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N5 時計   (2002. 11. 29)

 手作り時計を紹介します。

英工社電氣時計1.英工社電氣時計

 以下、音符で囲まれた赤字は、「大きな古時計」のメロディにのせながら読んでいただけたら幸いです。
 
 最初にご紹介するのは、手作り時計ではなくリニューアル品です。随分前になりますが、私が会社の古い某研究所(窓のレールが竹製であった事から、その古さは察しがつくと思いますが...)に在籍していた頃、物置の大掃除をしていたときに、その奥から、♪大きなまんまる古時計 おじいさんの時計♪ が出てきました。
 文字盤に「英工社電氣時計」の文字があり、電池ではなく、電気でもなく、電「氣」駆動式ですから、中に配線の残骸がありましたが ♪今はもう動かない その時計♪ でした。
 捨てられるところだったのを、すんでのところでもらい受けることができました。
 
 見てください、このデザイン。非常にシンプルで、全く古さが感じられないばかりか、時計の基本であるこの視認性の高さ。これは、もう一度現役に復帰させてやらなければ、夜ごとこの時計の霊に悩まされてしまいます。
 
 さて、始めに塗装を全部落としました。と言うのも、現物はチョコレート色の艶有り塗装でプラスチックのようだったのですが、案の定その下にはすばらしい木が隠れていました。
 木目を生かしたオイルステイン仕上げとし、これでぐっと高級感が出ました。次に古い掛け時計を分解して、そのムーブメントを移し替え、針の取り付けにはちょっと苦労しましたが何とか完成。
 
 電池を入れて、動作音の ♪チックタックチックタック♪ を確認してから、壁に掛けて、しばらくでれーっと眺めていると、なっ何と、止まってしまいました。
 横にすると又動き出します。んっ、どうして?? 結局、分かったことは、この時計は文字盤の直径が30cmと大きくて、針も金属製で重たいのです。
 そうです、原因はムーブメントの力不足だったのでした。大きなムーブメントを新たに買うのも癪に障るので、針をバルサ材(世界一軽い木材で模型などに良く使われます)に替えることで、なんとか解決しました。やれやれ。

 これが意外と和室によく似合うんですが、これから100年間は動いてくれるかな?


2.八角時計八角時計

 これは、特に説明はいらないでしょう。単純なデザインを心がけましたが、ちょっと工夫が足りなかったかなー? 

 縦横25cmの文字盤に木目のきれいなシナ合板をを使用して、それに10mmと15mmφの丸棒を短く切断して接着しています。ちなみに、このムーブメントは時報付きでーす。




3.お菓子箱の時計

 娘が幼稚園で菓子箱を使った時計を作ってきました。もう、随分前の話になります。
あのころは娘もかわいかったなー! ☆\(・ε・)コラ  
 お菓子箱の時計
 この時計、なんとなく捨てずにとってあったのですが、ある時、じーっと見ていると、うーん、こんなデザインは大人じゃどう転んでも無理だなー、特にこの文字のレタリングと位置の絶妙なバランス、...これは是が非でも息を吹き込んでやらなくっちゃーと思いたったというわけです。
 
 と言うわけで、ムーブメントを組み込む事にしましたが、下の観音開きの窓からは、針と同じ色の振り子が覗いていて、これはもちろん生かさなければなりませんので、ムーブメントは振り子付きにしたのは言うまでもありません。
 もう年数も経っているので、のりのシミなども目に付くのですが、これもひとつの味と言うことで、いっさい手を加えないことにしました。但し、振り子は裏に重しを張り付け、針も裏側を若干補強しました。

 針が動き出したときは、なんとなく絵本の中の世界にいるような、ほんわかした気分になったなー。7、8時くらいの時間が微妙に分かりづらいのもいいですよねー。
 癒し系の時計の紹介でした。


(2005.9.4追記)

4.果実時計
(名前の付けようがないので、これでご勘弁)

