/ 2004年02月下旬
2004年02月中旬
2004年03月上旬
Past
nowadays
toppage(with frame)
toppage(without frame)
当サイトは、bk1のブリーダープログラム、及びamazon.co.jpのアソシエイト・プログラムに参加しております。
「本日のお買い物」の後ろにある[bk1/amazon]という項目をクリックすると、当該商品の購入画面にジャンプいたしますので、ご利用ください。
bk1については、こちらで検索も出来ます。
2004年02月21日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040221~.htm#Day21ネットワークの状態が最悪です。昨晩から妙な兆候がありましたが今朝になるとほぼずたずたになり、留守中いちど復旧したという連絡があったらしいのに、映画鑑賞から帰宅後に繋ごうとしたらまた駄目になっている。
現在、どうにか復活しているので、早めにアップしておきます。まだ映画感想書き終わってないんですが、どのみち手こずりそうだし。先週予告したとおり、本日も日比谷にて映画鑑賞。本来シャンテ・シネで上映のはずが、あまりに尺が長く(177分)一日あたり三回しかかけられないので、なるべくいちどで多くの観客を収容できるように、最初2週間に限り日比谷映画で上映することとなったこの作品は、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のラース・フォン・トリアー監督、『めぐりあう時間たち』のニコール・キッドマン主演、あまりに先鋭的な設定とストーリーのためにカンヌ映画祭で最大の話題作となりながらも無冠に終わったという曰く付きの作品『ドッグヴィル』(GAGA G-CINEMA・配給)。感想は、上記のような理由で後日この辺に。とりあえず、これから御覧になる方、体調は万全にしておくことをお薦めします。どっちみち吸い取られます。
色々と話題になったせいか、かなり極端なつくりが喧伝されていたにも拘わらず、会場前からけっこうな列が出来ていた。無論それを見越して劇場をわざわざ代えたのだから、座るのには何の問題もない。ただ、昼飯時に見事に被っていたので、お腹を誤魔化すため珍しくポップコーンを買っておいて、座席にて開映を待つ。
ふと気づくと、場内を劇場の職員がプログラムを持ってうろついていた。次のようなことを口にしながら。
「シャンテ・シネの館名入りプログラムは数に限りがあるので早めにお買い求めください」
……アイスクリームを売り歩いていた人は見たことがあるが、プログラムを売り歩いている人は初めてだ。てか、限りがあるものをそこまで積極的に売り歩かなくても。本日の『ほんとにあった怖い話』は再現映像がなかなかの名作揃いでした。特に二本目は話の展開も、骨子は有り体ながら虚仮威しのみにならない筋、演出もよく弁えていてなかなか。相変わらず変に「いい話」にしてしまう傾向があるのにちと苦笑しますが、全体的な構成もこなれてきていよいよ楽しくなってきました。
しかしもうひとつ、異様に驚いたのが四本目に使われていた家屋。『呪怨2』で酒井法子演じる女優の実家として登場し、色々やな出来事の舞台ともなる家が使われていたのです。中は必ずしも同じではなさそうですが、今月25日にビデオとDVDが発売されるはずなので、興味のある方はご確認ください。……今日の放送もちゃんと録画していた人でないと無理か。
2004年02月22日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040221~.htm#Day22昨晩、就寝すれすれの時間まで費やしてようやく『ドッグヴィル』(GAGA G-CINEMA・配給)の感想を脱稿。「劇場公開されているメイキングも観てこようかしら」からどうぞ。……予告編含めて3時間強の尺もしんどければ内容も重量級、その上感想で四苦八苦させられてるんだから世話ありません。いや、観た価値はありましたけどね。
で、たった二時間で目が醒めてしまっては世話がない。それっきり目が冴えてしまったので、仕方なく読書に興じる。まずはフィリップ・K・ディック/浅倉久志・他[訳]『ペイチェック』(ハヤカワ文庫SF/早川書房) [bk1/amazon]読了、感想はこちらから。
