1日目
(成田〜グアム
〜ケアンズ)

 
2日目
(ケアンズ散歩)
(ワクワク動物探検ツアー)

 
3日目
(乗馬)

 
4日目
(フィッツロイ島)

 
5日目
(フィッツロイ島)

 
6日目
(カヤック)
 

7日目
(グレートバリアリーフ)

 
8日目
(帰国)

成田出発

 
年末年始に行ったガラパゴス旅行でゲットしたマイルを使ってオーストラリアへ行く計画を立てた。しかし、さすがに前回の旅行で大枚使っちゃったので、今回の旅行は「節約!」もテーマのうちだ。金もないのに海外に行くなといわれればそれまでだが、我が家は旅行抜きには生きていけない人たちの集まりなのだ。
なので、「豪華にリッチにオーストラリア♪」というような旅行記ではないのであらかじめご了承願いたい。
 
さて、いよいよ出発が近づいてきた。今回はコンチネンタルのマイレージを使ったチケットで行くので、グアム経由だ。面倒くさいといえば面倒だが、ほぼタダで乗せてもらっているので文句は言えない。
コンチネンタルは現在ほぼすべてのチケットがEチケットになっている。パソコンで送られてくるチケットの照会ナンバーをコンチネンタルのHPで入力するとそのチケットの詳細とレシートが表示される。画面を印刷して空港窓口に出すと搭乗券と交換してもらえるのだ。
このEチケット、初めてなので大変心配だったのだが、とても素晴らしい!まず、タイムテーブルがバッチリ表示され、どういう食事が出るのかから始まり、席や現在の予約状況まで分かる。照会番号が送られて来てすぐに窓際の席を予約する。
景色を楽しむために
翼の位置にも注意
航空会社に頼むと、なぜかすぐ翼の上を予約されちゃうので、外が見にくい場合が多い。折角なので翼よりも少し後ろの席を予約。今度の旅は快適な眺めが楽しめそうだ♪
 
出発の数日前にロンドンでテロが起きた。なんか最近、海外に行くたびに世界が危険になっていることに暗澹とさせられる。今回もおそらく空港警備が大変なことになっているのだろう。まして経由地はアメリカだ。少し早めに家を出ることにする。

今回も空港まで車で行き、ターミナルで車を預けた。駐車場に預けるより、荷物を持って歩く距離が短いので大変便利。いつも頼んでいるグランドパーキングというところに予約をした。


成田空港

 
東関東道を経由し成田空港へ。インターではたくさんの警察が警備に当たっていた。パスポートを提示し、チェックを受ける。この時チラシを渡された。現在手荷物だけでなく、預け荷物の中にもライターを入れてはいけないという注意だ。ほえー、預け荷物もダメなんだ。手荷物なら分かるけど。
この先の荷物チェックの厳しさが想像できる。大変そうだなぁ。
 
急げ、急ぐのだ〜〜!
第二ターミナルに着き、車を預けた後空港の両替所でトランジット用のアメリカドルと取り合えずの分だけのオーストラリアドルを両替。オーストラリアドルをどれだけ両替するか迷ったが、ケアンズにはレートのいい両替所がたくさんあるらしい。どうしようかなーと思っていたら、隣のおじさんが「オーストラリアは現地の方がお得ですよ」と教えてくれた。あまりに悩んでいるのを見るに見かねたらしい。とりあえずそれぞれ一万円ずつ両替しておくことにする。
しかしこの両替所が混んでいた。さすがオンシーズン。えらい時間を食って大幅に時間が狂った。あわてて搭乗券を引き換えに窓口に行くと、ギリギリの時間。急いで手荷物チェックへ。
カメラなどの壊れ物を除いて、引っかかりそうなものはすべて預け荷物にしていたのが功を奏し、ここはすんなり通ることができた。入国審査後、バタバタと搭乗口へ。急いで走っていると脇に千葉銀行があった。ここは全く並んでいない。しまった!こちらで両替すればよかったと思いながらなんとか時間前に搭乗口へ到着することができた。
先が思いやられる、あわただしい出発である。(出国手続き後3Fの千葉銀行で両替可。位置はこちら参照
 
