1日目
(成田〜グアム
〜ケアンズ)

 
2日目
(ケアンズ散歩)
(ワクワク動物探検ツアー)

 
3日目
(乗馬)

 
4日目
(フィッツロイ島)

 
5日目
(フィッツロイ島)

 
6日目
(カヤック)
 

7日目
(グレートバリアリーフ)

 
8日目
(帰国)

一日の始まり

 
ビーチキャビンテラスから見た海
濃い青い空
実は旅行中、毎晩夜になると雨が降っていた。雨音を聞きながら、翌日の予定を不安に思う日が続いていたのだ。
しかし、昨日は全く雨が降らなかったようだ。タクシーの運転手さんの予想通りだ。やったー!(^O^)
夜の間、ずっと波の音が間近に聞こえた。今まで宿泊した宿の中で一番海に近いかも。葉が風に揺れる音や、波の音を聞きながら眠るのは最高の気分だ。
 
ママは今日も早起き。5時ごろ目が覚めビーチをお散歩した。HPの素材用に写真を撮影しながら、のんびりと誰もいないビーチを歩いた。
今日はとても天気がいい!やしの木の間から見える空が青い!
いつも海外の自然あふれる場所に出かけると思うのだが、青さが違う。自宅で見る空は晴天でも水色がかっているが、ここで見る空は黒が混じったような深い青だ。子供の頃見上げた空がこんな色だったなぁ。
年とともに水晶体が濁って、空の色が薄く見えるのかと危惧していたが、違うようでホッとした(笑)
 
速攻で海へ!

 
今日はこの海を満喫だ!
戻ると家族も起きていた。今日は一日何の予定も入れていない。一日中海三昧だ。軽食を食べ、急いで水着に着替えシュノーケルの準備をする。この空と海を見たら、じっとしていられない。とにかく急いで水中を見に行きたい!(^-^)
 
昨日下調べしておいた、レセプションの女性オススメのスポットへ。晴れているせいか、昨日より本土からの日帰り客が多い。ビーチの一番左のサンゴがあるスポットへ陣取る。
 
光が当たって、海がとてもきれいだ。透明度には期待していなかったのだが、いやいや、立派なものだ。さっそく海へ入る。しかし!ここでびっくり。すごく水が冷たいのだ!うはー、さすが冬の海。熱帯と言えども侮れない。
しかしここは根性の一文字に尽きる。波打ち際でジタバタしている場合ではないのだ。気合で一気にドボンだ。
 
決心がつかない子供たち
まるでペンギンだよ(笑)
意外に水がきれいだよね〜!
 
サンゴの楽園

 
フィッツロイ島の特徴なのだが、サンゴは本当に限られたスポットにしか生息していない。ガイドブックには桟橋近辺はサンゴがあると書いてあったが、残念ながらほとんど死滅している。しかしこの左側のスポットだけは、なぜかほとんどサンゴが白化していないのだ。
ビーチから岩があるところを回り込むようにして泳ぎ進むと、サンゴが群生しているスポットに行き着いた!
 
もこもことしたサンゴ。手前は茶色
奥は紫色ががっている。
サンゴの種類が多くて楽しい。
まるで花びらみたいなサンゴも 一面のイソギンチャク
波に揺れてとてもきれいだ
 
枝サンゴ、テーブルサンゴ、ソフトコーラル、イソギンチャクと様々な海の生き物が眼下に見える。まるでサンゴの見本市みたいだ。
きっと昔はこのウェルカムビーチ全体がこんな様子だったのだろうと思うと寂しい気もするが、一部分だけでも元気なサンゴが残っているのはうれしい事だ。
 
水深が浅いので、ちょっと気を抜くとサンゴに当たってしまうに違いない。でも傷ついているものはほとんどない。ここを訪れた人みんなが、大事に守ってきたのだろう。私たちも、このサンゴを少しでも傷つけるようなことがあってはならない。慎重に泳いだ。
魚もいっぱい!

