顧客満足度、受注、売上、
◆目標達成に向けた行動
◆遣り甲斐が次の目標に繋がる
興 味 | |
趣味の世界に入り込んでいるときは、時間を忘れ楽しむことが出来ます。私は、庭仕事がこれに当たります。木や草花の変化、今はハナミズキの紅葉が一段と深まっていること、シャコバサボテンの蕾がつき始めたこと、など発見に事欠きません。特に、休みの日は、やりたいことが次々と浮かんできます。もうチューリップの球根を埋めないと、などなど。 こんな休みの日は、朝起きたら「今日の仕事」と題したリストを作ります。仕事の内容と、手順などを書き出します。このとき、結構いろんな制約条件を勘案しながら最適な手順を考えているようです。休憩の度に、終わった仕事に線を引き消し込んで行くのも又楽しいことです。1日が終わり、全て消し込んだ時、何ともいえない達成感があるものです。 「今日の仕事リスト」は、一般に「To Do List」と呼ばれ、仕事の段取りをするうえで使われています。この仕事をすれば、誰か喜んでくれる、楽しいことが待っている。その楽しみを用意して、「To Do List」を作成する時、脳は活性化されます。仕事も捗るようです。私の楽しみは、草木が答えてくれること、それとTo Do Listに書き込んだ仕事をやり終えあれこれと考えながらの晩酌です。 |
論文添削
高度情報処理技術者論文の書き方教育
pp
◆情報処理技術教育
睡 眠 | |
人間の脳の記憶容量は、文字数に換算すると数百億文字分に相当する膨大な量を持っています。脳は、巨大なデータベースシステムでもあります。1日の生活で、目から、耳から、体で感じ取った情報を、いつ、どのようにしてキチント整理し記憶しているのでしょうか。 |
◆感性を磨く場(仕事の現場/受講者、ミニ農園、庭の手入れ、料理、掃除)
◆文書力向上コンサルテーション
仕事をするには、仕事の手順(プロセス)とそのプロセスを実現するスキル(知識と技術)が必要です。 仕事が出来る人は、脳に沢山のプロセスと知識・技術を植え付けた人のことです。 そして、常に良い仕事をしている人は、毎日仕事の結果をチェックし改善を加えている人です。 計画を立て、実行し、失敗し、改善して行くことの繰り返しが、仕事がうまくなるプロセスです。 このサイクルを繰り返し行い、仕事のレベルをスパイラルに上昇させる人が、仕事が出来る人です。 |
◆基本動作(PDCA:年→月→週→今日の仕事)
◆専門技術の吸収と磨きの場 (技術士会、東京ITC、論文委員会、著作物)
顧客満足度を上げるための脳耕
感謝の言葉、不満/クレーム、要望の取り込み
人に喜ばれる仕事をして、生きがいを感じながら生きたい。それが私の夢です。
その夢に向かって、お客様にサービスを提供し、満足度を評価し、改善するサイクルに取り組んでいます。
夢とPDCA | |
人は夢を持っています。しかし、その夢を実現できる人は、多くはありません。夢を実現し成功したといわれている人に共通していることは、夢の実現に向けて計画を立て、突き進み、失敗し、這い上がり、また計画を立て、突き進んでいったのです。 計画とは、目標までの道筋を決め、「何時までに、物事を、どういう状態にする」かという事を明記することです。そして明記された事柄を実行し、その結果を目標値と比べ、目標に至らなかった仕事のやり方を改善するのです。このサイクルを繰り返し、最終目標に到達するのです。 計画(Plan)、実行(Do)、チェック(Check)、改善(Action)のサイクルを、通称PDCAと呼んでいます。計画は立てるが、その後が続かない悩みを持っている人が多い様です。続けるコツは、大きな目標を出来るだけ細かく分けることです。年間計画は、毎月の計画に、毎週の計画に、そして毎日の計画にと詳細化するのです。1日でやれる分量にすることがコツです。 |
2007.6.18 | 我以外皆師也 |
先日、あるお客様と話をしている中で「我以外皆我師」という言葉が出てきました。その方は、吉川英治記念館で、その言葉に出会ったといいます。私も、以前からこれに似たことを言ってきたので、この言葉がストレートに受け入れられました。 吉川英治氏の人生哲学の一つであろうと思います。私は、若い頃、吉川英治全集を買い求め良く読んだものです。ひょっとすると、氏の作品の中にこの言葉が有ったか、改めて書棚を探し、一番面白かった「宮本武蔵」を読み返してみました。運良く見つかりましたが、その当時はこの言葉に感銘する事はなかったと思われます。今改めて読むと、その意味深さが伝わってきます。