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2004年02月11日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040211~.htm#Day11

『コミック・ビーム』巻末指定席だった金平守人氏のあとを受けるように連載が始まり、たった三回で終わってしまった作品があるんですが……なんか、絵柄といい作風といい、どーしても同一人物に思えて仕方ないんですが。来月あたりに金平氏の単行本が出るようなのですが、収録されてたりしないだろーなあ……

 昨日購入した歌野晶午『ジェシカ(以下略)』の投げ込みチラシに、春から刊行が始まるヴィンテージ・ミステリ・シリーズの予告があり、『Seeing is Believing』の邦題がちゃんと記されてました。『殺人者と恐喝者』。……そっちだったか。

 最近は祝日となると必ず外出するようになっていたが、本日はいーかげん疲れてきたので自宅でのんびり。5.1chスピーカーを活用して、未鑑賞のDVDを一枚消火、もとい消化しました。スペイン産のホラー映画『ダークネス』(Amuse Pictures/DVD Video) [amazon]。感想は、「イアン・グレンっていったい何処の国の役者でしたっけ?」からどうぞ。


2004年02月12日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040211~.htm#Day12

 ジョン・ディクスン・カー/村崎敏郎[訳]『震えない男』(ハヤカワ・ポケットミステリ/早川書房) [bk1amazon]読了、感想はこちらから。これ、四年前にある方の推薦で購入した覚えはあるんですが、どなたが、どういう理由で推したのかまっったく思い出せなくて困ってます。読み終わっても未だに記憶が蘇らないし。

 本日のお買い物
1,柄刀 一『天才・龍之介がゆく! 殺意は青列車(ブルートレイン)が乗せて』(NON NOVELS/祥伝社) [bk1amazon]
2,井上夢人『ダレカガナカニイル…』 [bk1amazon]
3,山口雅也『13人目の探偵士』(2と3、講談社文庫/講談社) [bk1amazon]
4,アガサ・クリスティー/田村隆一[訳]『邪悪の家』 [bk1(ISBN)amazon]
5, 同 /高橋 豊[訳]『チムニーズ館の秘密』(4と5、クリスティー文庫早川書房) [bk1(ISBN)amazon]

 1はほぼ1年振りのシリーズ最新作。「小説NON」掲載の四章までに書き下ろしの第五章を追加したもの。2と3はいずれも1990年代に刊行された、印象的な長篇作品。どちらもすべてのヴァージョンを持ってます(ただ、さすがに東京創元社のハードカバー改訂版まではフォローしてません)が、愛着があるので今回もやっぱり購入。
 4と5は今月の配本よりとりあえず二冊。4は今回唯一のポアロもの、5は館を舞台に繰り広げられる謀略戦を描いた冒険ミステリで、続編の『七つの時計』も同時に刊行されている。

 買い物帰りにヤマギワソフトの前を通ってみた。歩道を含めた周囲に防水布がかけられ、近くには消防車とパトカーが止まって、警官が佇んでいる。通り過ぎざま、厭な焦げ臭さが鼻をついた。まだ、つい一昨日の話だから。


2004年02月13日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040211~.htm#Day13

 ジェイソン記念日。

 この調子で行くと新刊がまっっったく読めないままだ、と思い知ったので、クリスティー→乱歩→カーという確立されたローテーションの隙間に新刊とか資料とかを挟んでいくことに決めた。で早速、昨日の時点で一番気になっていた新刊を手に取ったところ――あっという間に読み終わってしまった。まあ、先に読んでいたものが非常に読みづらかったので、その反動というのもあるのでしょう。ともあれ、昨晩のうちに歌野晶午『ジェシカが駆け抜けた七年間について』(MYSTERY LEAGUE原書房) [bk1amazon]を読了、感想はこちらから

 本日のお買い物
1,アガサ・クリスティー/小倉多加志[訳]『死の猟犬』 [bk1amazon]
2, 同 /中村妙子[訳]『愛の旋律』(クリスティー文庫早川書房) [bk1amazon]

 二冊とももと行きつけの本屋にて。しつこく言っていたら、とうとうクリスティー文庫の新刊を入れてくれたようです。これで、本の状態が良ければ文句はなかったんですが。
 1はクリスティーとしては珍しい、幻想怪奇小説ばかりを集めた短篇集。ほか、戯曲や映画化で知られ、映画版の邦題を巡る経緯から小泉喜美子が同題の長篇を執筆したという有名なエピソードが存在する『検察側の証人』も収めている。2は別名義で刊行されていた恋愛小説の最初の作品。このカバーは好きだなあ。

