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頭痛の方へ

本ページの目次

1.以下、いずれかの状況で頭痛が起こる方へ
2.考えられる身体の状態
 ● 西洋医学の観点から
 ● 東洋医学の観点から
3.なるべく早く対処した方が良いケース
4.鍼灸の治療方針
 ● 頭痛のタイプと「証」を見極める
 ● まず痛みをとることを優先し、その後に体質改善
 ● 治るまでの期間
5.根本的な原因
 ● 物理的ストレス
 ● 精神的ストレス
6.養生法が根本治療
 ● 身体の養生法
 ● 心の養生法
7.患者さんの感想
8.「本質的な治癒」とは「身体の声」との調和
 ● 原因が解れば安心して対処できる
 ● 病気は身体からのお知らせ

1.以下、いずれかの状況で頭痛が起こる方へ

・長時間のパソコン作業やスマートフォン操作
・眼を使い過ぎた時
・首や肩のこりがひどい時
・生理前、もしくは生理中
・天候が不安定な時
・季節の変わり目
・精神的なストレスがあった時

ほり鍼灸専門治療室では、このような方々が大勢いらしています。以下、ご参考になれば幸いです。

2.考えられる身体の状態

● 西洋医学の観点から

・緊張型頭痛(筋肉の過緊張)
・片頭痛(血管拡張による頭痛)
・後頭神経痛(頭部の神経痛)

等々、これ以外のタイプの頭痛もあります。

● 東洋医学の観点から

首、肩、背中の気血(エネルギーや血流)の巡りが悪く、頭部に汚れた血(瘀血)が溜まっているケースが多いです。

普段から精神的なストレスが多い方は胸につまりがあり、それが頭痛の発症に関連している場合もあります。

また東洋医学では「下半身が冷えると、のぼせやすくなる」という法則があります。こののぼせが頭痛を生んでいるケースも多いです。

3.なるべく早く対処した方が良いケース

以下のような場合には、それ以上悪化させないよう、なるべく早く対処されることをおすすめします。

・仕事や日常生活に支障をきたすほど頭痛がつらい。
・薬を飲まないと仕事や日常生活がままならない。
・薬を飲んでも頭痛がおさまりきらない。
・徐々に悪化してきている。

4.鍼灸の治療方針

● 頭痛のタイプと「証」を見極める

お話を詳しくうかがった後、身体全体を診させていただきます。痛みの部位や性質から頭痛のタイプを判断するとともに、東洋医学的診察法で「証」を見極めます。

「証」とは、自覚症状と身体所見(脈診、舌診、腹診、候背診)を総合したもので、個々の体質のようなものです。それが頭痛の土台となるのです。それらに基づいて、鍼灸治療を施します。

※医療機関で行う「診断」ではありません。

● まず痛みをとることを優先し、その後に体質改善

まず痛みをとることを優先します。そして対症療法だけで終わることがないよう、その後で頭痛の土台となっている体質改善を図ります。

● 治るまでの期間

これまで長年にかけて心身に負担をかけてきた場合には、ある程度の期間がかかります。蓄積された負担が少ない場合には、比較的短期間で改善します。

5.根本的な原因

頭痛の根本的な原因には、以下のようなものが考えられます。その多くは日常生活のなかにあります。

● 物理的ストレス

・長時間のパソコン作業やスマートフォン操作
・眼精疲労
・運動不足による首肩の筋肉のこわばり
・冷たい食べ物や飲み物による下半身の冷え、など

● 精神的ストレス

不安、心配、イライラがあると自律神経が緊張し(交感神経優位になり)、筋肉が硬くなり、血流が悪くなります。おのずと胸がつまるようになっていきます。

6.養生法が根本治療

日常生活のなかで、以下のような養生法を取り入れていただくことが、根本的な解決につながっていきます。お一人お一人の状態に合わせて、効果のでやすい方法をお伝えします。