 
サンゴの周りには魚がいっぱい!サンゴも種類豊富だが、魚の種類もすごかった。おなじみのオウムブダイの他に、見たことのない熱帯魚も沢山泳いでいる。
正直ほとんど期待していなかったので、むちゃくちゃうれしかった!
「何だ、すごいぞフィッツロイ!マイナーだけどとってもいいトコロじゃん!」って島に向かって声を掛けてあげたい位だ(^-^)
 
アジがパンクになったみたいだ(笑)
フタスジタマガシラ
ソフトコーラルと魚
やわらかい印象だ。
枝サンゴに隠れる
デバスズメ
ゴールデンストライプド
バタフライフィッシュ
スミツキトノサマダイ レインフォルド
バタフライフィッシュ?
 
オーストラリアは特徴のある魚が多く、見るのを楽しみにしていた。期待通り、初めて見る魚が沢山いる。
チョウチョウウオ類もあでやかな色合いのものが多い。カメラを持って、夢中で泳ぎ回った。水の冷たさも、すっかり忘れてしまっていた。
 
お昼休憩での出来事!

 
ボリューム満点!
水温以外は最高のシュノーケリングだった。結局朝海に入ってから、昼ごはんの時間になるまで、一回も陸に上がらなかったかも(笑)連続4時間のシュノーケリングだ。
さすがに少し休憩をということになり、軽食を売っているキヨスクへ行く。プールサイドで昼ごはんだ。6ドル程度で巨大なサンドイッチがあり、食べる。泳いだ後はご飯が美味しい!
ちょっと疲れたので、一回キャビンに戻り、少し休んでからまた潜ろうということになった。目の前なので、気軽に帰ることができ便利(^-^)
 
キヨスク脇の森の中を遊歩道に沿ってキャビンへ向かう。ほんの5分ほどの道のりだ。私たちのキャビンが見えてきた。すると前に何かいる。あれ??っと思いよく見る。するとなんと!!我が家のキャビンの前に大好きなキバタンがトコトコ歩いているではないか。
木の間からは「ギャー!ギャー!」という、お世辞にもかわいいとは言えないキバタンの鳴き声がする。どうやら群れで、下に落ちた木の実を食べに来ているらしい。すごい〜〜!キャビン前にキバタンがやってくるなんて考えもしなかったよ〜〜!
道の先にキバタンが!! 最後は5羽ほどのキバタンが
集まってきた
 
私たちのキャビンの前はキバタン達の昼ごはんスポットだったらしい。この後もこの時間にキバタンが良く集まってきていた。お昼にキャビンに戻ってくることにしたのは大正解だった!ホントかわいかった。オーストラリア旅行の最高の瞬間の一つだ(^-^)
 
 動画も見てね!
キバタンがえっちらおっちらエサを探して歩いている様子。ホントかわいいよ〜〜!
右の写真をクリックしてね。
正常に再生されない方は写真を右クリックして保存してからご覧ください。
音声があるので注意してくださいね
WMVファイル(2.3MB)
 
午後もシュノーケリング!

 
格好だけは本格的になった長男
一休みして午後の予定を考える。午前のシュノーケリングでたった一つ大変だったのは水の冷たさだ。我が家の長男はとても痩せているので、冷たさがもろに体に伝わるらしい。午前中泳いだ後、真っ青になってしまった。
あの程度の水温なら、気合で泳げるようになって欲しいものだが、皮下に天然ウェットスーツ(※脂肪)を着込んでいる管理人とは違うのかも(^-^;)
あまり我慢をさせてもつまらなくなってしまうので、午後からウエットスーツをレンタルすることにした。レンタルやさんへ行くと1日10ドルとのこと。その程度で快適に過ごせるのなら借りた方がいい。長女は気合で乗り切ると言うので、長男だけレンタルすることにした。
 