ふぅ、間に合ったよ。 乗る前に疲れている我が家の面々

 
グアムへ

 
無事乗れただけで大喜びって…(-_-;)
やっと飛行機に乗れた。余裕で出てきたつもりなのに、いつも通りなぜかバタバタしてしまう。
しかし座席に座ってほっと一息。コンチネンタルのグアム行きも各座席にモニターが着いていて、ゲームや映画を楽しむことができる。8月の映画は「マダガスカル」。動物を見に行くオーストラリア旅行で見るにはぴったりの映画だ(^-^)
この便はリゾートシャトルという名前がついている。夏休みにグアムに行くのだから、ほぼ全員観光旅行だものね〜♪といっても特にアテンダントの制服が変わるわけでもなく、背もたれのカバーがちょっとリゾート?(笑)さすがコスト削減に熱心なコンチだけのことはある。
 
2−4−2列なので
家族で窓際2列を予約した。
コスト削減の賜物のようなランチを食べ、マダガスカルを見ることに。グアムまでわずか3時間ちょっと。近いですねー。ママもマダガスカルを見ていたのだが、ご飯を食べ終わるやいなや入国用の書類がアテンダントから配られた。のんびり映画を見ている時間はなかった。早速家族全員分の書類書きだ。マダガスカル見たかったな〜(T-T)子供によるとなかなか面白かったらしい。
そんなことをしているうちにあっという間にグアムに到着した。
ちょっぴりグアム観光

 
熱帯雨林に覆われた
グアムが見えてきた
やがて眼下にグアム島が見えてきた。予想以上に小さな島だ。日本であんなに有名なのに、こんな小さな島なんだ。ちょっとびっくり。
トランジットをするために入国審査を受ける。特に問題なく通過できた。トランジットの人は下に降りずにそのまま搭乗口に行くように注意がある。うーん、折角グアムへきたのだからちょっとだけでも外に出たいなぁ。
トランジットのチェックをしている人に外に出られないか聞いてみる。そしたら、OKとのこと。「そこから外に出られますよ。早めに帰ってきてくださいね」と言われる。
では早速ちょっぴりグアム観光だ!外に出るとすぐに「タクシー捜してますかぁ?」と日本語の客引き。さすがだ。まわりも日本人だらけだ。
3時間ほどしかないので、事情を話す。ほんの少しだけ見るだけでいいので、メインの通りまで送ってもらい、30分後に迎えにきてもらうことにする。
 
グアム空港 いきなり日本語で声を掛けられあせった

グアムのメインストリートは大きな建物は多いものの、なぜか閑散とした雰囲気だった。観光客より客引きの方が多いぐらい。
とりあえず喉が渇いたので現地のお店へ。中に入るとずらりと並んだ日本のカップめん。ひぇー、日本のセブンイレブンのようだ。
ジュースを買いぶらぶらと通りを歩く。あちこちで客引きに声を掛けられ、時間がないからと断るのがとても面倒だ。
とりあえず、海だけでも見ておこうと言うことで、メインストリートから海の方へ。しかし、海沿いはホテルの敷地ばかりで直接海に行く道路がなかなか見つからない。ウロウロしているうちに約束の時間になってしまった。
 
近所のコンビニと見分けつかない あんまり賑わってないなぁ〜
看板が日本語だらけだ。

ちょっと早めだが約束のプラネットハリウッド前で待っていることに。するとまた声を掛けられた。うーん、また客引きかと思って、断ろうとすると、なんとさっき送ってくれたタクシーの運転手さんだった。事情が事情だけに遅れると困るから、そのまま待っていてくれたとのこと。ありがたいことだ。
約束の時間に遅れられたら困るので、チップをはずんでおいたのだが、帰りもその値段で行っていいか聞かれる。ひぃ、行きも帰りもじゃ払いすぎなので、きちんとメーターを動かすように頼む。
 
結局海が見られなかった話をしたら、空港に帰る途中に海沿いに寄ってくれた(^-^)
グアムのビーチは砂がとてもきれい。水は若干濁っているものの、なかなかいい感じであった。
 