勢いに任せてもう一冊、神坂 一『スレイヤーズすぺしゃる22 Gハンター・フォルクス』(富士見ファンタジア文庫/富士見書房) [bk1/amazon]読了。こちらはいつも通り、ただただ楽しませていただきました。それにしても、表題作と『カインドネスの末裔』って表裏一体のよーな気がする。そして日中は寝不足のため概ねへろへろ。何だか意味のないことで一日を潰してませんか私。
昨晩のうちに鑑賞希望一覧にもテコ入れをしておりますので、お暇の方は御覧ください。
2004年02月23日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040221~.htm#Day23そろそろMYSCON向け読書も混ぜていきましょう。まずはいちばん手近にあった高田崇史『鬼神伝 鬼の巻』(MYSTERY LAND/講談社) [bk1/amazon]読了、感想はこちらから……申し訳ないのですが、大変きつめです。これはどうしても、楽しめませんでした。やっぱり、『QED 龍馬暗殺』あたりを先にしたほうが良かったかなー。当初そのつもりで在庫を探したのに、何故か発見できなかったのです。今年に入って買った本なのに。
で、再度屋根裏に潜り込んで、どうにか発見いたしました。次の機会にはこれを読みます。本日もネット環境が不調です。ただ、今週いっぱいはメンテナンスを実施するという連絡があらかじめ届いているので、敢えて不調を報告するのも何だか躊躇われます。ああもう、本当にそろそろ光ケーブルの導入を本気で検討するべきなのっ?
本日のお買い物
1,岩原裕二『いばらの王(3)』 [bk1/amazon]
2,竹本 泉『よみきり・もの(6)』(1と2、BEAM COMIX/enterbrain) [bk1/amazon]
3,植芝理一『夢使い(6)』(アフタヌーンKC/講談社) [bk1/amazon]
『さよなら妖精』発見できず、漫画ばかりになってしまった。
1は状況が悪化の一途を辿るパニック・サスペンス。このあと更に酷いことになるんですが、単行本ではまだそこまで進んでません。決着はいずこ。好き放題の読み切りシリーズ最新刊の2は、うち1話が『てきぱき・ワーキンラブ』のキャラクターの再利用であることを初めて知りました。
3は思いの外早く完結。作者の嗜好は『ディスコミュニケーション』以上に赤裸々に反映されていても、独特のドキドキ感は大幅に薄らいでいたので、まあしょーがないかなという気はします。さて、次はどー出るのか。
2004年02月24日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040221~.htm#Day24昨晩、日付が変わったあたりから完全にネットワークが断絶する。うんともすんとも言わない。畜生ここまで来たか、と舌打ちしてから、はた、と気づいた。そういや、昨晩いっぱいはメンテナンスの関係で完全に接続が途絶える、っていう連絡が来てたんだった……これも一種の狼少年か?
本日のお買い物
1,『呪怨2 劇場版 [デラックス版]』(GENEON ENTERTAINMENT/DVD Video) [amazon]
ま、毎度ではありますが。出来には苦言を呈すれど、好きなシリーズであることに変わりはありませんので買ってまいりました。ちなみに購入特典は……前作に引き続き劇場用プログラムでした。持ってるってば、と言おうか迷いましたがけっきょくそのまま受け取っちまいましたがな。なお、劇場で鑑賞したときの感想はこちら。
2004年02月25日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040221~.htm#Day25早速『呪怨2 劇場版 [デラックス版]』(GENEON ENTERTAINMENT/DVD Video) [amazon]を鑑賞しなおしてみた。……やっぱり一緒だった。
というおおむねどうでもいい話はさておき、やはり5.1chはいい。劇場では気づかなかったが、伽椰子襲来の場面では、音が必ずしも正面からではなく前後左右から聴こえてくる。非常に、うるさい。本日のお買い物
1,室城秀之[訳注]『新版 落窪物語(上) 現代語訳付き』 [bk1/amazon]
2, 同 『 同 (下)』(1と2、角川ソフィア文庫/角川書店) [bk1/amazon]
3,倉田英之『R.O.D. 第九巻』(スーパーダッシュ文庫/集英社) [bk1/amazon]