 青木さやかという芸人を画面で見るたびにどーしてこうも苛々するのか、と自分でも不思議に思い分析してみた。
 勘は悪くないし、見場もいい。なのに腹が立つ。基本的に傲慢なキャラクターを装っているのだが、それが(わたしの見ている範囲で)番組の展開を盛り上げるほうにではなく、散漫にするほうにしか役立っていないのがまず原因らしい。傲慢でもそれがちゃんと番組やそのコーナーの軌道を外さないものであれば問題はないし気にならない(寧ろ評価する)のだが、ひたすら自分のほうへと話題を向けることしか考えが及んでいないので、たいていそのコーナーの趣旨を逸脱させてしまうのだ。彼女のファンは兎も角、そのコーナーを見ようと思っている人間には楽しいわけがない。
 彼女は最近、「笑っていいとも」の木曜日にたびたび登場していて無意味に目立っている。芸風がこうなのでどうして何週も続けて登場できるのかと疑問に思うのだが、時折覗く素顔を見るに、たぶん舞台裏ではむしろ性格のいい人物なのだろう。当然と言えば当然だが、そう考えないと他の出演者たちが嫌々言いながらも絡むことはないはずだ。
 その「裏」が垣間見えてしまうあたりまでは別に構わないのだが、問題は、そのキャラクターに徹し切れていない点だと思う。ときおり、どこか善人らしさや完璧には嫌われたくないという本心が言動のはしばしに覗き、それ故に傲慢さという“作り”が際立ってしまう。そうでなくても番組をかき乱されているという意識があるから、その“作り”っぽさが見えてしまうことで余計に苛立ってしまうのだ。
 こう分析してみると、何だかその頑張りにはちょっと敬意を表したくなる。が、そう感じられてしまうという事実そのものが、今の芸風と本人の個性に食い違いがある証拠であり、今後そこそこ人気が出ることはあっても大成することは難しいだろう。今のままではふかわりょうと一緒に出して、その痛々しさを増幅させるぐらいしか利用価値がないよーな気がする。
 必要以上に反感を買われたくないなら、半端な妥協を挟まないくらいに今のキャラクターを完成させるか、抜本的な方向転換が必要だと思われる。もともとアナウンサーをやっていたそうで、反応速度は悪くないのだから、幾らでも改善の方法はあるのではないか。とりあえず確実に言えることは、毎週のように同じ番組に出続けて視聴者に反感を持たれるのは逆効果です。一回が限度。

 昨年の春から実施されて個人的に恩恵を被った銀座シネマポイントカード。またやってくれると助かるんだけどなあ、と思っていたら、本当に実施されるようです。わーい。今年の配布は四月一日の映画サービスデーから。


2004年02月14日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040211~.htm#Day14

 先週、感想を書き損ねましたが、『スカイハイ2』。佐藤藍子がマラソンランナー役を演じた回。
 唯我独尊タイプの先輩後輩の友情と確執を描いた話、ですがちと心理描写が安易でした。重要な心境の変化が幾度か描かれているわけですが、いちばん重要な終盤の変化にいまいち説得力がない。着眼点や設定のディテールは良かったんだけど。
 昨晩の話も同様で、こちらは夫の裏切りから出会い系に手を出してしまった主婦の話と、凡庸ながら狙いは良い。途中までの説得力もそこそこだったのだが、最後でややまとまりを欠いてしまった印象。最後の選択の意味や夫のささやかな描写など、ところどころは巧かったのだが。イズコの雰囲気はどんどん完成されていっているのだけど、今回最後の門番との会話はやや余計だった気がした。
 ところでこの第二シリーズ、最初のシリーズで死者を演じていた森本レオが幼稚園の園長役でレギュラー出演しており、人物関係はリセットされているものと思いこんでいたら、昨晩の話で榊 英雄が第一シリーズとまったく同じ雰囲気・名前の刑事役で出演して吃驚。それもそのはず、昨晩放送の第六死を担当した監督は、第一シリーズ最後の連続三話のうち二話までを担当した高津隆一監督(最終話は映画版の監督・北村龍平)。いちおう地続きになっていることを示すために登場させたのでしょう。

 週末恒例の映画鑑賞。本日はこれまたずっと楽しみにしていた一本、トビー・マグワイア主演による実話に基づいた感動作シービスケット』(UIP Japan・配給)。感想は、「そういや最初にスミスに拾われた馬は何処行った?」からどうぞ。先週の『解夏』は日比谷みゆき座、本日のこれは日比谷スカラ座1、予定では来週も日比谷で鑑賞する。そういうこともある。

