1日目
(成田〜グアム
〜ケアンズ)

 
2日目
(ケアンズ散歩)
(ワクワク動物探検ツアー)

 
3日目
(乗馬)

 
4日目
(フィッツロイ島)

 
5日目
(フィッツロイ島)

 
6日目
(カヤック)
 

7日目
(グレートバリアリーフ)

 
8日目
(帰国)

back

 
一夜明けて6日目の朝。この日はオーストラリア旅行の目玉、アウターリーフクルーズへ出かける日だ。
フィッツロイ島からはサンダーボルトという高速船でアウターリーフに出られるツアーもあるのだが、船がラフティングばりに揺れるらしいので、我が家は無理。フィッツロイ島を管理しているレイジングサンダーに問い合わせをしたところ、「リーフマジック」という会社のツアーならフィッツロイ島に寄ってもらうこともできるらしい。申し込みをすることにした。
 
この日はちょっと天気が悪かった。雨が降らないといいなと念じながら、朝ごはんを食べる。今日の朝ごはんはフレンチトーストをオーダー。やわらかくて、とても美味しかった(^-^)食後、荷物を持ち桟橋で待つ。
 
この日の朝食は当たり!
おいしかった。
この時点では中止など思いもしない
ワクワクである

桟橋で「我が家のためだけにフィッツロイに寄ってもらうなんて悪いみたいね」なんて話していたら、もう一組、外人のご家族がやってきた。なんかちょっと気が楽になる。
あちらは7歳ぐらいの男の子と女の子を連れ、とても楽しそうに待っている(^-^)パパがチャールズ皇太子に似ていた。頭の中でチャールズと言う名前をつけ「チャールズの家も楽しそうね〜。お互い一日楽しく過ごしたいなぁ」なんて思っていた(笑)
 
予定は9:40出発のはずだ。暇なので桟橋の下の海を見ながら過ごす。夜はイカやミノカサゴがいたところだ。覗き込むとそこにはたくさんの魚の群れが見えた。
緑色の水の色に熱帯魚が映える。オヤビッチャのような魚とマナガツオみたいな魚が見えた。
ゆらゆらと漂うようにのんびりと魚が泳ぐのを見ているのは楽しい。桟橋は船の出入りがあるので、危険かと思い泳がなかったが、ここでも泳いでみたかったなぁ。そんなことを話しながら船を待った。
 
上からだからはっきりしないが
マナガツオみたいな形だった
魚影が濃い

しかし、全然船が来ない。10時近くなっても、海の上には船の影も見えない。たまに船が見えるとチャールズの家族とあれかもしれないなどと喜んだが、無常にも全く別方向へ去っていく。うーん。どうしたんだろ??
 
やがて10時ごろ、チャールズが声を掛けてきた。「メディカルエマージェンシーがあり、船がケアンズに引き返したらしい。あと30分ぐらいで来ると連絡が入った」
そうだったのか…そういう訳ならしょうがない。しばらくプール脇のベンチで休憩することに。
時間をつぶし10:30に桟橋に戻る。今度はレイジングサンダーのスタッフが声を掛けてきた。「残念だが今日のツアーは中止になった」
ううううう、なんとういことだ。楽しみにしていたアウターリーフに行けないなんて!家族も呆然である。
 
サンダーボルト号と桟橋
ママも頭がクラクラする。どうしたらいいんだ〜。そうだ、他にアウターリーフに行くツアーがあるかもしれない。明日は帰国の日だ。なんとか時間を繰り合わせて、ツアーに参加できないだろうか。すぐにレイジングサンダーに連絡だ!レセプションで電話を借りられるかも!ふらふらの頭で考え付き、レセプションへ。レイジングサンダーの担当者に連絡したいというと、なんと今日は土曜日だから、連絡はつかないと言う。ううー!万事休す!と思ったところでレセプションの女性が直接リーフマジックに交渉してくれるという。
フィッツロイを5時に発たなくてはいけない。リーフマジックの船でツアーに出てフィッツロイ発最終の5時の便に間に合うのだろうか。二人でタイムテーブルを書き、相談する。レセプションの女性は絶対大丈夫だと言う。でも、今日のような遅れがあったら・・・。しかしここは賭けてみるしかない。明日は日曜日。今から予定を変更するのだって、時間との勝負なのだ。
レセプションの女性がリーフマジックと交渉してくれる。なんとか翌日に振り替えてくれるそうだ。よかった〜〜。不安は残るもののアウターリーフに行ける可能性が出てきたぞ!
レセプションの女性も自分のことのように喜んでくれた。さっそく家族に報告だ。途中チャールズにも会った。さっそく自分たちは翌日に振り替えたと伝える。チャールズは「私たちもそうするかもしれないが・・・」と言っていたがかなり暗かった。日程的に難しいのかもしれない。気の毒だった。
カヤックに挑戦!

 
我が家はカヤックが大好き!この旅行中ぜひやろうと思っていた。しかし実は昨日申し込んだところ、予約がいっぱいで断られてしまったのだ。
今日はどうだろう。ためしに聞きに行くことにした。するとなんと今日はカヤックがあいていると言う。やったー!じゃあ今日はカヤックにしよう!
あきらめていたカヤックができると聞いて、子供たちも大喜び。結果オーライだ。ラッキー♪
 
漕いでいる時の眺め
海の上を走ってるみたいだよ
さっそく二人乗りのカヤックを2艇レンタル。説明を受ける。監視員の目の届く範囲で遊ぶことと、サンゴをカヤックから見られるベストポイントを教えてもらう。
 