 電気量販店「ラオッ○○」のVIP会員である小生のところには、時々「VIP会員様限定特別御優待券」が送られてきます。(私がVIPと呼ばれるのは、後にも先にもこのときだけです。"VIP会員様"がどんな会員なのかは、この際さておいて....)。特別御優待セールには、おまけやおまけ的商品が付き物であり、ある時、このおまけ商品として壁掛け時計を200円で手に入れました。(左下写真)
元の時計改良?後

 もちろん、デザインが気にいって買ったわけではなくて、例によってムーブメントと付属する温度計、湿度計をばらばらにしてシナ合板の上に再配置。
 温度計と湿度計が付いているので?、トイレの壁に下げました。
 ちなみに、文字はペイントペンで書いていますが、そのままでは滲んでしまうので、表面にニスを塗ってから書きました。

....だっ、誰ですか、「最初のほうがずーっと良かった」などと言っている人は、....



5.百円ショップ時計

 んっ、百円ショップ時計? 苦し紛れの命名ですが、ただ単に材料を百円ショップで購入しただけです。
m(_ _)m
 そうなんです、最近は、百円ショップで、ムーブメント、針、文字盤を売ってるんですねー。それぞれ100円ですが、そのまま組み立てるだけでは面白味がありませんので、文字盤だけは別用途の商品を使いました。
 従って、これで材料費は合計300円です。安いですね。
v(^^;;
 但し、文字盤に使った”豚”は板厚が40mmだったので、ムーブメントの部分は裏側を削って薄くしなければなりませんでした。

 これは、ご近所の新築祝いにあげました。こんなに安上がりだったなんて一言もいってませんが....



  ●作成メモ

 ムーブメントはキット品は結構高くて、バーゲン品の安時計を買った方がお得です。
もちろんいらなくなった時計をバラすのが一番。家の中に使わなくなった目覚まし時計が結構転がっていませんか?
 
 ....と、最初は書いていましたが、追記の百円ショップ時計でご紹介したように、今では200円でムーブメント(+針)が手に入るようになりました。嬉しい限りです。

(2012.8.26追記)

6.燻製器用時計燻製用時計

 燻製作りを記録しようとして、燻製器正面に吊るす時計を作りました。
 燻製作りの最中に針に触る可能性を考慮して正面にアクリル板を上から差し込む構造にしました。

 インデックス(時刻マーク)は丸頭真鍮釘です。

燻製作り記録用にわざわざ時計までと思いますが、まさにその通りでただ単にムーブメントが余ってたので暇つぶしに作った、・・・といったところが真相のようです。

出来栄えも、やっつけ仕事そのもの。 
m(_ _)m



7.輪切り時計

 丸太の輪切りをそのまま時計にしました。

 インデックスは丸棒を埋め込みましたが、ドリルで開けた穴がかなり荒れてしまったため、隙間を充填剤で埋めました。
塗装前塗装後
 ところで、この輪切り時計、最初は屋内用で塗装もしていませんでしたが、屋外に転用するためニス塗装をしたところ、あららー、インデックスがほとんど文字盤の地色と変らず目立たなくなってしまいました。
 しかしながら、捨てる神あれば拾う神あり。
塗装前(左の写真)には目立たなかった充填剤の部分が、塗装後、白く浮き上がり、インデックスの縁取りみたいになりました。結果的にインデックスもそれなりに見やすくなったようです。こういうのを結果オーライと言うのかな??(・・・と、いつものように超プラス思考で、失敗も木端微塵!  これじゃ、いつまでたっても進歩が無いよね・・・・。)

 時計の針も変えましたが、アイスの棒を使っています。これは結構歪みが無くて良い材料なのです。(時々、「あたり」とか「集めて応募しよう」などの焼印を押したものがあるので注意が必要です。 んっ? 誰も間違って使ったりしませんっ!)