 本日のお買い物
1,北条 司『CITY HUNTER 《COMPLETE EDITION》 VOLUME:05』 [bk1amazon]
2, 同 『 同 VOLUME:06』(1と2、TOKUMA COMICS/徳間書店) [bk1amazon]
3,『トーク・トゥ・ハー リミテッド・エディション』(日活/DVD Video) [amazon]

 3は昨年のアカデミー賞で脚本賞を獲得した、醜悪すれすれの美しさを湛えた名作。劇場で鑑賞したときの衝撃が忘れられずに購入しました。二枚組ディスクにオリジナル・ブックレットと相変わらずの特典ずくめですが、個人的には何より本編にスペイン語の字幕が欲しかった。劇場鑑賞時の感想はこちら
 3はヤマギワソフトの、先日火災があったのとは別の店舗で購入しました。ついでに、あそこで予約していたものはどうなるのか確認したところ、新たに伝票を作ってくれました。やっぱり、燃えていたらしい。


2004年02月15日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040211~.htm#Day15

 無性に眠い。そこを何とか堪えつつ、アガサ・クリスティー/中村能三[訳]『オリエント急行の殺人』(クリスティー文庫早川書房) [bk1amazon]読了、感想はこちらから

 本日のお買い物
1,アガサ・クリスティー/山本やよい[訳]『書斎の死体』 [bk1amazon]
2, 同 /深町眞理子[訳]『七つの時計』(いずれも、クリスティー文庫早川書房) [bk1amazon]

 はい、これで早くも二月配本分までコンプリート。1はミス・マープルもので今回唯一の新訳。2は当時配本の『チムニーズ館の秘密』と同じ舞台で展開する冒険ミステリ。

 依然眠いので今日はこれだけ。


2004年02月16日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040211~.htm#Day16

「同時」を「当時」という実にアホらしいミスタイプするほどに昨晩は眠かったらしい。

 毎週日曜日は『新選組!』を観てちょっとゆるゆるになったあと、『砂の器』で気持ちを引き締めてます。
 大河ドラマでも基本が密室劇にある三谷ドラマであることに変わりはなく、相変わらず動きは少なく会話中心の展開が続く『新選組!』、ひとまず川平慈英をヒュースケン役に抜擢した思いつきだけで昨晩は充分楽しかった――でも、この発想ってこないだの田中要次in古畑スペシャルとまったく同じだよな。いいけど。
 そして『砂の器』はいよいよ捜査陣が中居正広=和賀英良に肉薄しつつあることを感じさせる、着衣の紙吹雪と三木健一が上京を決意するきっかけに接近する話。序盤では不安に思えた渡辺謙=今西の部下役永井大が、先の亀嵩入りあたりから燃えはじめて非常にいい雰囲気になってきました。決して巧くはないのですが、若者らしい熱意をきっちりと見せている。和賀サイドのエピソードでも、オリジナルの松雪泰子がだいぶ本筋と密に絡みあいはじめ、目が離せなくなってきました。来週は遂に、今西が和賀に接触。

 04/28発売くぁー。……え? 全年齢対象? ……え? いや、いいんですけど……ええ?

 本日のお買い物
1,CLAMP『XXX HOLiC(3)』(YMKCDX) [bk1amazon]
2, 同 『ツバサ RESERVoir CHRoNiCLE 愛蔵版(4)』(SHONEN MAGAZINE COMICS/1と2、講談社) [bk1amazon|通常版:bk1amazon]

 今回も二作同時発売。話がリンクしている巻に限って同時に出すことになっているのだろうか。


2004年02月17日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040211~.htm#Day17

 今年に入ってから読書がやけに捗ります。江戸川乱歩『江戸川乱歩全集第14巻 新宝島』(光文社文庫/光文社) [bk1amazon]読了、感想はこちらから
 乱歩全集の読んでいる順番が配本順と一致しないのは、既読のものが収録されているのを、読んだ時期や本数によって前にしたりあとにしたりという調整をしているためです。この第14巻は現時点配本済みのなかで唯一の、一作として読んだ作品のない巻だったので、基礎知識として優先した『幻影城』に続いて読んだ次第。しかし……次はどうしよう。

 最近、クリティカルヒット級のCMがふたつあって嬉しいやら迷惑やら。一本は、しばらく前から非常にいいプロモーターを抱えているらしいリクルートの『タウンワーク』、もう一本はPOLA DAYLYCOSME『CELDIE』。前者は同じリクルートの『ホットペッパー』CMのヴァリエーションながら映像とナレーションの絡みがあまりにも絶妙、後者は王子さまの落ちっぷりが素晴らしい。何度見ても笑えます。てか、手が止まって困ります。