とにかく、そのくだりを引用し、紹介します。 「兵法は誰について習ったのか」 「我流でございます。・・・師と申せば、幼少の折、父から十手術の指導を受けましたが、それもよう勉強はせず、後に志しを抱きましてからは、天地の万物を以て、また天下の先輩を以て、みなわが師と心得て勉強中の者でございます」 宮本武蔵(一) 吉川英治全集17 講談社 「水の巻 茶漬 三」 槍の宝蔵院に武者修行に行った時の、応対した僧と武蔵とのやりとりです。人以外、天地万物をも師とした武蔵の偉大さが伝わってきます。いや、吉川英治氏の偉大さが伝わってきます。 私が、言った言葉は「自分以外は皆顧客」というものです。大形コンピュータを製造している工場に赴任した時のことです。担当者全員に、「あなたのお客様は誰ですか?」という問いかけをしたところ、多くの人が社外の製品を購入して頂いているお客様の社名を返してきたのです。これじゃいけないと、改めて「身近のお客様」即ち、仕事で係わる人をお客様として認識して頂くために、工場新聞に「あなたのお客様は誰ですか?」というタイトルのコラムを掲載したことがあります。コラムの結びは、「自分以外は皆お客様」でした。 今も、私は、その考えで「皆様のお役に立つ仕事」が出来るよう、勉強中です。 |
|
<< この頁の先頭 へ戻る |
2011.9.24 | 慣れない |
「群れない、慣れない、頼らない」 この言葉は、敬老の日、NHK総合TVの番組で堀文子画家(93歳)が言った言葉である。 私は、これを私自身の戒めとして聴いた。今回は、「慣れない」について考えてみた。 人は、初めての仕事をするとき緊張し全神経を集中させる。そして終わるとドット疲れが出てくる。しかし、何回かそれをくり返すうちに初めほどの緊張感も疲れもなくなり、仕事の出来も良くなってゆく。仕事の質が上がれば、お客様も喜んでくれ、こちらも嬉しくなりますます良くなる。 これは、少ないエネルギーで物事がやれるようにしようとする人間の本能からくるものであると思う。仕事をくり返し行う事により、その手順や技術を学習し記憶している脳回路が成長し、早く仕事が出来るように進化していくのだろう。 しかし、慣れによって引き起こされる問題もある。事故やミスは、仕事に慣れはじめた頃に起きることが多い。私自身もその経験がある。新しい講座をはじめた頃は、緊張する。うまくいかない部分を悩み改善してゆく。段々受講者の評価も良くなる。慣れてくると、自分はうまく講義できたと思っても、受講者の評価は良くないことがある。 慣れによる事故やミスを防止するにはどうしたらよいか。そのためには、注意力を生み出すセンサーを活性化する必要がある。成長した太い脳回路を流れる信号は早く、少ないエネルギーで伝わるが、注意力を生み出すセンサーの回路が置き去りにされているのだと思う。成長した回路以外に、センサーとして新しい別の回路を成長させることが必要なのだ。慣れた講義でも、新しいテーマや目標を加えて行った場合は受講者の評価も良い。 「慣れない」という言葉には、慣れに慣れない工夫をすることが大切だという戒めが込められているのだと思う。 |
|
<< この頁の先頭 へ戻る |
朝 食 | |
「ちゃんと朝食を摂っていますか?」 最近、私が若い人に問いかけている言葉です。体の健康も大事、そして脳の健康も大事なのです。脳にエネルギーを供給しないと、脳は活発に働いてくれないのです。 |
良い仕事は、良い仕事(プロセス)から生まれます。
プロセスは、脳に刻み込まれた回路です。その回路を磨くことが大切です。そのためには、専門技術の吸収と技術を磨く場が必要です。技術者どうしの交流、セミナー、書店での本との出会い、このような場を持つように心がけています。
また、新しい回路を創ることも必要です。新しい顧客価値を提供し続けないとビジネスは継続できないからです。顧客価値に繋がるヒントは現場にあります。講師としての教育現場、文書の添削、監査の実施、この現場から価値の源泉を感じ取れるように日々感性を養っています。
このよに回路を磨いたり新しい回路を創る原動力は、健康な身体と活性化された脳から生まれます。興味をもって、こまめに動き、一つ一つ事を成し喜びを感じる生活がその原動力に繋がっていると感じています。
例えば、ゴーヤの種を蒔き、芽が目が出るのを待つ(ゴーヤを発芽させるのは難しい)。蔓が伸び始めたら、支柱を立て蔓を誘引し、実の大きくなるのを待つ。そして、収穫して食べる幸せ。こうした行動が脳を活性化し、豊かな感性が身につくのだと実感しています。
私は、脳を耕すことが原点にあると思っています。