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Javaのバージョンをプログラムで確認する

現在プログラムが動いているJava環境がどのバージョンなのかを 確認したい場合があります。このサンプルでは、プログラムにて Javaのバージョンなどの情報を取得する方法をご紹介します。

Javaの動作環境についての情報をシステムプロパティといいます。 システムプロパティは、 System.getPropertyメソッドにて得ることができます。 getPropertyメソッドは、特定の「キー」を指定して、プロパティを取得します。 キーには、たとえば「java.version」などを指定することができます。

samples/lang/VersionCheck.java - Eclipse SDK
package samples.lang;

public class VersionCheck {
  public static void main(String[] args) {
    System.out.print("Javaバージョン(java.version):");
    System.out.println(System.getProperty("java.version"));
    
    System.out.print("オペレーティングシステム名(os.name):");
    System.out.println(System.getProperty("os.name"));
  }
}

実行結果は次のようになります。 Javaのバージョン、OS名が取得できます。

コマンド プロンプト

C:\JavaMaster\bin>java -cp . samples.lang.VersionCheck 
Javaバージョン(java.version):1.5.0_06
オペレーティングシステム名(os.name):Windows XP

他にどのようなキー(システムプロパティ)があるのかについては、 Javadocにて 確認してください。

なお、Javaのバージョンはコマンドラインから 以下のようなコマンドで調べることができます。

java -version