4,G・K・ウオリ/富永和子[訳]『箱の女』(ハヤカワ文庫NV/早川書房) [bk1/amazon]
5,結城心一『うたわれ痕こみっくHeart Leaf/AQUAPLUS作品集vol.2』(DNAメディアコミックスSPECIAL/スタジオDNA) [bk1(ISBN)/amazon]
ハードカバー類は訳あってあとまわし。アレは、いつもと違うルートで注文したのですが……届かなかった……
1と2は資料目的。いわば平安時代のシンデレラ物語の原文と現代語訳付き新版。
3はおいといて、4は題名が妙に気になっていた新人の作品。森で原始的な生活を送る女の過去をめぐるサスペンス。風間賢二氏熱狂、という帯の文句にも惹かれて購入してしまいました。どことない不条理の匂いに期待してます。
5は各種アンソロジーに寄稿したLeaf・AQUAPLUS作品のパロディ漫画を集めた単行本第二巻。一時期はほとんどこの方の作品読みたさにこの手のアンソロジーを買っていたくらいなので、待望の一冊なのです。
ネット通販で注文したものも今日あたり届くはずだったのですが、何故かどれも出荷連絡すらなし。本一冊の梱包に何時間かかっとるんじゃー。渡辺謙の『バットマン』最新作出演、どうやら本決まりのようです。たとえ悪役でも、ハリウッドでは常套のステップなので喜ばしい限り。ちなみにこれ、主演は『リベリオン』のクリスチャン・ベール、監督は『メメント』のクリストファー・ノーラン。もう意地でも観る。
2004年02月26日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040221~.htm#Day26日中、急ぎの仕事があるという時間に1時間以上ネットワークが止まって焦る。メンテナンスがある、という連絡は届いていたが、夜間にもスケジュールを設定しているくせにいちばん忙しい時間帯にどーして1時間も止めるか。1時間で済んだのも慌てて私が連絡したからで、何も言わなかったらたぶんだらだらと切りっぱなしだったのだろう。
久々に本業がわたわたしていた一日だったが、相変わらずモノクロ原稿なのにカラーで入れたり過剰に大きいデータを使ったりというのが届いたり、本来わたしの領分ではないはずの処置に時間がかかりがちなのでした。アガサ・クリスティー/田村隆一[訳]『予告殺人』(クリスティー文庫/早川書房) [bk1/amazon]読了、感想はこちらから。次、予定通りであれば乱歩全集なんですが……あと二週間しかないから、別のを挟もうかと思ってます。
本日のお買い物
1,『レッド・サイレン デラックス版』(COMSTOCK、GENEON ENTERTAINMENT/DVD Video) [amazon]
2,チャック・パラニューク/池田真紀子[訳]『チョーク!』(早川書房) [bk1/amazon]
3,竹本健治『囲碁殺人事件』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1/amazon]
1は迫真のガン・アクションが見どころのフランス映画(でも英語)。お伽噺になぞらえた独特のムードや、ミュージック・クリップ出身の監督による傑出したヴィジュアルがなかなか好みだったので購入。劇場で鑑賞した当時の感想はこちら。……って、いまでも一部の劇場でかかってるのね。
2は『ファイト・クラブ』などかなりアブノーマルな作風で知られる著者の最新作。何気なく手に取りましたが、この表紙、持ち歩くには最悪の代物です。3はアンチ・ミステリに近い作風を備えた著者としては貴重な、ストレートな本格ものの雰囲気を備えたシリーズの第一作。今となってはけっこう貴重な気がする『定本 ゲーム殺人事件』をちゃんと所有してますが、それはそれとして購入。
2004年02月27日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040221~.htm#Day27es Booksというサイトがあります。オンライン書店ですが、セブンイレブン系列であるために支払いや受け取りを最寄りのセブンイレブン店舗で行える。いま自宅からいちばん近く、特に頻繁に利用しているコンビニがセブンイレブンなので、以前からいちどは利用してみたいと思っていました。