ここが有名なタモンビーチか〜 遠浅で海水浴にはいいかも

タクシーの運転手さんのおかげで一応ビーチも見られたので、急いで空港へ戻る。予定より早く戻れて一安心。窓口に行き、事情を話し搭乗手続きをお願いする。
しかし、きちんと話して行ったのに、なぜか連絡が来ていなかったらしく、えらく時間がかかった。なんとか搭乗券を出してもらい、手荷物チェックへ。
 
ここがすごかった。さすがアメリカの空港。ものすごい時間がかかった。
まずカメラの機材。水中撮影のためのハウジングとその関連機器はバッテリーなどを除いて大丈夫そうなもののみ手荷物にしていたのだが、それでもX線検査に引っかかった。中を確認して再度X線チェックを受けること4回目。結局ハウジングのふたを開けるためのL字型のステンレスの棒が引っかかっていることが分かった。
係員からこれは何だと質問、説明をする。どこをどう見ても武器になるようなものではない。でも、やはり没収だと言う。「これはカメラの機材だ。これがなくなるとハウジングを開ける時に困る」と抗議すると、チェックしていた係員が上司っぽい人に確認しに行く。戻ってきて「やはりダメなようだ。預け荷物ならOKだから、今から一緒に預けに行ってあげよう」と言ってくれた。
 
こんなご時世だから、怪しいものはすべて没収と言うのは当然かもしれない。ここで協力するのも市民(?)の義務かも(T-T)
もう時間がないので没収してもいいというと、とても気の毒そうに謝罪してくれた。いやいや、あなたのせいではない。すべてはこんな世情が悪いのだと、妙に感傷的になるママ。たいした部品ではないが、旅行には必ず持参していた金具とここでお別れとなった。
 
いよいよケアンズへ!
 
大変だったがいよいよケアンズに向けて搭乗だ。
搭乗時間まで待合室で待ち、離陸の時間を待つ。今度の機体は成田〜グアム線より小さな3列3列だ。窓側からずらりと4席抑えておいた。
 
小さな空港だ グアムに降りたと言う事実に
満足げな家族

座席にモニターがついていないのが残念だが、後4時間程度。持参してきた本を読み時間をつぶす。
フルーツは美味しかった。
しばらくすると夕食が出てきた。繰り返しになるが、コンチの機内食は本当に美味しくない。外国って冷凍食品とか充実しているのに、なんで機内食は進化しないのだろう?スーパーで5ドルぐらいで売ってる冷凍食品の方がよっぽど美味しい(T-T)
 
飛行機に乗っている時間はそれほど長くないものの、やはり疲れが出てきた。成田を発ってすでに9時間。ケアンズ到着が待ち遠しい。
 
待ちに待ったケアンズ到着は23:00。深夜だった。
ケアンズ国際空港
とりあえずタクシーでホテルに向かわねば。タクシープールまで行くが、待機しているタクシーはいない。もう一組外人のお客さんがいて、公衆電話でタクシーを呼んでいた。その人が電話で、「もう一組待っている人がいるから、2台タクシーをよこしてくれ。」と言ってくれた(^-^)ありがたいことだ。
 

すぐに「ブラック&ホワイト」というタクシー会社がやってきた。このタクシー会社、オーストラリアで何度もお世話になったが、大変感じがいい。
運転手さんがとても親切で、上品な応対をしてくれる。なれないところでタクシーに乗るのはとても緊張するので、ありがたかった。
 
やっとホテルへ!

 
やっとついた〜
長い一日だったよ・・・
なんだかんだで大変疲れたが、11時半ごろホテルに到着。今回の宿はベイビレッジトロピカルリトリートという宿だ。
今回の旅の「節約!」と言う目標にかなった、なんと一人2000円程度の激安宿だ!といっても、きちんとプールもあるし、バリ島をイメージしたらしいホテルの内装も雰囲気があってなかなかだ。
家族用のファミリールームと言う4人部屋があるのもポイントが高い。
 
遅い時間のチェックインなのに、フロントの人もとても素敵な笑顔で迎えてくれた。いい感じである(^-^)
早速ベッドになだれ込み、疲労を回復するために寝ることにした。
 
 
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