伊勢神宮の六芒星をストリートビューのタイムマシン機能で見る
伊勢神宮参道の石灯籠は1955年頃、伊勢三宮奉賛献燈会により設置されましたが、老朽化の為、2018年に全て撤去されました。写真は撤去前の2006年12月撮影した伊勢神宮参道の六芒星です。しかし、2020年の今でも、Googleストリートビューで見る事ができます。ストリートビューにはタイムマシン機能があるのです。伊勢神宮参道(月讀宮鳥居付近)には、2012年12月、2014年12月、2017年11月、2018年8月、2018年10月の5つのストリートビューがあります。
伊勢三宮奉賛献燈会は、伊雑宮前の石灯籠も献納していますが、その石灯籠にも六芒星が刻まれています。この石灯籠もストリートビューで見る事ができます。
下のストリートビューは、月讀宮鳥居(月読宮鳥居)から200m伊勢神宮寄りの御幸道路(伊勢市中村町713-1付近)で、2012年12月に記録されたものです。伊勢神宮の石灯籠の六芒星が映っています。
伊勢神宮の六芒星をストリートビューで見る方法
- グーグルマップで「34.471197 136.726081」(月讀宮鳥居付近の交差点)を検索する。
- 右下のペグマンをクリックしてから、「34.471197 136.726081」にある赤い二重丸のようなものをクリック。あるいは、ペグマンをそこへドラッグ。
- 左上の時計アイコン:ストリートビューをクリック。下にあるスライダを動かして、2012年12月、2014年12月、2017年11月のどれかを選ぶ。(2018年に撤去される前のもの)
- 少し右の○に+字のアイコンを押す。
- 伊勢神宮方面へ、両側が坂になっている交差点まで進む。
- 右側に六芒星が刻まれた灯篭があるので、見やすいように拡大する。
- 株式会社 丸上が献納した灯篭の六芒星です。
2012年12月、2014年12月、2017年11月のどれを選ぶかによって、その時の天候、太陽の高さの違いが原因で、見え方が若干違います。
伊勢神宮以外で六芒星のある神社をストリートビューで見る
六芒星をストリートビューで見るのは、難しいですが、その方法も説明します。
元伊勢 籠神社(京都府宮津市大垣)
左の写真は、籠神社の絵馬。右は、籠神社のお守り。ともに2008年11月撮影。この時は、絵馬、お守りに、六芒星が描かれていたのですが、デザインが変わってしまったので、絵馬掛所や神札授与所をストリートビューで見ても、六芒星を見る事はできません。
左の写真をクリックすると拡大しますが、左下に真名井原 吉佐宮と書かれています。これは、真名井神社(籠神社奥宮)のことです。右のお守りには「みあれ とこわか」「なかいま いやさか」と書かれています。
真名井神社 籠神社奥宮(京都府宮津市中野)
真名井神社の石碑には、かつて、六芒星が刻まれていたようです。「真名井神社 カゴメ紋」を検索すれば分かります。写真は2008年11月に撮影したものですが、この時にはカゴメ紋が三つ巴紋に変わっていました。籠神社の絵馬と同じです。
真名井神社の石碑はストリートビューで見る事ができます。不鮮明ですがカゴメ紋ではない事は分かります。
鞍馬寺(京都府京都市左京区)
鞍馬寺の本堂の前には六芒星があります。本堂前には、普通のストリートビューはありませんが、360°ビューが20ぐらいあります。航空写真に切り替え、倍率を最高に上げて、本堂正面の360°ビューを選んでください。
六芒星の中心に立って、360°写真を自撮りしている人がたくさんいます。ストリートビューで鞍馬寺本殿の六芒星を見る
僧正谷不動堂(京都府京都市左京区)
鞍馬寺の本堂から奥の院(魔王殿)に行く途中に僧正ガ谷不動堂があります。360°ビューが数個あります。そのうちの2か所は六芒星が見えます。ただし、人と重なって全部を見る事ができません。
右の写真は2007年5月に撮影したものです。青い物体は私の靴です。この時点では、日本にストリートビューはありませんでした。
神社以外もストリートビューで
今や、富士山もほとんどの百名山もストリートビューを通して登れます。本当のVirtual Realityとはいきませんが、周りを見ないで無闇やたらに登ると、道に迷い遭難します。 ストリートビューで登山 富士山も百名山も登れる
当たり前の話ですが、ナスカの地上絵はストリートビューでは見る事ができません。しかし、普通のグーグルマップの航空写真なら見る事ができます。グーグルマップで「ナスカの地上絵 うずまき」を検索してみてください。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。