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健康に関する商品や遊び、アウトドアに関係の在る商品や珍しい品物を
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■ログハウスとは
ログハウスと一口に言ってもホームセンターで手に入るお庭に置く小さな小屋や、直径何十センチもあるような丸太を積み上げたダイナミックなものなど様々です。
工法の種類もハンドカット、マシンカット、ポスト&ビーム、ハーフ&ハーフ、ピーセンピース、ティンバーフレームと色々あり、それぞれに長所・短所など特徴があります。僕の選んだのはフィンランド輸入のマシンカットです。
そのマシンカットにもログ材の形状により角ログ、丸ログ、Dログと種類があり、僕の選んだ角ログにも無垢材、ラミネート材(集成材)の2種類があります。
■ログ材について
僕は無垢材にこだわり、それも比較的狂い暴れの少ない「芯去り材」にこだわりました。ログ材は丸太から切り出しますので通常は芯を持ってるのが普通ですが、そこからひび割れが発生します。現在は狂いが少なく強度も高いと言われているラミネート材が主流になりつつあり、芯去り材を提供しているメーカーは少ないのが現状です。
無垢の芯去りを選択した理由は、科学物質を使用しない健康住宅を目指すということがコンセプトの一つにあって、ラミネート材の貼り合わせに使用している接着剤がちょっと気になったということがあります。
フィンランドは現地語でスオミともいわれ、首都ヘルシンキまでは日本から飛行機で10時間半余りです。日本とほぼ同じ面積を持つ国土は、10数万個ともいわれる湖と果てしない針葉樹の森が続くまさに「森と湖の国」です。
ヘルシンキの緯度は北緯約60度。東京は北緯36度ですから、ヘルシンキはかなり北になります。さぞ寒い所と思いきや、メキシコ湾からの温暖な海流のおかげでそれほど寒くはありません。といってもヘルシンキの冬の平均気温はマイナス11度。冬の寒さの厳しさは半端ではありません。
北極圏は北緯66度33分から高緯度の地域をいいます。夏至の時には一日中太陽が沈まない白夜となり冬はほとんど日が昇らない薄暗い夜の状態が続きます。またオーロラ
が見えることでも知られているのが北極圏です。
ところで、北欧に針葉樹が多いのはなぜでしょう?北欧は地軸に近く太陽から遠いので、植物は日光を一身に集める必要があります。日光を集めるだけなら、葉は広い方がいいのですが、何しろ北極圏。厳寒の気候に対抗するため、葉は細く丸く、日照時間が短いので一年中葉は落とさず、さらに凍結や乾燥を防ぐため樹脂を多く含んで自分を守る「針葉樹」が生き残ってきたのです。
針葉樹は日本のような温暖な気候の地にもありますが、北欧の厳しい気候に揉まれた針葉樹は生長が遅いため、堅く密度があり良質の木材となります。同じパイン(松)材でも、特に北欧のパイン材は人気があるのは、そういった気候に影響しているからなのです。
■セルフビルドとは?
「自分で建てる」ことを意味しますが、設計、建築確認申請、基礎工事、大工工事、給排水衛生設備工事、電気工事など、全てを自分で行うことは資格も必要だったりしますし現実には困難だと思います。そこで部分的に専門業者にお願いして、大工工事や自分できそうなところだけ行うのが一般的のようです。
その場合ハーフビルドとかハーフセルフビルド、セミセルフビルドというような言い方をする場合もあります。僕の場合もこれに該当します。
また自分では施工を行わず各工事をそれぞれの専門業者に発注し、施主(自分)がそれらを管理するものもセルフビルドの一種と言えるかもしれません。これはオーナービルドや分離発注方式と言われているようです。
■ログハウスの建て方
セルフビルドは稀なケースですので一般的にはどのようにして建てるのかというと3種類があると思います。
(1) 施工をしているログハウスメーカー、業者に直接お願いする。
(2) ログハウスメーカーの地元代理店(施工業者)にお願いする。
(3) メーカーに材料のみを発注し地元の工務店などに施工をお願いする。
そして(3)の延長として
(4)メーカーに材料のみを発注しセルフビルドする。
ログハウスを建てる時の注意点
ログ断面形状 : マシンカット/ハンドカット
迫力有るハンドカット丸太の太さは、好みで選択するポリシーと趣味の世界
丸太の膨らみ部分に埃がたまりやすい
丸ログは、年月が経つと木自身の収縮やひねり等で透き間が空く場合があることを考慮しておく。
大きな丸太には、大きな基礎が必要
マシンカットは、生活機能を重視
間取り等
標準モデルからどの程度の部分変更ができるのか確認
実質使用可能な床面積を把握する。
2階のロフト部は、人が立って使用できる部分を確認する。
多雪・寒冷地域では、屋根の雪下ろし、出入り、水廻り、外部デッキ等を十分配慮し、メ−カ−の担当者が決まったら、確認や見直しを行う。
産地: 北米/北欧/国産/その他
地域特有の伝統のデザインを、見た目や好みで選択
屋根の形、飾り、軒先の出、
建具等に付いてくる金物も、デザインや機能のポイント
雨戸や網戸の取付(オプション含む)可能/不可能をチェック
メ−カ−
外国では、パンフレット・カタログが有償の場合がほとんどであり、国内のメ−カ−でも有償にしている場合も多い。
資料請求時に送付料も含め確認する。
輸出会社のログハウスを、OEMとして多くの国内メ−カ−が取り扱っている場合があることを頭に入れておく。
国内輸送費や、建設地の近くに施工工務店があるか無いかにより建設費が変わってくる。
概算見積りを行ない値打ちな業者を選択する。
無償の場合が多いと思われるが、不調(建設を依頼しない)になった場合見積りひようが有償になる場合も有るので、有償・無償の範囲をくどく確認しておく。
外国では植林しても、枝打ちしてまで節の無い木を作ろうとしていない。
ログや建具材等の木材の品質・程度を確認するためモデルハウスの見学は、必ず行うこと。
施行代理店が建設地付近に無い場合は、旅費交通費が建設費に加わります。メーカーの施行エリアを確認し、出向で建設する場合は施行日数と出向での余分な費用がどれくらいかかるのかを把握しておく。
→ 建設後の補修メンテナンスにも出向費が加算されることも忘れないように!
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