● 身体の養生法

・デスクワーク時の姿勢の改善
・適度な運動(ウォーキング、ストレッチなど)
・冷え対策(腹巻き、靴下重ねばき、食事は温かいものにする)
など

● 心の養生法

・呼吸法や瞑想をする
・不安・心配・イライラの理由を見極める
など

7.患者さんの感想

※効果の現れ方には個人差があります。


「驚くほど頭痛のない生活に」

H.Y様 女性 40歳

30歳くらいから時々頭痛が起きるようになりました。年々ひどくなり、病院で検査をしましたが特に異常はなく、痛み止めの薬を頻繁に服用している状況に悩んでいたところ、主人から堀先生の鍼灸専門治療室を紹介されました。

薬で治らないものは、他に治す方法はないと勝手に思い込んでいましたが、この数か月間は、自分でも驚くほど頭痛のない生活を送っています。

長年蓄積された疲れや冷え、のぼせなど、頭痛と結びつけて考えていなかった部分を治療し、体質を改善することで、少しずつ頭痛が起きにくい状態に体を変えている事を知りました。

人生で初めて受けた鍼治療がまさか頭痛のない生活へ戻してくれるとは全く想像していませんでした。私の頭痛治療の選択肢の中に、鍼治療はありませんでしたがすすめてもらって良かったと思っています。


「鍼治療という選択肢があることは大きな安心感」

H.S様 男性 52歳

40代の頃からお世話になっています。いつも同じ症状で、仕事でのパソコンやスマートフォン使用の影響もあり、片方のコメカミから首肩にかけて、鈍いジンジンという痛みが出ます。

鍼治療していただくことで治まるのですが、仕事は継続していますので、何年かするとまた同じ症状が出る、ということが繰り返されています。

これまで鍼治療など受けたこともありませんでしたが、何回か治療を受けると痛みが和らぐ効果があり、結果としては鍼治療が私には合っていると思います。

「良い血と悪い血の話※」も具体的にお聞きすることができ、治療に慣れてくると、一本一本の鍼が効果を持つことが実感できます。

飲み過ぎると効かなくなる薬と違い、鍼治療はやり過ぎると効かなくなるということがなく、また副作用がないと聞きます。

年を重ねて仕事も続けてゆけば、これからも同じ症状が出ることは予想されます。ですが薬を飲むだけでなく、鍼治療という選択肢があることは大きな安心感です。

※「悪い血」とは老廃物が溜まった血液のことで、東洋医学では瘀血といいます。これが頭痛の一因になります。鍼で血流が改善すると、きれいな血液が巡るようになり、頭痛の改善につながります。


関連ページ

【症例レポート】32歳女性、10年前からの首肩こり・頭痛の改善例

8.「本質的な治癒」とは「身体の声」との調和

● 原因が解れば安心して対処できる

堀 雅観

鍼灸で心身をととのえたうえで、養生法を実践していただければ、不調は着実に良くなっていきます。

私達の心身の状態は「これまでの生き方の結果」でもあります。不調の原因がご自分で解るようになれば、それを極力生みださないように気をつけることができます。

仮に調子を崩したとしても、原因が解っていれば不安や心配はありません。落ち着いて対処することができます。

また、そんな時こそ鍼灸治療の助けをかりてください。

● 病気は身体からのお知らせ

私は「病気や不調は身体の声」だと考えています。身体が「そろそろ疲れがたまってきてるよ、あまり無理しないで」と教えてくれているのです。その声を素直に受けとめ、治療したり、養生をすれば、こじれることなく回復します。

ですから病気は恐れたり、闘うものではなく、身体からのお知らせなのです。お知らせがなければ、大病するまで不調に気づけません。そう考えると、このお知らせは有難いものです。

身体の声と仲良く生活できるようになれば、安心と感謝の気持ちで生きていけるのではないでしょうか。そのようになっていけたら「本質的な治癒」だと思っています。

あなたが理想の人生を生きられるよう、お手伝いさせていただけたら幸いです。

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