 本日のお買い物
1,あだち充『KATSU!(11)』 [bk1amazon]
2,高橋留美子『犬夜叉(34)』 [bk1amazon]
3,藤田和日郎『暁の歌 藤田和日郎短編集』 [bk1amazon]
4, 同 『からくりサーカス(31)』 [bk1amazon]
5,松江名 俊『史上最強の弟子ケンイチ(8)』(すべて、少年サンデーコミックス/小学館) [bk1amazon]

 3は久々の短編集。連載の縛りがなくなると、この作者の熱さは妙な方向に働くことがあります。冒頭二編はどこか連載作品にも通じる世界観を備えたシリアスな話なのに対し、後半二編は遊びまくり。ですが、この方はミステリ・SF・幻想小説などけっこう読み込んでいるふしがあって、巻末の『美食王の到着』にはそれを踏まえた一種独特の味わいがあります。


2004年02月18日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040211~.htm#Day18

 突然『下級生』を頭からやり直していたわたしって一体。

 この三日ほど、インターネット関連で発生した意味不明のトラブルと戦ってました。解決したのですが相変わらず根本的な原因は解らずじまい。どうも元々あった問題点がサーバメンテナンスを契機に表出した、というところらしいのですが、問題点の証拠がこっちの環境と記録しかないので、どーしてだ、と問い質そうにも水掛け論にしかならない。自分が問題にしていたトラブルそのものは解決してしまったので、とりあえず、こうとしか考えられないトラブルもあった、と認識してもらうだけで済ませたものの……何だか、モヤモヤとした気分だけが残ったのでした。

 今日あたりは端境期なので買うものは少ないだろう、と思いつつ、早出しを当て込んで秋葉原まで出かけたのに空振りで帰るこの切なさったら。


2004年02月19日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040211~.htm#Day19

 カーター・ディクスン/中村能三[訳]『爬虫類館の殺人』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1amazon]読了、感想はこちらから。今月に入ってからカーを買っていないのは、ひとまずストックを消化することを優先しているから。なんてこと言っても、たぶん給料日のあとぐらいにまた数冊纏めて買ってしまうんでしょうけど。来月には『殺人者と恐喝者』に『パンチとジュディ』、復刊フェア対象作品も店頭に並ぶはずだし。やめられないとまらない。
 そろそろMYSCON向けの読書もしておこうと思い、母親の元にずーっと置きっぱなしだった『ネジ式ザゼツキー』を回収。あのページ逆進攻形の横書きに耐えられず、未だに読み終えてないらしいのだが。

 最近、古いCDを引っ張り出している余裕がないので、BGMはほとんど新しいPCを購入してから以降に買ったCDをMP3に変換したものばかりになっている。似たようなものばかりかけているとさすがに飽きてくるので、いい加減何か探してくるか、と思いつつ机のまわりを漁っていたら、三年くらい前に変換したMP3を数十曲焼いておいたCD−Rを発見した。
 そんなわけで、何故かいまモダン・チョキチョキズとCHAGE&ASKAとASKA(ソロね)のベストアルバムに山崎まさよしを混ぜて流してます。信じた私がバカラック。
 ……ところで、『MADE IN TAIWAN』はいったいいつ発売するんでしょうね。

 本日のお買い物
1,楠 桂『ガールズザウルスDX(2)』 [bk1amazon]
2,喜国雅彦+国樹由香『この花はわたしです。(3)』(1と2、SUNDAY GX COMICS/小学館) [bk1amazon]
3,T.ジェファーソン・パーカー/渋谷比佐子[訳]『ブルー・アワー(上)』 [bk1amazon]
4, 同 『 同 (下)』(3と4、講談社文庫/講談社) [bk1amazon]

 1と2は非常に似てませんかあなた。前者はここに来てまた新キャラ登場。後者は惜しくもこれで完結――1話完結形式で、しかも毎回花言葉に絡めて話を作らねばならないわけですから、まあ3巻でもよく続いたと言えるのでしょう。お疲れ様でした。ところで、カバー折り返しにある著者紹介を利用したこのギャグ、対象を限定しすぎてませんか。私らは笑えますが……雑誌と作品が狙っている読者層に伝わるんかこれ。
 3と4は『サイレント・ジョー』でMWA賞を受賞した著者のシリーズ作品第一作。既に早川書房から第三作『ブラック・ウォーター』が刊行されており、第二作『Red light』も講談社文庫から刊行予定らしい。『レッド・ドラゴン』ばりの猟奇犯罪にエリート志向の女性刑事と癌を抱えた老刑事が立ち向かう警察小説。