パパと長男、ママと娘で組み、沖へ漕ぎ出す。スルスルと波の上をすべるように進む。水面からの位置が低いので、海を身近に感じることができる(^-^)
まずは昨日泳いだ左側の海へ。残念ながらこの日は曇っているので水中が良く見えない。かすかにサンゴがあるのが分かる程度だ。教えてもらったもう一つのポイントビーチの右側へ向かうことにする。
500mほど漕いで、右側へ到着。水中を覗き込む。するとこちらはサンゴがかなりはっきり見えた(^-^)
 
波が穏やかだったので
カヤック上でのんびり
サンゴを覗きこんでいる長男
 
きれいに底が見える
日差しがないのが惜しまれるが、透明度があるのでサンゴの色まで分かる。これはこれでなかなかいい眺めだ(^-^)
 
しばらく眺めていたが、やがて雨が降ってきた。実は我が家はカヤックで、近くにある無人島“リトルフィッツロイ島”に行きたかった。しかしこの島に行くのはガイドつきのツアーでしかだめだと監視員に言われた。ハワイでカヤックをした時は自由にどこへでも行くことができたのだが、ここは無理のようだ。規則なら仕方ない。
しばらく楽しんだ後、カヤックを返却した。
 
またまたシュノーケル!
 
カヤックをしているうちに、またサンゴを見たくなってしまった。ビーチ左側のスポットばかり泳いでいたが、カヤックで行ってみたら、右側も沖のほうならサンゴがあるようだ。
準備をして泳いでみることにした。右側のビーチは浅いところのサンゴは死滅し、泥が沈殿している。泳いでいてもとても寂しくなるような景色だ。
しかしよく見るとそれでもしっかりと魚が住んでいる。やっと再生してきたような小さなサンゴの下にポツンと一匹いたりすると、なんか健気で励ましたくなってしまう(笑)
 
クマノミっぽい模様だけど違いそう。 不安げにこちらを見ている
お邪魔してごめんね〜

ばらく泳ぐと大きな石に奇妙なものがついていた。青や赤のきれいなイソギンチャクのようなものが岩一面に生えている。なんだろうと思って近づくといっせいに引っ込んだ!うおーすばやい!そばで泳いでいた娘を呼んで手をそれに近づける。ピュッ!っと引っ込む。おもしろーい!娘も大喜びだ。そうだそうだ、写真を撮ろうと思った時にはほとんど引っ込ませた後だった(^-^;)一応撮影したのが左の写真。帰ってきてから調べたら、これはゴカイの仲間でイバラカンザシというものらしい。
 
さらに沖へ!

 
ところどころで魚を見つけ写真を撮影しつつ、沖へ向かう。途中シャコガイを見つけた。大きさはそれほどでもないが、ぱっくりと開けた口が迫力だ。さらに行くと見たことのない色鮮やかなものがあった。ノウサンゴだろうか?それにしても毒々しい派手な色だ。大きさは50cm程度。灰色の海の中で妙に目立っていた。
 
シャコガイ これ、なんだろう??
 
写真を撮りながら30分ほどウロウロした後、ようやくさっきカヤックで見たサンゴのある地点までついた。
この辺りは水深がかなりあり、岩もごつごつしていて高低差がある。変化があって、なかなか楽しい。
 
大きなツバメウオのような魚も見られた。しかし残念ながら、光量が足りなくて水中撮影は厳しい。あまりいい写真は撮れなかった。
 
色は地味だが
沖の方はサンゴも結構あった
テングカワハギ
 
夜はパーティだ!

 
さて、いよいよ今日はフィッツロイ島最後の夜だ。ビーチキャビンにあった説明の本によると、土曜日の夜は食べ放題パーティになるらしい!おおー!食べ放題!我が家は食べ放題が大好きなのだ。
 
手前がお肉コーナー
いつもダラダラと遅めに行くのに、今日はビーチバー開店するやいなや入店だ。するとそこには山盛りのご馳走があふれていた♪
最後の夜に食べ放題パーティに当たるなんてすごくラッキー!値段も25ドル程度と良心的だ。会計をすると手に支払済みのスタンプを押してもらえる。これで自由に食べられるわけだ。
まずはローストビーフ、ポーク、ラムをシェフに切り分けてもらう。意外にラムが美味しかった!
 
 
お魚料理も豊富だ。サーモン半身を丸ごと焼いた物があったり、日本の鯛のような魚がドーンと泳いでいる姿そのままに飾ってあったり。
この魚の姿焼き(?)、ヒレも見事に広げられ迫力満点だった。あまりに立派な飾られ方に笑いが出てしまう。
 
一匹30cm以上ある
巨大&迫力満点
オードブル類もたくさん
 
幸せ〜〜♪
娘はご飯を早々に切り上げてデザートを取りに行った。フルーツやケーキ類が豊富で、選ぶのがとても楽しい。
どれもいかにも手作りと言う感じのケーキ。全種類取っていた(笑)
チョコレートケーキがこれでもかと言うぐらい甘いのだが、チョコの味が濃厚で美味しい(^-^)
プリンがカップに入れてあった。食べてみるとトロトロでこれもまた美味しい。食事で満腹になった後、別腹状態でまたまたデザートをたらふく食べてしまった(^-^;)
 
 動画も見てね!
ビーチバーでのビュッフェディナーの様子。豪快な盛り付けで目でも楽しませてくれる。
右の写真をクリックしてね。
正常に再生されない方は写真を右クリックして保存してからご覧ください。
音声があるので注意してくださいね
WMVファイル(1MB)
 
チェックアウトの準備
 
ご飯を終え、もう動きたくないぐらい満腹だが、明日の準備だ。明日は急いでチェックアウトをした後、すぐにアウターリーフツアーへ。戻ってきてすぐにケアンズに行くフェリーに乗船、夜には帰国という綱渡りのようなハードスケジュールだ。仕方がないこととはいえ、最後の最後に大仕事と言う感じだなぁ(~_~;)

backnext