。……疲れますね、とっても。命令ではあろうがマスコミの取材攻勢に醒めた態度を取り続ける外務省職員にひきかえ、インタビューに応えて涙ぐんでいた雪印の社員がひたすら哀れに思えてきたのでした。……あくまでも比較問題だけど。

 そして大きな事件が起きるたびにニュース番組が途方もなく詰まらなくなるのはいー加減どうにかならんものかと今日も思う。

『おねがい朝倉さん』を絶賛したら、送信フォームにて近田鳶迩さんが「連載開始当初から目をつけていました」と仰言った。五年ほど前までは何かしら4コマ雑誌を買っていたのですがすっかり疎くなってしまったのです私は。
 ところでこの『〜朝倉さん』の作者の姓、「大乃元」と書いて“きのもと”と読むのだが、これは実在する姓なのか、あるとすれば一体どの地区に多く見られるのか、どなたか知りませんか。ネットでざっと調べてみたのですが発見できず。

 本日のお買い物
1,小野不由美『屍鬼(一)(二)』
2,有栖川有栖・恩田 陸・北森 鴻・倉知 淳・西澤保彦貫井徳郎・法月綸太郎・山口雅也『大密室』
3,北村 薫『謎のギャラリー -名作博 本館-』
4, 〃 『謎のギャラリー -謎の部屋』(以上、新潮文庫/新潮社)
5,あかほりさとる・奥田ひとし『陰陽探偵少女遊RANTO☆魔承録(5)』(Kadokawa Comics Dragon Jr./角川書店)

 ……哀しいお知らせです。1から4まで、全て親本を所持してます深川。駄目だねえ。
 とは言え、2には西澤さんの短篇とエッセイとが追加されているし、3・4も追加とそれなりの改訂が施されているようだし。第一これが趣味なのだからしょーがないと言えばしょーがないのだった。
 5は思いの外早く完結。

 自ら決めた期日まであと一日……だいぶ頭の中で熟成してきてはいるのだが、いまいち詰めが決まらずに依然難渋している。自発的締切なので延ばすことそのものに問題はないのだが、進行中の企画如何で来月は地獄にも天国にもなりうるからなあ……頑張ろう。というか今週中にどーにかなるんだろうかあれわ……
 ……いっそ全部書き下ろしで作品集纏めて持っていこうかなー……

『Kanon』アニメ版第一話がいま終わりました。
 ……どうやら、一年近く映画ばっかり見ていた所為か、だいぶ感性が変わってしまったらしい私。こーいうカメラワークが気持ち悪くてちと辛い。演出自体も、BGMが邪魔に感じられる場面が多かったり、もうちょっと余計な台詞を切ったり刻んだりすればテンポがよくなるんじゃなかろうか、と思ったりでどうも居心地が悪い。お話そのものは原作ゲームの二日目終了まで(つまり茗荷丸さんが遊んだところまで?)ほぼ忠実になぞっているので、その意味での違和感はないのだが……うーん。
 どこに決着を持っていくつもりなのか、その点に興味があるので当分は鑑賞する予定。しかし、一番予定を忘れやすい時間帯なんだけどなー。ビデオに録ると見ないし。大丈夫かなー。


2002年01月31日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020121~.htm#Day31

 昨晩(というか今日の早朝)午前三時過ぎに、昨日の日記にちょこっとだけ追加しました。一部の方は確認するように。

 作業したり仕事したり、他には何もない木曜日。
 見るかどうか迷っていた映画が上映時間約三時間半で、しかも試写で寝たという証言を得ていよいよ逃げ腰になる。面白そうとかいう以前に勉強のために見ておきたい気もするが。ちなみに、今週末に観に行く映画はもう決めている。……問題のものの半分以下。短いのが素敵。

 久々に同人用のオリジナルキャラの絵を描く。恐ろしいことに手が覚えている。

 本日のお買い物
1,『マジキュー・プレミアム WINTER.2002』(MAGICAL CUTE/enterbrain)
 ……だけだった。本格的に照準の解らない本になっているなー。

 久々にUSB外付けCD-R/RWドライブを繋いで色々と焼く。ただ、書き込んでいるあいだ他のソフトを動かすことは基本的に御法度のため、不自由な気分を味わわされる。そろそろノートパソコンの方にもドライバやライティングソフトを入れて、そちらで平行して作業が出来るようにせねば。


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仕事募集中(それ以上増やしてどうするという声もあるが)。

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2002年01月中旬
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