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INFORMATION
ギンザめざましクラシックスVol.26
〜大作曲家シリーズ1チャイコフスキー & 大人のためのクリスマス〜
Produced by ちさ子&軽部

2003年12月20日(土) 銀座4丁目・王子ホール
18:00開場 / 19:00開演
プログラム
−第1部−

●チャイコフスキー●
メロディ

●チャイコフスキー●
ロメオとジュリエット

●チャイコフスキー●
チャイコフスキー・メドレー

●チャイコフスキー●
ロココ風の主題による変奏曲

●チャイコフスキー●
弦楽六重奏曲 ニ短調 作品70
「フィレンツェの思い出」より第一楽章
−第2部−

●グルーバー●
Silent night

In the X’mas mood

●ベートーヴェン●
交響曲第9番「合唱付き」より「歓喜の歌」

●オオヤギヒロオ●
君の好きなヒト

●辛島美登里●
サイレント・イブ

●辛島美登里●
あなたの愛になりたい

クリスマスソング・メドレー
ハブ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
〜ザ・クリスマス・ソング〜オ・ホーリー・ナイト
〜ウィンター・ワンダー・ランド
出 演
高嶋ちさ子[Vl.]
軽部真一

辛島美登里

The Voices of Japan
K&T

今野 均[Vl.]
渡辺一雄[Vla.]
荒 庸子[Vc.]
安宅 薫[Pf.]
榎戸崇浩[Vla.]
長瀬夏嵐[Vc.]
■ ギンザめざましクラシックスVol.26
2003年12月20日(土)。銀座の王子ホールにて今年最後のめざクラ、“ギンザめざましクラシックスVol.26”が公演されました。
大荒れの天候に見舞われ、前日の秋田公演から東京へもどる飛行機が大幅に遅れてしまった出演者・スタッフのみなさん。公演時間に間に合うかどうかというギリギリの状況で準備を終え、まれに見る緊迫した空気の中、開幕しためざクラVol.26。
この日のテーマは豪華な2本立て。〜大作曲家シリーズ1チャイコフスキー & 大人のためのクリスマス〜。
今回から、めざクラの新たな一歩を刻む“大作曲家シリーズ”がスタート。第1部は、シリーズトップバッターとなる屈指のメロディーメーカー“チャイコフスキー”の作品にスポットを当て、チャイコフスキーならではの美しいメロディーがめざクラメンバーによって奏でられました。中でも圧巻だったのが、レギュラーメンバーの荒庸子さんがソロを務めたチェロの名曲『ロココ風の主題による変奏曲』と、めざクラ初の六重奏(シックステット)となる『フィレンツェの思い出』。『ロココ』では、荒さんの優美な旋律と技巧的なパッセージが会場を魅了し、『フィレンツェ』ではおなじみめざクラ流のレクチャーで、6つの弦楽器それぞれの動きや、曲の聴き所・見せ所を、実演を交えて解説。6人の弦楽器奏者がすさまじいまでの集中力を発揮して、聴いているこちらも思わず手に汗握るような大熱演を繰り広げ、熱気あふれる第1部を締めくくってくれました。
一転して、クリスマスの雰囲気に満ちた楽しい第2部。開始と同時に、どこからか微かに聞こえてくる『Silent Night』の歌声。その声が次第に大きくなりながら近づき、突然会場の後方扉から現れたのが、日本を代表するゴスペルグループ“The Voices of Japan”のメンバー。みなさんは、続けてジャズの名曲『In the mood』をアレンジした『In the X'mas mood』を披露してクリスマスムードを盛り上げてくれました。
続いて、お客さん参加コーナーは会場に来ている観客全員で、課題曲(?)ベートーヴェンの『交響曲第9番「合唱付き」』より「歓喜の歌」を歌ってみようというもの。とはいっても、なんの心の準備もしていない観客がいきなり歌うのは難しいので、合唱の指導をしてくれる先生が駆けつけてくれました。ここで観客を指導してくれたのが、声楽家でもあり、合唱団の指導もしているという荒さんのお母さん(通称:荒ママ)。「荒ママ」独特の指導の成果もあり、当初はイマイチ声の出ていなかった観客も、最後は『第9』を見事に歌いきっておりました。
第9を歌って歌心に火がついてしまった軽部さんは、最近活動中ユニット“K&T”の相方、フジテレビの高島彩アナウンサーとのデュエット曲『君の好きなヒト』アコースティック・バージョンをゆったりとしたテンポで歌ってくれました。
そして、前日の秋田公演に続いて登場のスペシャルゲスト辛島美登里さんとめざクラメンバーによるコラボレーションでは、辛島さんの美しい歌声とストリングスの音色が溶けあい、魅力的なハーモニーを創りあげて、めざクラ12月公演を彩ってくれました。