で、ある日ふとそのことを思い出し、試しにサイトから注文してみた。しばらく前から待っていた本で、しかもどうも近所では見つけにくそうだったもの。それがうまい具合に「在庫あり」の表示が出ていたので、これ幸いと注文した。
注文したのは24日深夜――正確には25日早く。届いたのは、本日27日。
これは微妙だ。流通経路がしっかりしているわりには、遅い。bk1のメール便でも、同じくらいには届く。宅配便だと26日、下手をすれば25日当日に着くところだ。定期便があって、しかも「在庫あり」の表示が出ているものの到着にこれだけ時間がかかるのでは、あんまり意味がない。
入荷したあと、10日以内ならセブンイレブンでいつでも引き取り・支払いが出来る、というシステムは悪くないのだが、出荷までに費やす時間がこれだけ長く、そのうえ品揃えも優秀とは言い難い。まわりにセブンイレブンしか使いやすい店がない、という人にとっては非常に便利だが、都市に暮らす人間にとってはどうか。たとえば、仕事で自由になる時間が一般的な商店の開いていない深夜ぐらい、その上買うものもだいたい決まっている、という特殊な人しか心底便利とは感じないだろう。この程度の便利さなら、通常のネット書店のほうがよほど使い勝手がいいはずだ。
一冊だけ頼んだにしては異様に丁寧な梱包のおかげで状態だけはいいのだけど……この有様ではあんまし頻繁に利用しようとは思いません。本日のお買い物
1,『『デスペラード』+『エル・マリアッチ』 ツインパック』(Sony Pictures/DVD Video) [amazon]
2,Pat Metheny『SELECTED RECORDINGS ECM [ECM 24bit ベスト・セレクション]』(Universal Classic & Jazz/CD) [amazon]
3,いとうえい『LOVE!! 恋の翼を探して』(ホットミルクコミックスシリーズ167/コアマガジン) [amazon]
4,米澤穂信『さよなら妖精』(ミステリ・フロンティア/東京創元社) [bk1/amazon]
1は、実はまだ観ていなかったロバート・ロドリゲス伝説のシリーズ、発売済の『デスペラード』再版とこれが初のDVD化となる第一作とのセット。来週『レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード2』が公開されるのに合わせて発売されたものを、やっぱり予習のために購入してみました。
2はパット・メセニーが活動初期に契約していたECMにて発表したアルバムより、自らがセレクトした名曲・名演をECMの企画の一環としてリマスタリングしたもの。これ、実は今月21日発売。私としたことがすっかり失念していました。メセニーファンの私が何故……とつらつらと考えていて、ふと思い出した。そういや今月の10日、Wポイントにかこつけてこれも予約するつもりで出かけたんだよ、秋葉原に。行ってみたら、あれですから。そりゃ忘れもするわ。
そういえば言及し忘れてました。今年もメセニーはグラミー賞を獲得してます。しかも、Jazzカテゴリではなく、New Ageで。まあ、前にもRockとPopで獲得していたりするので、New Ageぐらいまでは許容範囲かな、とも思いますが……
3は……amazonのお薦めで発見して、絵柄に惹かれて思わず注文してしまいました。中身は、まだ読んでないので解りません。
4が上で言及した、es Booksで注文・購入したもの。既に一部で話題となっている、スニーカー・ミステリ倶楽部でデビューした著者の最新作。この方の著作はこれが初めての購入ですが、なんとなくMYSCONで引きが強そうなので、ローテーションに混ぜられるようなら混ぜてみようかしら。毎度の如く言ってみただけになるかも知れませんが。上のようなことをざっと書いたあと、電車で渋谷まで出かけて『渋谷怪談』『渋谷怪談2』を立て続けに鑑賞。今夜は書いている時間がないので、感想は後日この辺とこの辺に。同時上映なのに2ファイル作ったのは、本数稼ぎ……ではなく、決して前後編ではないシリーズものの二作品と判断したから。かなり満足のジャパニーズ・ホラーでした。特に『〜2』など、素晴らしい美少女ホラーです。
本作は渋谷シネ・ラ・セットにて交互に上映されているのですが、料金は別になっている。とはいえ、前売り券じたい半券が二枚綴りになっている、という作りなので、観る奴はだいたい同時に観るだろう……と思いきや、本日劇場にいた五人(わたし含めて)のうち二本とも観たのはふたりだけでした。残り三人、グループの女の子は一本目だけでとんずら。まあ、要所要所で悲鳴を挙げていたぐらいなので、致し方ないでしょう。それに、いちいち怖かったところで小声とはいえ会話をするので、二本目が静かでちょっと助かりました。
