一般的に疲労は肉体的疲労と精神的疲労に分けられるこができます。肉体疲労は筋肉が疲れる典型的な疲労です。疲労してくると筋力が低下して、筋肉の収縮する間での時間も長くなります。精神的な疲労はストレスが大きく関与しています。近年疲労は精神的なものが大きくなり、慢性的な疲れとして我々を悩ませるようになってきています。精神的な疲労は集中力の低下が見られ仕事にも大きな影響を与えます。

原因別にも分けられます。疲労の原因は、病気・運動・過労のような原因が明らかなのもと原因不明のものに分けられます。運動・過労は疲労の原因として良く経験します。この場合は筋肉の疲労が中心となります。また、日常生活を維持できないほどの激しい疲労感や慢性疲労については慢性疲労症候群というものがあります。

また、休養や栄養をｔれば短時間でするような疲労を急性疲労といいます。疲労が回復しないうちにまた次の疲労を重ねていくと、疲労が回復されない状況が続き、これを慢性疲労と呼びます。スポーツでいうオーバートレーニングがこれにあたります。

疲労は、痛みなどと同じように「身体に休みなさい」という警告反応であり、生体の防御機構として、それ以上に身体を酷使すれば身体が破綻してしまいますよということを教えてくれる働きがあります。この健康を維持するため防衛機構である疲労は、睡眠や休養などいろいろな方法によって回復させることが可能です。

また、疲労回復にはじっと休んでいるよりも身体を積極的に動かしたほうが良い効果をもたらすことがあります。これを積極的な疲労の回復といいます。積極的な疲労の回復にはストレッチなどありますが、特に自己養生として歩行をお勧めします。

全身の血液循環を促進するのは軽い運動が最適です。歩行をすることで全身の血流を良くし、それまで使わなかった筋肉刺激を与えて、脳に刺激を与え大脳を活性化して心身をリフレッシュして、肩こり・腰痛を予防して下さい。

予防としては

適度な運動を日常していただいて体力保持に努めること（歩行が望ましいです）

連続した作業や姿勢をなるべくとらないで、適当なところで休憩を入れる

食事について栄養をバランス良く摂ること

睡眠を午後１１：００までにとるようにする。（成長ホルモンの分泌は午後11：00〜午前4:00までの間が著しいです。）

などがあります。