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安いがとてもいい宿だった |
一夜明けて翌日、今日はフィッツロイ島というところへ移動する。フィッツロイ島はケアンズから船で45分程のところにある島だ。今までオーストラリアの陸を満喫してきたが、今日から海を満喫する日程なのだ♪
3泊したベイビレッジトロピカルリトリートをチェックアウト。ここもいい宿だった。豪華ではないが清潔だしフロントの対応が親切。いつ行っても笑顔で様々な要望を聞いてもらえた。チェックアウト時、「ケアンズを楽しめた?」と聞かれたので、とても楽しめたことと、このホテルの滞在がとても快適だったことを伝え、お礼を言う(^-^)
チェックアウト後タクシーを呼んでもらった。
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ピアショッピングセンター |
来てくれたタクシーは空港でお願いしたのと同じBlack&Whiteだった。またまた感じのいい運転手さんで、お願いする前から私たちの荷物を見てトランクを開けてくれる。まだ少し時間があるので、ご飯を食べるために桟橋脇にあるピアショッピングセンターへ向かってもらうことにする。
昨晩は一晩中雨が降り続き、この日の朝も時折小雨が降る天気。海に向かうのに困ったなぁと思い、運転手さんに天気を聞いてみた。すると、「先週はひどい荒れ模様だった。でも今日はおそらく10時ごろから晴れだし、明日以降はいい天気になると思うよ!」と言う。
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欲しかったなぁ〜火山作成キット |
なんと!!10時ごろと言えば、私たちがフィッツロイにつく時間ではないか。しかも明日からお天気続きとは。あまりにラッキーな運転手さん予報に、もしかしてリップサービスではないかと疑ってしまったが、はたしてこの後天気は運転手さんの言う通りになっていくのであった♪(^-^)
ピアショッピングセンターはまだ開店前の店がほとんどだった。ちょっとお店も見たかったなー。でもショーウィンドウを見ているだけでも結構面白い。特におもちゃが面白そう。右の写真は手前がペットボトルロケットの小型版、奥にあるのはなんと火山作成キット!火山って作れるのか?(笑)
ぶらぶらしながら朝食を出している店を探す。どこも朝食が15ドル程度だ。うーん、ホントケアンズって朝食が高い。仕方がないので、桟橋が見えるテラス席のある店で10ドル程度の朝食をいただく。
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テラス席の眺め
この時はまだ雨模様だ
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朝から多すぎだって〜!
半分にしてくれ〜 |
出てきたものはすごい量だった。どこへ行ってもやたらと量が多いものが出てくる。量も半分、値段も半分って言うのないかなぁ(^-^;)
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フェリーターミナル |
ご飯を食べ終わり、マリンジェッティという桟橋へ向かう。桟橋へは朝食を食べたテラス席から直接海側に降り、遊歩道を使って行けるらしい。搭乗手続きをするためにターミナルへ向かう。
ターミナル内はこれから各地の島へ向かう人たちで大賑わいだった。様々な会社のカウンターが並び、列ができている。
私たちが受付をする「レイジングサンダー」のカウンターはどこかな?と思って探したら、なんと唯一誰も並んでいないではないか。なんでー?
実はこの旅行中ある場所でケアンズに滞在している日本人と話す機会があった。その人にフィッツロイの話をしたら、「海もあまりきれいではない。サンゴも全くない」と言われたのだ。その話を聞いて、ちょっとショックだった。でもまあ、もしかしたらという希望も捨て切れなかった。しかしこの閑散ぶりを見て、暗い予感が…。横ではグリーン島行きの船の受付に長蛇の列ができている。混んでいる海は嫌だし、素朴な所がいいなと思いフィッツロイにしたのだが、これはやばいかも・・・。
でも今更どうしようもないので、乗船手続きをする。ここで大きな荷物は預けてしまうことができる。預かってもらった荷物は直接部屋に運んでもらえるので、到着してすぐ必要な荷物は手荷物として別に分けておかなくてはならない。
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船の中 |
往復のフェリーチケットとフィッツロイで宿泊するビーチキャビン(コテージのような戸建の宿泊施設)のバウチャーを受け取り、船へ向かった。
ママは暗い予感で内心どんよりしているが、子供たちは船に乗って大喜び。今までの旅行で何度も船に乗っているが、いつも船旅の先には素晴らしい海が待っていたのだ!