この劇場、初めての訪問でしたが、なかなか面白い作りをしてます。入り口から横手に細い廊下が延びていて、入り口の真正面にチケットなどの窓口が、その脇に劇場への唯一の入り口が、その更に先はバーカウンターになっていて、軽食にソフトドリンクのみならずワインなども注文でき、その気になれば寛げる仕組み。劇場の中も、通常の座席は後方に四列ほど並んでいるだけで、残りの空間には移動可能なソファとテーブルが置いてある、という具合なのです。前列マニア(なんだそりゃ)のわたしはごく自然の成り行きでソファのほうに陣取りましたが、なかなか悪くない。もーちょっとソファの質が良ければ言うことはなかったのですが、さすがにそれは望みすぎですか。
デジタル方式による画面も美しく、半券によるリピーター割引のサービスもある。銀座のほーにはあんまり愛着が持てませんでしたが、こっちは今後ちょっと贔屓にしてみたくなりました。
それにつけても、2のヒロイン役・堀北真希の可愛らしさは絶品でした。
2004年02月28日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040221~.htm#Day28昨日、書くことが多すぎて触れるのを忘れていました。『異形の王権』『蒙古襲来』など、独自の中世論により「網野史観」と呼ばれる系譜を生み出した網野善彦氏が亡くなったそうです。平安史の資料を頻繁に漁っていたときに、ややずれてはいますが色々と参考にさせていただきました。ご冥福をお祈りします。
昨晩の『スカイハイ2』、いまいちわたしと波長の合わない鶴田法男演出だったためあんまり期待しないで、作業のかたわらぼんやりと眺めていたのですが、そんなに悪くありませんでした。今回のシリーズでは上位に属する出来だったかも。
千尋こと柊 留美の演技に若干問題はありましたが概ね大健闘でしたし(少なくとも佐藤藍子出演の回の人々よりは格段にまし)、シナリオもかなり綺麗に纏まっている。ただ、通常死んだ直後に呪いの門を訪れるものが、今回に限って何故死体発見まで待たされたのか、その点に説明が付けられていなかったのが残念。ここにもちゃんと理由をつけていれば本シリーズトップと言いきれたのに。
それにしても、昨晩わざわざ渋谷まで出かけて鑑賞した『渋谷怪談』二作と微妙に被る要素が無数にあって、楽しいやら苦笑するやら。両方とも津田寛治が出てるし。で、問題の『渋谷怪談』『渋谷怪談2』(Bitters End・配給)の感想を脱稿。『渋谷怪談』のほうは「祟ってなくてもやっちゃいけないことですから」から、『〜2』のほうは「これは早見裕司氏にお勧めするべきか?」からどうぞ。
明けて本日も週末恒例の映画鑑賞、しかも二日連続ホラーだ。こちらはアメリカ、ギミック・ホラーの名匠ウィリアム・キャッスル監督の意志を継ぐダークキャッスル・エンタテインメント最新作『ゴシカ』(Warner Bros.・配給)。感想は……そんなに時間がかからず書き上げられそうなのですが、上の二本だけでけっこうな分量なので、明日以降この辺にアップしておきます。これまでのダークキャッスル作品に馴染んだ方、オールドファッションのホラーに愛着がある方、或いはあまりホラーずれしていない方なら充分楽しめます(それぞれ意味は違うが)。色々と突っ込みたい点も多々ありますが、詳しくはのちほど。
本日のお買い物
1,茅田砂湖『レディ・ガンナーと二人の皇子(上)』(角川スニーカー文庫) [bk1/amazon]
2,武田日向『やえかのカルテ(3)』(Dragon Comics/1と2、角川書店) [bk1/amazon]
3,犬威赤彦『こみっくパーティー(4)』(電撃コミックス/メディアワークス) [bk1/amazon]
4,『コミック新耳袋2004冬』(メディアファクトリー)
他にも色々買うべきものが店頭に並んでるんですが、諸般事情から今日はこれだけ。2はこれが最終巻です……個人的に嫌いではなかったんですけど、いったいどういう層を狙っていたのか解らない作りだったので、3巻でも続いた方ではないでしょか。
