仏教に関する書物には様々なものがあり、大量に世の中に溢れています。それらの中から優れたもの、または有益なものを自ら選別していくのはとても難しいことです。どのような本に出会うかによって、仏教についての認識が変わり、それが人生に欠かすことの出来ない、人としてあるべき生き方へと導いてくれるかもしれません。
どの本も、それぞれに優れた部分があるとは思いますが、「仏教とは何か」という根本を理解するために必要な書物を私の独断でここに推奨させていただきます。いずれも特定の宗教団体と関係するものではありません。
これから仏教を学ぼうという方はまずはA、AAクラスを、もう少し詳しくという方はBクラスまで、より専門的に学びたいという方はCクラスの本までどうぞ挑戦してください。仏教のすばらしさ、大切さが自ずと分かることと思います。
中には手に入りにくいものもあります。その際は大きめの図書館などでご覧ください。また、特別に感心をお持ちの事柄について書物をお探しの際は「掲示板・仏教なんでも相談室」にてお尋ね下さい。
概論他
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AA
仏教百話 増谷文雄著 ちくま文庫
A 増谷文雄著作集7 「仏教概論」「人間の宗教としての仏教」角川書店
A 仏教の基礎知識 水野弘元著 春秋社
B 仏教要語の基礎知識
水野弘元著
春秋社
B 仏教の要諦 ラクシュミー・ナラス著立花俊道訳 玄黄社 |
仏伝他 |
A この人を見よブッダゴータマの生涯 増谷文雄著 社会思想社教養文庫
A ブッダゴータマの弟子たち 増谷文雄著
社会思想社教養文庫
B 釈尊の生涯 水野弘元著 春秋社 |
仏教史 |
B 仏教通史 平川彰著 春秋社
B 原始仏教から大乗仏教へ 佐々木現順著 清水弘文堂
B 「さとり」と「廻向」−大乗仏教の成立 梶山雄一著 講談社現代新書
C インド仏教史上下 平川彰著 春秋社
C 近代仏教への道 増谷文雄著 角川書店 |
経典類 |
AA 南方仏教基本聖典
ウ・ウエープッラ著 中山書房仏書林
A
仏教聖典 友松圓諦著 講談社学術文庫
B
原始仏典全十巻 講談社
C
パーリ仏典中部 片山一良訳注 大蔵出版
C
南伝大蔵経 大蔵出版
C パーリ語仏典ダンマパダ 北島泰観訳 中山書房仏書林 |
戒律他 |
C
律蔵 佐藤密雄著 大蔵出版
C
南方仏教仏教儀式集 ウ・ウエープッラ 中山書房仏書林
C
巴漢和対訳・戒律の根本 長井真琴著 丙午出版社 |
思想他 |
A 仏教の思想1智慧と慈悲<ブッダ> 増谷文雄・梅原猛著 角川文庫
B 仏教の思想2存在の分析<アビダルマ>桜部建・上山春平著角川文庫
C 増谷文雄著作集1「東洋思想の形成」 角川書店
C
平川彰著作集1「法と縁起」 春秋社
C
アビダンマッタサンガハ南方仏教哲学教義概説
ウ・ウエープッラ、戸田忠訳
B
業の思想 佐々木現順著 第三文明社レグルス文庫
C
解脱の門 釈雲照著 群書
A 知恵のこころ上座仏教入門 A.スマナサーラ・鈴木一生著中山書房仏書林
A
人生はゲームです A.スマナサーラ著 大法輪閣
AA 初めての本
上座仏教 〃 〃
A 上座仏教
悟りながら生きる 〃 〃
A
微笑みの祈り マハ・ゴサナンダ著 春秋社
C 出家とは何か 佐々木閑 大蔵出版 |
南方
仏教他 |
C
南方仏教の様態 龍山章眞著 弘文堂書房
C
ビルマ仏教 生野善應著 大蔵出版
B 世界の宗教8「戒律の救い」小乗仏教 石井米雄著 淡交社 |
その他 |
A
生命力がよみがえる瞑想健康法 ジョン・カバットジン著 実務教育出版
C
梵字悉曇 田久保周誉著 平河出版社
A
写真集・仏跡をたずねて 里吉力雄著 春秋社 |
仏教書店紹介 仏教専門書店として私がお世話になっているのは、
東京のJRお茶の水駅から歩いて10分の中山書房仏書林さんです。
(東京都文京区湯島2-14-4電話03-3833-7676)
ここは全国どこからでも電話とインターネットでの注文を受け付けてくれます。
番外編 日本の国を憂える人に是非読んで欲しい本
属国・日本論 副島隆彦著 五月書房
日本の危機の本質
〃 講談社
日本の秘密
〃
弓立社
アメリカの秘密 〃 副島隆彦事務所
日本史の誕生 岡田英弘 弓立社
天皇の伝説 鹿島昇ほか 副島隆彦事務所
ヤクザリセッションさらに失われる10年 ベンジャミン・フルフォード 光文社
泥棒国家の完成 〃 光文社
クラウゼビッツの暗号文 広瀬隆著
新潮文庫
地球のゆくえ
〃
集英社文庫
腐食の連鎖 薬害と原発にひそむ人脈 〃
集英社
私物国家 日本の黒幕の構図
〃 光文社
「日本人の不安」を精神分析する 岸田秀著 大和書房
輪廻する赤ちゃん 誕生の神秘 平野勝己 人文書院
自然療法 誰でも出来る食事と手当法 東城百合子 あなたと健康社
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