日本で大々的に宣伝され、ツアーにもよく組み込まれているグリーン島に比べ、フィッツロイはマイナーだから空いているのかもしれない…。はしゃぐ子供たちを前に、ママは祈る気持ちであった。
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フェリーで45分ほど。あっという間にフィッツロイ島が見えてきた。桟橋に横付けし、とりあえずレセプションへ向かう。滞在中の注意やチェックインの方法を教えてもらった。チェックインは2時からなので、まだ時間がある。でもレセプションの女性が、「今日はすいているから、2時前にチェックインできるかも。昼食を食べ終わった頃、一度レセプションに来てみて!」と言う。おおーそれはラッキーだ。
手荷物を持って、とりあえず、プール脇にあるテーブルに着く。のんびり見渡すと、周りは熱帯雨林に覆われ、とてもいい感じだ。親はビール、子供はポテトやジュースを買い、一息つくことにする。この頃ちょうど雨が上がった。タクシーの運転手さんの予報通りだ!よかったなぁ〜(^-^)
すぐ海に行ってもいいけど、雨が上がったばかりでちょっと寒い。プールサイドでのんびりすることにした。
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レセプションは左の建物
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カジュアルなムード
軽食類もお手ごろ価格 |
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間違いなくキバタンだ! |
オーストラリアといえばオウムが有名だ。我が家はペットがオウムなので、自然のオウムに会えるのがとても楽しみだった。特にキバタン。白い体に黄色い頭の羽飾りがついていて、とてもかわいらしいオウムだ。パパがキバタンに会えないかなーと言う。ママは「そうねー、こんなに自然があふれているなら、もしかして会えるかも・・・」と言いかけ、パパの後ろの山を見た。するとあれれ?山の中腹に白いものが見える。「あっ!あれ!!キバタンだったりして!!」と半信半疑で叫んだ。みんなでまた単眼鏡を持ち出す。拡大してみると・・・それはなんと今話していたキバタンだった。ひぇー、こんなにあっさり見られるなんて。さっそくママは望遠で撮影だ。さっきまでの暗い予感はどこへやら、出だし好調でフィッツロイの生活がスタートした(^-^)
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のんびりおしゃべりをしたり、早めの昼食を食べてているうちに11時ごろになってしまった。そろそろ海に行こうかということになったが、微妙な時間だ。もうすぐチェックインできるかも。様子を聞きにレセプションに行ってみた。するとレセプションの女性が私の顔を見るなり、「もうチェックインできるわよ!(^-^)」
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熱帯雨林に囲まれている |
やったー!ラッキー!水着に着替えるのもやはり自分の部屋の方がらくだ。さっそくチェックインの手続きをする。パスポートなど大切なものはすべてレセプションで無料で預かってくれる。カードを渡され、滞在中の食事や買い物はすべてそれでできるとのこと。これは便利だ。現金もすべてレセプションに預けてしまった。「滞在中分からないことがあったら何でもレセプションに聞いてね」と言われる。
キーを渡され、ビーチキャビンへ向かう。熱帯の草木がが沢山生えていて、落ち着く。ふと見るとユリシーズが飛んでいた。見ると幸せになれるという伝説がある青く光る蝶だ。とてもきれい!あまりにもあっさり見れてしまったのでよくいるのかと思って写真すら撮らなかった。しかし見られたのはこの時だけだった。残念!(笑)
やがて木の間からキャビンが見えてきた。娘が「あ、あれ・・?(・。・;」と言った。うう、確かに外観はかなり古い。しかし、中に入ってみて大喜び。中は清潔でリフォームされたのかとてもきれいだ。
部屋も広々としていて、入り口にはテーブルが置かれた大きなテラスもある。おおー!これは快適そうだ。やった〜(^O^)
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ビーチキャビン外観 |