8.ケヤキフレーム時計
 
 ケヤキの耳付き板材(20mm厚)を分けてもらったので、耳の部分をフレームにして時計にしてみました。フレーム同士はダボで接続し、着色した広葉樹合板の文字盤をフレーム材の段欠き部に接着しました。インデックスと針は例によってアイスの棒です。

 お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、今回は時刻が全て10時10分、そうです、時計の写真を撮るときの決まりごと、針のバランスが最も美しい時刻です。
 出来の悪さをせいぜいこんなところでカバーするしかなかったというところでしょうか・・・・・・


(2016. 5. 15 追記)

 知り合いからの依頼で作成した時計です。
 「12p角でシンプル、青で彩色」がリクエストでした。

 文字盤を端材の19mm厚の集成材から切り出しましたが、2枚取れたので2種類作ってみました。
インデックスは8mmと3mmφのチーク丸棒埋め込み、一方は熱線糸のこで一部文字を切り抜きました。
 針は2mm厚の濃色硬材(種類不明)です。

 青色で着色したら集成材の接着線が目立ってしまったので、一方はオイル塗装だけにしました。

 気にいった方の文字盤を使うか、あるいは飽きたら文字盤を交換しても・・・・


 今回から無意味な命名はもうやめにします。 ・・・・正直ボキャ貧だし。


  (2019. 6. 15 追記)

 久方ぶりの掛け時計です。

 屋外用として作った”7.輪切り時計”(←適当な名称が浮かばずに付けたにしても、なんと安易な命名、反省っ!)、実際に使ってみたら針がむき出しの時計では、埃、風の影響でしょうか頻繁に止まってしまいます。
 
 そこで百均で買ってきたガラスカバー付きの掛け時計(但し、200円)を、ムーブメントとガラスを残して木製に作り変えました。

 材料は手持ちの材料から、本体には8mm厚の合板3枚を積層、時分針は1.5mm厚の濃色材(種類不明)、秒針というか秒ダンゴはアイス棒(白樺かな?)、文字盤はプラスチックに天然木を印刷した紙を貼り、インデックスは時分針と同材を熱線糸鋸で抜いて貼り付けました。
 目論見通り、順調に時を刻んでいます。



 もう一個はアンティーク風時計です。

 本体はかなり使い古したツーバイ材で八角額縁としました。
 文字盤は3mm厚のアルミ複合板にアンティーク紙パターンとインデックスを印刷した紙を貼り付けました。

 ハトメの二つの穴は、ゼンマイ巻き上げ用
のつもりですが、今のひとは分からないでしょうね。 
 (^^;;


 ハトメ自体は真鍮メッキでピッカピカの金色だったので、バーナーで炙ってアンティーク感を出しました。




 それにしても時計のムーブメントはクオーツになりほとんど狂いがなくなりましたネ。
(しかも百均でいつでも購入可。)

 子供の頃、毎日のようにゼンマイを巻き上げ、その度に時刻合わせをしていたのは、遠い追憶のかなたです。



 
 
   (2019.7.14 追記)

 枕元の”置時計”です。

 ここのタイトルは「壁掛け時計各種」でしたが、これを入れるためにこっそり「時計」に変えてしまいました。
 (^^;

 サイズは厚さ27、幅80、高さ90mmで、ムーブメントのサイズ(厚さ29mm、幅56、高さ52)を考慮するとこれがほぼミニマムサイズ。

 本体は使わなくなったヒノキ製の表札で、文字盤も本来なら木の板にしたかったのですが、使ったムーブメントの制約から、1mm厚のアクリル板に木目を印刷した紙を貼り付けました。

 本体の加工は、最初に外径加工(方法はJ22-14治具使用)、次いでトリマーで文字盤嵌め込み用の段差の溝加工、最後に自在錐で円盤を切り抜きました。


 あぁー、気が付きました?
直前に作ったアンティーク風時計と文字盤のデザインが一緒ですね。
いわゆる、何というんですか? 手抜きですね。 

 テヘヘッ(笑ってごまかす)


 一応目覚まし時計なのですが、ここ数年目覚ましは使った記憶はありません。
老年性早寝早起症候群なので・・・・


 
  (2020. 3. 18 追記)

 「合板木口シリーズ」で3パターンの時計を作ってみました。

    


 円盤加工は、テーブルソーのこちらの治具です。

 例によってオイルフィニッシュでパターンを目立たせましたが、欠点は木口を表面に出しているので当たり前ですが、文字盤の下地自体の明暗パターンのせいで針が目立たないこと。

 遅きに失しましたが、このケースではオイル塗装はしない方が良かったかも・・・・?