午後は午前よりさらに海中が明るい。午前は寒さで元気がなかった長男も、ウェットスーツのおかげで絶好調だ。これなら先に借りてあげればよかった。10ドルなら安いものだ。
 
地面に同化していて、
全然気づかなかった。
午後最初のシュノーケルは右側のビーチへ。キャビンのすぐ目の前だ。しかしこの時ちょうど干潮に当たり、サンゴに当たらずに行くルートがなかなか見つからない。ママが先に偵察に潜ることにした。
死んでしまったサンゴが沢山あり、寂しい風景が続く。ところどころに小さなテーブルサンゴがある。バタ足で進むとサンゴを傷つけそうなので、手で石をもちゆっくり沖に進んだ。すると突然目の前の砂が浮き上がった。あれれ、と思ったらなんとそれはエイだった。エイも驚いたようだがママもすごく驚いたよ(笑)
 
沖のほうへ出ると、生きているサンゴもそこそこ見られる。魚もいる。
しかし、左側のスポットとは比べ物にならない。さらに潮も引いてきて、ところどころではサンゴが海面に顔を出しそうだ。これ以上ここで潜っているとサンゴに当たる。慌てて海から上がり、ここより水深がある左側のスポットへ戻ることにした。
 
ウメイロモドキの群れ 触手がユラユラしていて
かわいいよ!
 
左側のスポットに戻り再挑戦。改めて潜ると、こちらのサンゴの美しさに目を奪われる。朝は見られなかった魚もいた。フィッツロイでシュノーケルをするなら、やはりここが一番オススメだ。レセプション情報は正しいなぁ。
 
色とりどりだ♪ かわいい置物みたい
ロクセンヤッコ 大喜びの家族たち
ここのシュノーケリングは楽しい!
サヨリの仲間かなぁ
大きな群れの一部
デバスズメダイ
 
午後のシュノーケリングも大満足だった。たっぷり夕方まで泳いでキャビンに戻った。
シャワーを浴び、ホッと一息。一日中泳いでいたので身体が重い。しかし、楽しかった。シュノーケルツアーで遠くの海に行くのもいいが、宿泊施設からすぐの海で、ここまでサンゴや魚を見られるのはありがたい。時間に縛られず、のんびりと楽しむことができる(^-^)
 
夕食

 
沢山泳いだのでおなかペコペコだ。ビーチバーに夕食を食べに行く。今日はバックパッカー用のにして節約だ!(笑)
中に入ると昨日よりBGMがおとなしい。さすがにあの音量にはクレームが来たのかしら。
ふと見ると子供がいて巨大なハンバーガーを食べている。あら、こんなのがあるんだ、と思い、スタッフに聞くと、キッズメニューというセットだと言う。メニューには載っていなかったのに、こんな便利なものがあったのね。しかも7ドル程度だ。安い!
子供はこのセット、大人はバックパッカーメニューからパスタを選んだ。
このキッズメニュー、ボリュームがあって、美味しかったらしい。大人用のほうはなんというか……よく覚えていないことにしよう(笑)
パパは「俺もキッズメニューがいいなぁ〜」とぼやいていた(^^ゞ
 
ビリヤード台もあった。
明るいムードだ
フライドポークのなんちゃら
パスタの麺を焼きそばにした感じ?
 
静かな夜

 
ミノカサゴだ!
ご飯を食べ、海岸沿いをキャビンに戻る。昨日イカがいた桟橋による。またいるかな??
しかし今日は残念ながらイカはいなかった。それでも海風が気持ちいいので、そこでぼんやり。ふと見ると桟橋の柱になにかついているのを見つけた。おっ!なんとこれはミノカサゴではないか。海の中で会いたかったが、会えないよりはまし。さっそく写真に収めた。
 
 
テラスからの眺め
キャビンに戻ってまたテラスでのんびりした。夜の島は本当に静かだ。ビールを飲みながら、風に当たる。日帰りだと味わえない、静かな時間だ。やはり島滞在はいいなぁ(^-^)
 

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