で4ですが、久々の購入です。別に嫌いだったからではなく、昨年夏の新刊から判型を小さくして、セブンイレブンでの配本が行われるようになったそうなのですが、どういうわけかそれ以来巡りあったことがないのです。今日やっと、近場の書店に一冊だけ入っていたのを発見。配本されていたはずのセブンイレブンでもいちども見かけたことがありません。どーなってるんですかメディアファクトリーさん。
2004年02月29日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040221~.htm#Day29たしか赤川次郎氏の誕生日です。
『ゴシカ』(Warner Bros.・配給)の感想を脱稿。「いったいどのシーンの撮影で手首を折ったのでしょうハル・ベリーは」からどうぞ。
昨日購入した『新耳袋2004冬』を読んでます、がなんか色々と変です。どうも見覚えのある作品が収録されてるな、と思えば案の定、巻末の目次に「★印のものは再録となります」と記してある。が、わたしの記憶が確かなら再録であるはずの作品にマークが付いていない。一冊に占める再録作品のパーセンテージも異様に高い。目次に実際についている★印はふたつだが、私の気づいた限りあと三本は再録のはず。どーなってるんだ。
無視してもいいんだけど結果があまりにも笑えるしアカデミー前日のお遊びという意味合いもあるのでいちおう載せよう、第24回ラズベリー賞受賞者一覧、とか。
作品賞 『Gigli』
主演男優賞 ベン・アフレック(『Gigli』、『デアデビル』、『ペイチェック』)
主演女優賞 ジェニファー・ロペス(『Gigli』)
助演男優賞 シルベスター・スタローン(『スパイキッズ3D ゲームオーバー』)
助演女優賞 デミ・ムーア(『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』)
共演賞 ベン・アフレック&ジェニファー・ロペス
コンセプトしかありませんでした部門 『ハットしてキャット』
リメーク・続編部門 『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』
監督賞 マーティン・ブレスト(『Gigli』)
理事からの振り付けの功績に対する特別賞 『FROM JUSTIN TO KELLY』
……寧ろ激しく『Gigli』が観たくなってきたんですが。そこまで貶される映画って却って観てみたいと思いませんかあなた。それがですね、昨年ぐらいまでブエナビスタで公開予定のリストに挙がっていたのに、先日鑑賞希望一覧更新のために確認したら、いつの間にか無くなってたんですよ?! ひどいと思いません?! いやそら、向こうでは大失敗に終わってますし、結果的に主演ふたりのカップルが現実世界で別れるきっかけを作ってしまったような験の悪い作品なので、進んでかけたいとは思いはしないでしょーけど。
それはさておき、受賞が確定してから初めて候補作品の詳細も知ったのですが、いよいよこの賞は基準が解りません。もともとアカデミーや大作主義への批判精神から生まれた賞だろうに、年々歳々こっちのほうが形骸化している傾向があるような。……あれだけベタ褒めしておきながら、『渋谷怪談2』のヒロインの芸名を間違えて書いてました……手の及ぶ範囲ですべて修正。とほ。
宣伝とかお薦めとか告知とか。
お薦め品
DVD
リチャード・リンクレイター監督『テープ』 (アミューズソフト販売) [amazon]
安モーテルの密室、僅か三人の会話のみで展開する記憶の迷宮。2003年12月26日発売。→深川の感想
宣伝
10/18発売
Bonbee!・原作/深川 拓・文『小説版 ALMA〜ずっとそばに〜』(Heart Novels/宙出版)
本体価格857円 ISBN 4-87287-896-5 [bk1/amazon]
2003年05月に発売され好評を博した美少女ゲームのノベライズ。挿絵は神藤みけこさん。
当サイトは、bk1のブリーダープログラム、及びamazon.co.jpのアソシエイト・プログラムに参加しております。
「本日のお買い物」の後ろにある[bk1/amazon]という項目をクリックすると、当該商品の購入画面にジャンプいたしますので、ご利用ください。
bk1については、こちらで検索も出来ます。
2004年02月中旬
2004年03月上旬
Past
nowadays
toppage(with frame)
toppage(without frame)