 試してみた結果では、針は暗い色より明るい色の方が良いようです。
 
金色の金属針なんかは下地に溶け込んでほとんど認識不能。



 同様に、パターンの角度、あるいは外形、インデックス、針等を変えて雰囲気が異なるものがいろいろ作れそうです。



 
  (2020.5.26 追記)

 OSB合板のモザイク模様が面白いので時計にしてみました。


厚さ12mm材の3枚積層で、インデックスの数字は、3mm厚シナ合板を熱線糸鋸で切り抜き、黒で着色して接着しました。

 時針、分針は目立つように夜光塗料です。




 「合板木口シリーズ」の時計に味をしめて、また作ってみました。





 木口の組合せパターン、外形、インデックス、針形状等、いろいろなバリエーションを試してみました。

・ 針が目立つように文字盤を手持ちのウォールナット(a、b)やマホガニー(e、f)で塗布してみました。
 期待以上の効果はあったのですが、放射状の一部の接着部に剥離が発生してしまいました。水性塗料を使ったことによる乾燥収縮が原因と考えられますが、油性塗料に変えるか作成手順を変更(塗布後に接着??)する必要がありそうです。

・ 側面加工
 aとbは側面に傾きを付けましたが、一見壁面から浮いている感じで狙い通りの効果です。


・ インデックス
 アクリル丸棒通し(e)や通し穴(c)も試してみました。
 壁面によって表情が変わる効果を狙ったのですが ・・・

・ 壁面から浮かして設置(c、e)
 立体感が出て面白いかな?

    
隠したい裏面


 
  (2020.07.07 追記)

 以前作成したアンティーク風時計の横展開で、基本的デザインや材料は同じで枠の形状だけ変えています。

 ”クラシカルモダン”シリーズです。 
オイオイ、いつもながら適当な命名!

   
 
 これだけいろいろな時計を作っていると、知り合いが「時計屋でも開くの?」と、疑惑の眼差し・・・・・


 
  (2020.8.7 追記)

 相変わらず飽きもせず時計を作ってます。

 ひとつは、夜の時計第1作で使った桜の丸太が残っていたのでそれを使いました。

 ふたつめは、”お菓子箱の時計”以来の振り子時計で、デザイン的には”合板木口シリーズ”の延長です。



 敢えて今回の共通点を挙げれば、文字盤の掘り込み。

 トリマーで直径200mmのテンプレートを使って深さ10mm程度切削しました。 
方法はこちらです。

 まだまだ、時計ムーブメントの在庫がいっぱい (^^;;


 
  (2020. 10. 11 追記)

 桜の輪切り時計は夜の時計を含め、第3、4作目になります。

 同心円状に掘り込み、長方形インデックスを埋め込めこんだ時計です。
 最内側の円の5時の位置にトリマーで加工した際の焦げ跡が残ってしまいました。 
 
        

 表面平滑化で使っているディッシュビットで縦方向の波型加工をして、インデックスのフォスナービットの中心痕はそのまま残しました。


        

        


 
  (2020. 11. 25 追記)

 以前使ったことがあるOSB合板製。
厚さ9o×900×300mm合板から25p角の板を3枚切り出し時計にしました。
 いずれもそのまま壁に取り付けると文字通り”薄っぺら”な感じなので、壁から約4p離れるようにしました。
 
       

 
 円形で、外形加工はテーブルソー、インデックスは熱線糸鋸で切り抜き3mm浮かして接着。 針は竹板に夜光塗料。

  


 4角外形でインデックスは2色の板材埋め込み。
針は赤色がきれいなは端材を使いましたが名称不明。

       

 12角形で外形加工はテーブルソー、インデックスは直径6mmの丸棒を半分埋め込み。
針は竹材に白色塗装で、インデックスと針が目立つように文字盤は濃色塗装。
 
       


 
  (2021. 4. 19 追記)

 ”クラシカルモダンシリーズ”、第4作目

 インデックスの数字をローマ数字にしてよりクラシカルにしてみましたが、狙いは達成できたかなぁ??

