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INFORMATION
ギンザめざましクラシックスVol.6
〜クラシック・イン・シネマ 名場面を彩った音楽たち〜
Produced by ちさ子&軽部

1998年12月12日(土) 銀座4丁目・王子ホール
18:00開場 / 19:00開演
プログラム
−第1部−

●ショパン●
ノクターン 第2番 変ホ長調

●モーツァルト●
交響曲 第25番 ト短調 第1楽章

●モーツァルト●
ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 第2楽章

●マーラー●
交響曲 第5番 嬰ハ短調より 「アダージェット」

●チャップリン映画メドレー●
「ライムライト」
「街の灯」
「スマイル」
−第2部−

●ジョップリン●
「スティング」より The Entertainer

●モリコーネ●
「ニュー・シネマ・パラダイス」
「天使にラブソングを・・・」より Hail Holy Queen

●ホーナー●
「タイタニック」より My Heart Will Go On

●メドレー●
「風と共に去りぬ」
「エデンの東」
「太陽がいっぱい」
出 演
高嶋ちさ子[Vl.]
軽部真一

おすぎ

中山眞美[Vo.]
久我英代[Vo.]
和田琢磨[Vo.]

古川展生[Vc.]
今野 均[Vl.]
榎戸崇浩[Vla.]
安宅 薫[Pf.]
■ ギンザめざましクラシックスVol.6
1998年12月12日(土) PM7:00
 ギンザめざましクラシックス第6回目のこの日は、クリスマス間近ということもあり銀座の街はクリスマスのイルミネーションで きれいに飾りつけられていた。王子ホールに着くとここでもクリスマスというとで、「コルドン・ネグロ」というスパークリング・ワインの サービスがあった。う〜ん、王子ホールも開演前からイキな演出をしてくれる。
○第1部では映画で使われたクラシックの曲を中心に構成。
○第2部では映画のために作曲されたオリジナル曲を中心に構成。第1部とは雰囲気が変わって、特に『スティング』の中では演奏にもアクションがついていた (4人そろってのピチカートや、チェロの古川さんはチェロをくるくる回す(?))。
■ オープニング
ピアノの安宅さんが弾く『アズ・タイム・ゴーズバイ』にのせて、「カサブランカ」のリック(ハンフリー・ボガード)の格好で軽部さんがステージに登場。 いつも軽部さんは意外なところから登場していたのに、今回は普通(?)にステージにあらわれたのでいつもと雰囲気が違った。ここで軽部さんから今回のテーマの紹介。 今回のテーマは、〜クラシック・イン・シネマ〜。そして曲はショパンの『ノクターン』へ。とその時、客席の後方からヴァイオリンの音が...。 振り向いてみると、うしろから高嶋さんがヴァイオリンを弾きながら登場。客席の間を通り抜けてステージへ。毎回“めざクラ”を見に来ているがこの展開にはちょっとビックリ。
■ 映画のオーディション
この日のテーマが〜クラシック・イン・シネマ〜ということで、トークも映画の話題に。実は高嶋さん、昨年公開された「絆」という映画のオーディションを受けたそうです。 役柄は主演の役所広司さんの妹でヴァイオリニストの役だったらしくたった1行のセリフを何度も練習し、「ガラスの仮面」を読んで役になりきる練習(笑)までしたのに 残念ながら落選したそうです(落ちた原因は声がヴァイオリニスト向きじゃないかららしい)。ちなみに、そのセリフは「この街には思い出があります」だそうです。
■ チャップリンメドレー
第1部の締めくくりは、チャップリンの映画で使われた曲をメドレーで演奏。ところでチャップリンは自分の映画で脚本・監督・主演はおろか音楽まで自分1人でこなし、 特に映画「ライムライト」では自らヴァイオリンを弾くほどの多芸多才な人物だったそうです。
■ 「シネマ見たもん勝ち」
そういえばこの日は軽部さんの書いた本が出版されるということで、その本が一般発売に先駆けてロビーで既に売られていた。 いちおう公演中に宣伝するつもりだったらしく、台本では高嶋さんから軽部さんに「そういえば軽部さん本を出すんですよね」と振るはずが、 高嶋さん段取りを忘れていて本について全く触れてくれなかったので、結局軽部さん自ら宣伝。この本はめざましテレビの1コーナー「メディア見たもん勝ち」での 各国の映画スターとのインタビュー内容と著名人との対談が収録された本です。
■ 軽部’Sコーナー
Swe Beの3人による『Hail Holy Queen』が終わったところでプログラムには載っていないけど、クリスマスにちなんだ曲ということで『ホワイトクリスマス』を演奏。 その時軽部さんから「3人じゃ、ちょっと人数が足りないよね」と言いながら軽部さんがリードボーカルで参加した。
■ 1999年の映画といえばこれ?
「今年ヒットした映画といえばこれでしょう」と、高嶋さんと軽部さんであの両手を広げるポーズ。 タイタニックの中でもっとも有名な1シーン。そのタイタニックから『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』を中山さんのボーカルで演奏。 ところがその中山さんはタイタニックを見たことがないらしく、あの映画を見ないで『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』を唄うというあたり、なかなかの神経の持ち主とみた。
■ おすぎさんのおすすめ映画
今回のスペシャルトークゲストのおすぎさんを迎えて映画放談。ただ、内容がちょっとむずかしくていまひとつ理解不能な点もあった。 その話の中で最近のおすすめ映画として上がったのが、ブラッド・ピットの「ジョー・ブラックをよろしく」、ケビン・クラインの「イン&アウト」、 ユアン・マクレガーの「ベルベット・ゴールドマイン」とジャッキー・チェンの「ラッシュアワー」。特にブラピファンなら「ジョー・ブラック」は必見らしい。 トークの中で、おすぎさんがこの“ギンザめざましクラシックス”を「クラシック界のバラエティ番組」と呼んでいた。この表現がピッタリときていて気に入ってしまった。
■ アンコール
ディズニー映画「アラジン」より『愛のテーマ』を出演者全員の演奏で。
■ 今回のひとこと
「クラシック界のバラエティ番組」ギンザめざましクラシックスVol.6は“めざクラ”初のチケットSOLD OUTで、ホールは予備席を使うほどの超満員。 そのためかブルボンのおみやげもSOLD OUT。(T_T)