株価の近似値 本文へジャンプ
Nikkei 225 Multiplex Research Lab


2004年11月16日

私は一関厚文と申します。私は現存する理論を推し進めて、一層洗練された理論に発展させていくということよりもむしろ、分析対象の本質を捉え、それを数式で表現するための最もふさわしい道具を開発して、その分析対象の特性を明らかにするということにしか興味がありません。私が、他の数々の最先端の論文を基礎とし、その上に理論を構築させていくという手法を採っていないことは、論文中の References を見れば明らかです。(ゆえに、私は異端者の中の異端者(おやじ)になってしまい、とても損な性格をしております。)

この Research Lab では、

分析対象の本質を捉え、それを数式で表現するための最もふさわしい道具を開発して、その分析対象の特性を明らかにする

という目的に資する論文を掲載していく予定です。それは時として、他の方々の論文を基礎としないことを厭わないことを意味します。

まず手始めに、株価のランダムな変動を理解するために、私が書いた論文 EQUILIBRIUM ENERGY を私の良い自己紹介になると思い掲載することにしました。現在この論文を幾つかの論文に分けて大幅に改訂しようとしている最中ですが、時間がなく、全く改訂作業が進んでいない状況です。改訂の目標は、この論文の基本原理をより簡明化し、このサイトに掲載されているモデルに適用することです。

なお、私はアメリカで大学教育を受けており、日本語で論文を書く訓練を受けておりませんので、論文は英語でしか書けません。拙い英語ではありますが、ご了承お願いいたします。

このサイトに載せられているモデルに関する論文はもちろん機密事項で公表できませんが、それ以外で公表できるものは公表していきたいと思います。なお、このサイトに載せられているモデルは、ある一つの明確なパラダイムに基づいて導き出されています。このパラダイムが正しと確信できるのは、そこから生み出される有益なモデルは、後を絶たないという点です。パラダイムが不適切ならば、直ぐに行き詰ってしまいますが、このパラダイムには発展性と産出性、そして実際に役立つという有益性があり、適切であることに確信を持って、研究することが出来ます。残念ながら、未だ他に誰もこのパラダイムに到達した者はなく、私が異端オヤジとしてこれを独り占めするしかありません。しかし、そこからもたらされる成果のほんの幾らかでも皆さんにお知らせすることは、それ自体、善いことであり、且つ、私自身の進歩にも大きな益があると思い、このサイトを立ち上げることにいたしました。


下記の EQUILIBRIUM ENERGY pdf へのリンクをクリックしてお読みください。




2009年6月23日 火曜日 10:41:43 PM  下のグラフはスペクトル分析と周期分析による multiplex 現象を明らかにし、その有用性を示したものです。
Multiplex 現象に関しては下の概要を参照してください。








2009年2月9日 月曜日 9:34:52 AM  当サイト“株価の近似値”を開設したのが2004年11月16日。それ以来、当初予想出来ないほどの分析手法の進展があり、上記に記した通り、当サイトのパラダイムが想像以上に正しかったことが証明されてきました。下に示しているグラフは、複数の波がどの様に単数の波で成り立っている (multiplex) かを示すグラフです。Graph 1 と Graph 5 では全く同じ不連続の正弦波が描かれています。Graph 1 ではその波が複数の波に見えることが示されています。Graph 5 ではその複数の波が実は一つの不連続の波から派生していることをグラフを拡大しながら示しています。









Copyright 2009 Atsufumi Ichinoseki. All rights reserved.