■ ギンザめざましクラシックスVol.2 |
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1998年1月17日(土) PM7:00
この日の東京は、15日未明から降り続いた大雪による影響で電車をはじめとする交通機関がマヒしており、
あちらこちらでかなりの混乱に陥っていた(もちろん私の住む長野でも空前絶後(!!)の大雪で大混乱。
そのおかげで急遽休日出勤となったが、なんとか開演時間に間に合うことができた)。
当日の王子ホールにはそのような状況にもかかわらず大勢の観客が見に来ていました。
○第1部はオペラの曲を主体に構成(詳しくはプログラム参照)
○第2部はミュージカルの曲を主体に構成 |
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■ オープニング |
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この日の1曲目はブルボンの「ポロフ」のCMでおなじみの『カルメン・ファンタジー』。
演奏が終わると闘牛士(?)の格好をした軽部さん登場。その姿を見て「闘牛士というよりは牛の方が...(笑)」と高嶋さん。
軽部さんはあの体格なのでちょっと服がきつそうだったけど、「これでもダイエットして少しはやせたんですよ」と語っていた。 |
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■ 声楽家ってスゴイ |
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実は私、声楽で使われる独特の発声方法がどうも耳になじまず、あまり身近で聴いたことがなかったんです。
そんなわけで、この日のテーマ「オペラとミュージカル」には若干抵抗があったのだが、この日のコンサートで“目”ならぬ“耳”からうろこが落ちました。
というのも、『夜の女王のアリア』を唄われたソプラノの斉田さんのあまりの声量に圧倒(!!)されたからなのです。
会場中に響きわたるその歌声は“人の声は一つの素晴らしい楽器である”ということを教えてくれたようでした。 |
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■ カラオケ談義 |
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斉田さんと五郎部さんを交えてのトークではカラオケの話に。斉田さんは普段はのどを休めるためにカラオケにはほとんど行かないとのことでしたが、
一方の五郎部さんはよく唄う曲として“佐々木いさお”の『宇宙戦艦ヤマト』をあげていた。
そこで、両プロデューサー及び会場からのリクエストに応えて熱唱(笑)してくれました。
ちなみに高嶋さんはカラオケではよく唄うけど自分の声質を気にしてコンサートでは唄わないそうです。
軽部さんは自他ともに認めるカラオケ好き。元コーラス部というだけあってなかなかの歌声の持ち主らしいです。
その軽部さん、唄うときは普段司会などをするときとマイクの持ち方が変わるそうなのですが...。 |
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■ 踊るゲスト |
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第2部ではミュージカルの曲を中心に選曲されていて、まず1曲目はミュージカルの「マイ・フェア・レディ」から『君住む町で』。
この曲ではゲストの浦田千尋さんがステージ上を右へ左へと踊りまくり。「唄いながら良くあれだけ動けるものだなぁ」と感心しました。 |
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■ 唄うヴァイオリン |
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マドンナが主演した映画でおなじみの「エビータ」から『アルゼンチンよ泣かないで』。
映画ではバルコニーでこの曲を唄うシーンが印象的だったが、この曲のサビにあたる♪ Don't cry for me Argentina という部分の
高嶋さんの演奏するヴァイオリンの音がvery good !!。聴いているとまるで唄っているかのような音色がめちゃめちゃカッコ良かった。 |
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■ 飛び入りゲスト登場(!!) そして軽部さんが... |
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『美女と野獣』では飛び入りゲストで一路真輝さんが登場。それまで客席に座っていた(しかもすぐ近くに)のだが、まったく気づかなかったのでビックリ。
そして「『美女と野獣』ということはもう1人必要ですよね」と軽部さん。ふと見るとマイクの持ち方がカラオケ用に変わっていた。
そんなわけでこの曲は美女(一路さん)と野獣(軽部さん(笑))の2人によるデュエットで演奏された。
一路さんはさらにもう一曲、「王様と私」より『シャル・ウィ・ダンス』を唄ってくれました。そういえば一路さんは「王様と私」のミュージカルで実際に主演もされていました。 |
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■ アンコール |
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この日のアンコールは、ミュージカル「オズの魔法使い」よりハロルド・アーレン作曲の『オーバー・ザ・レインボー』が演奏されました。 |
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■ 今回のひとこと |
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「オペラとかミュージカルってあまり観たことないけど結構おもしろそうだなぁ」と思ってしまった。これって“思うツボ”ってやつかな? |
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