2004年02月20日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040211~.htm#Day20

 どこかで昨晩26時40分からテレビ東京で放映される『櫻の園』がいい、という情報を発見したのだが、そのとき既に26時36分だった。無理。
 いいわ、GENEON ENTERTAINMENTDVD出ているみたいだし、廉価版とか2枚で1枚キャンペーンがあったときに確保するわ。そもそも、最初の公開の時に気になっていたぐらいだし。

 バイク復活。
 昨日、予定よりも早く(3月5日頃に、と言われていた)部品が揃ったという連絡が入ったので、早速預けて今朝には引き取ってきた。交換したのはフロントフォークとフェンダー部分のみなのだが、いちばん目につく正面部分をそっくり、しかも長年の苦労でボロボロになっていたフロントフォークのカバーまで交換してしまったので、見た目はかなり新車っぽくなっている。
 点検と用足しがてら、周辺をぐるぐると流す。歪んでいた車軸に体が慣れてしまっていたようで最初は戸惑ったが、じきに感覚を思い出した。やっぱり、車体はまっすぐでないといけません。当たり前じゃ。
 あまりにも走行感覚が良くなったので、嬉しさのあまり池袋まで寄り道してしまった。もはや遠回りとすら言えない。そのままジュンク堂に立ち寄り、注文品を引き取ったり。

 本日のお買い物
1,『藤子・F・不二雄☆ワンダーランド ぼくドラえもん 01 2004.3.5』(小学館)
2,『IN☆POCKET 2004年02月号』(講談社) [amazon]
3,吉川良太郎『ギャングスターウォーカーズ』 [bk1amazon]
4,田中芳樹『アルスラーン戦記9・10 旌旗流転 妖雲群行』(3と4、カッパ・ノベルス/光文社) [bk1amazon]
5,神坂 一『スレイヤーズすぺしゃる22 Gハンター・フォルクス』(富士見ファンタジア文庫/富士見書房) [bk1amazon]
6,ジョン・ディクスン・カー/永来重明[訳]『雷鳴の中でも』(ハヤカワ文庫HM/早川書房) [bk1amazon]
7,巣田祐里子『GO! WEST 巻之二』(ブッキング) [bk1amazon]

 ……魅惑的な価格と内容に屈してしまいました、の1。アニメ版製作25周年を記念して創刊された、一冊まるまるドラえもんづくしの月二回誌。記事はさておき、何せ附録が凄い。毎号添付されるらしい、単行本未収録作品を集めた別冊の第一巻に、アニメ版のパイロットフィルムと映画版の予告編を収録したDVDまでついている豪華さ。継続して読むかは不明だが、とりあえず初回だけでも……と思いつつ次号予告を見ると、「発見!のび太の家と土管の空き地」……ち、ちょっと読んでみたひ。
 3はSF新人賞を受賞した著者が『ジャーロ』に連載した、一風変わったノワール。装画と挿絵が吉富昭仁氏というのが個人的に嬉しい、っていうか憎い。何気なく手に取ったら、サイン入りのものでした。4は復刻版のラスト、次はいよいよ最新作ですが…………
 5は何と十五周年だそうです。やあ、いつの間にかリナの設定年齢を超えてしまいましたねっ。6はしばらく前の特別重版の帯がついた、やや晩年に属する作品。……つい昨日、あんなこと書いたばっかりですが、まあ見逃してやってください。ジュンク堂まで行ったら何か買わなきゃいけないような気分になったんですよう。
 7は大部の復刻版第二巻。前巻を読みながら思っていたんですが……この三蔵法師(小)、どう自己暗示をかけても、女の子にしか見えなくて困ってるんですが……何せ、私の知るどの巣田祐里子作品のヒロインより言動が女の子っぽいんで……(竜宮殿@ハーフ&ハーフは除く)


宣伝とかお薦めとか告知とか。

お薦め品
DVD
リチャード・リンクレイター監督『テープ』 (アミューズソフト販売) [amazon]
安モーテルの密室、僅か三人の会話のみで展開する記憶の迷宮。2003年12月26日発売。→深川の感想
宣伝
10/18発売
Bonbee!・原作/深川 拓・文『小説版 ALMA〜ずっとそばに〜』(Heart Novels/宙出版)

本体価格857円 ISBN 4-87287-896-5 [bk1amazon]
2003年05月に発売され好評を博した美少女ゲームのノベライズ。挿絵は神藤みけこさん


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