       

 
  (2021. 5. 5 追記)

 ”OSB合板シリーズ”、第5、6作目

 いつも間にかシリーズ化、しかも材料名をそのまま使っただけの何の変哲もない名称(笑)
 実はホームセンターで30p角のOSB合板端材が50円で売られていたので数枚購入しました。
  ・・・・・ ということで、これからOSB合板を使った時計が増えそう。




 
 

 なんといってもこの外形です。

 正方形を放射状に12等分して、菱形に配置してみました。

 文字盤の中心部は三角形の鋭角の集合部でムーブメントがネジ止めできません。
 そこで、裏側に板で留めることにしました。

 従来作成したデザインの発展形。

 変わっている点は文字盤のインデックスの数字とマークの位置関係。
 通常はマークが数字の外側にありますが、それを逆にしてみました。

 例によって数字は熱線糸ノコによる切り抜きで、文字盤はマホガニー塗装、数字は白色塗装、長針短針は黄色蓄光塗装、秒針はシルバー塗装、そしてインデックスマークは生成りです。


 今までで、一番目鼻立ちがはっきりした時計かも・・・


 
   (2021.12.29 追記)

 ”OSB合板シリーズ”、第7、8作目


 第6作の色違い版で、数字のフォントも変えてみました。




 第5作の菱形の発展形。

 
  (2022.3.26 追記)

 ”クラシカルモダンシリーズ”、第5〜7作目。

 ウッドデッキのツーバイフォー材の1本を腐食で交換したので、その再利用です。
 腐食の程度はかなり進んでいます。

 従来の文字盤と針の明暗を逆転させてみました。

   
 インデックスは真鍮丸釘、
針は写真でははっきりわかりませんが蓄光塗料。                 

 針は白色塗料。
 


 針は竹製の生成り、文字盤が濃色の木目。

 
  (2022.8.17 追記)

 振り子時計2題、流れとしては”クラシカルモダン”シリーズです。
4角の枠は前作と同様腐食で交換したツーバイ材で、明暗2タイプにしてみました。

  

 左は文字盤が栓合板でインデックスは手書き。

 
  (2022.12.8 追記)

 手頃なサイズの無垢材(種類は不明)が手に入ったので、振り子時計を作りました。

  


 やはり無垢材は良いですね。

 楕円板はテーブルソーで作成しましたが、方法はこちら

 
  (2023.5.26 追記)

 引き続き無垢材を使った時計。
 シリーズ”Mukoo(ムックー)”の誕生です。 
    オイオイ
 (-_-;)

  

 

 ムックーシリーズには小鳥を留まらせると相性抜群です。

 
 
  (2024.7.11 追記)

 ムックーシリーズ、今回は安価な杉板が素材で、明暗2種の振り子時計です。
 文字は例によって熱線糸鋸による切り抜きです。

  


 
(2024.11.29 追記)

 知り合いから羽目板を譲り受けました。
 羽目板とは、壁や天井に貼る板で、パネルのように連続して貼り付けられるように4辺に組み合わせる為の凹凸加工がされ、合板に無垢薄材を貼り合わせてあり、サイズは厚さ15mm、幅90、長さ900mmです。

 3枚をつなぎ合わせて270×900mmにしてから横割りにしますが、ポイントは幅2mmの溝(継ぎ目)をどうするかで、溝は消しようがないので、トリマーのV溝ビットで色々なパターンを描くことにします。

 最初は単純にタイルパターン

  


 半サイズ(1辺45mm)のタイルパターンに、更に同心円を入れて、薄く着色して市松模様

 


 レンガ模様で、インデックスは切り抜き、薄く着色

  


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