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INFORMATION
ギンザめざましクラシックスVol.24
〜若き俊英たちの夕べ〜
Produced by ちさ子&軽部

2003年6月21日(土) 銀座4丁目・王子ホール
18:00開場 / 19:00開演
プログラム
−第1部−

●モーツァルト●
ピアノ小曲 ヘ長調

●メンデルスゾーン●
真夏の夜の夢 序曲

●ショパン●
ワルツ13番〜ピアノ協奏曲 第2番 第2楽章

●ウィニアフスキー●
スケルツォ・タランテラ

●ポッパー●
ハンガリアン・ラプソディー

●モーツァルト●
ディベルティメント 第1番 第3楽章
−第2部−

●シャーフ●
ベンのテーマ

●ソニー・ロリンズ●
Doxy

●松永貴志●
メロン

●松永貴志●
宿題

●グリーン●
Body & Soul

●ベルリーニ●
Casta Diva from NORMA
出 演
高嶋ちさ子[Vl.]
軽部真一

松永貴志

矢野沙織[Alto Sax.]
森 愛喜[Vc.]
三浦文彰[Vl.]

今野 均[Vl.]
榎戸崇浩[Vla.]
荒 庸子[Vc.]
安宅 薫[Pf.]
■ ギンザめざましクラシックスVol.24
2003年6月21日(土)。王子ホールにて“ギンザめざましクラシックスVol.24”が公演されました。
今回のテーマは〜若き俊英たちの夕べ〜と題して、これからの音楽界をリードしていく4人の若き演奏家をゲストに招いてフレッシュな演奏が繰り広げられました。
まずクラシック界から2人。最初に登場したのは10歳のヴァイオリニスト三浦文彰くん。難曲中の難曲と呼ばれる、ウィニアフスキーの『スケルツォ・タランテラ』を、大人顔負けのテクニックと堂々たる演奏ぶりで観客を魅了していました。14歳のチェリスト森愛喜さんは、これまた難曲のポッパーの『ハンガリアン・ラプソディー』を演奏。早いパッセージを見事にこなし、手に汗握るような熱演をみせてくれました。
ジャズ界からは、16歳のサックスプレイヤー矢野沙織さんと、17歳のジャズピアニスト松永貴志くんの2人が登場。矢野さんは、白いテンガロンハットをかぶり、ジャズのスタンダードナンバー、ソニー・ロリンズの『Doxy』を大人びた演奏で聴かせてくれました。そして、現在最も注目を浴びているジャズピアニスト松永くんは自作曲の『メロン』、『宿題』を続けて演奏。一度ピアノを弾き始めると、普段のあどけない雰囲気とは裏腹に、その巧みな指の動きに客席からため息のもれる場面も...。さらに、めざクラストリングスメンバーとの共演によるグリーンの『Body & Soul』では艶のある演奏を聴かせてくれました。
もちろん、めざクラレギュラーメンバーも健在。今回、めざクラ流レクチャーで取り上げられたモーツァルトの『ディベルティメント第1番 第3楽章』では、子供たちに負けじと、大作曲家が若き日に作った名曲を安定感のあるテクニックで披露。
梅雨の合間に広がる青空のように爽快な演奏で素敵な夜を演出してくれました。