喜んでベッドへ倒れこむ子供 |
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副寝室には二段ベッド |
コーヒーメーカーと冷蔵庫 |
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フィッツロイ島ビーチキャビンの外観。周辺の緑の多さが良く分かるよ。
右の写真をクリックしてね。
正常に再生されない方は写真を右クリックして保存してからご覧ください。
音声があるので注意してくださいね
WMVファイル(900KB) |
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部屋に入ってすぐ、スタッフが預けてあった荷物をとどけてくれた。さっそくたっぷりとあるクローゼットに荷物をしまう。各部屋にクローゼットがついているので、すべて荷物をしまうことができた。部屋もすっきり(^-^)これで快適に滞在できる。
さっそく水着に着替え、海へ行くことに。ちょっと心配だが、楽しみでもある。
レセプション脇のレンタルやさんへ行き、シュノーケルセットを借りる。一日15ドルだが2日なら25ドルだ。4日滞在するので通しで借りることにした。
海の中がどうなっているのか分からないので、さっそくレセプションへ。シュノーケルするのだが、どこがいいか質問してみる。すぐに地図をもらえ、詳しく説明してくれた。
レセプションの女性によると、サンゴも魚も海に向かって左側の部分がいいという。なるほど、なるほど。ではそのポイントにGO!だ(^-^)
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@がレセプションなどがあるメインの建物。
Aが滞在したビーチキャビンの場所
Bが教えてもらったシュノーケリングポイント
Cがヌーディビーチ |
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フィッツロイ島のウェルカムビーチの様子。人もほとんどいなくて静か。
右の写真をクリックしてね。
正常に再生されない方は写真を右クリックして保存してからご覧ください。
音声があるので注意してくださいね
WMVファイル(2MB) |
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これは夕方撮影
もっとビーチはきれいです |
ビーチはサンゴのかけらでできている。上を歩くととてもいい音がする。まるでガラスのような音だ。さっそく左端まで行き、海を見る。おおっ、予想以上に水がきれいだ。ケアンズからわずか45分でこんなに違うとは。びっくりである。
教えてもらったスポットでは数人がシュノーケルをしていた。男性が歓声を上げている。「サンゴはありますかぁ〜?」と声を掛けてみた。するといっぱいあると言う。「魚は?」と聞くとこれまた沢山いると言う。おおー!ワクワクだ!
海に突撃だ。しかし、水がむちゃくちゃ冷たい!さすがオーストラリアは冬。一気に潜ることができず、波打ち際でひーひー騒ぐ我が家。しかし意を決して潜ってみた。
中に入ると・・・おおおー!あるある。一面にサンゴが広がっているではないか!透明度はあまり良くないが、ハードコーラルだけでなく、ソフトコーラルもたくさんある。中には青いものや緑色のものなど、とてもきれいなサンゴもあった!
サンゴの間には沢山の魚が泳いでいる。聞いていたのと全然違う。ものすごくきれいだ!やったー!予想が外れてとてもうれしい♪
もしかしたら水中撮影するほどではないかも…と思い、この時はカメラを持っていかなかった。これなら明日から水中撮影三昧だ。楽しみだなぁ。
しばらく泳いだ後、ガイドブックで美しいと書いてあったヌーディビーチへ。ここへは熱帯雨林の中を30分ほど歩いて行く。遊歩道ありということだったので、整備されているのかなと思ったら、とんでもない。大きな岩がゴロゴロしたかなりワイルドな道だった。でも木の陰から漏れてくる太陽の光がとてもきれい。疲れるほど長い道のりではないので、散歩にちょうどいい。
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一応道はあるけど、
ほとんど自然のままだ |
途中見晴台があった。
オーストラリア本土がきれいに見える |
しばらく歩くと、木の間からきれいな白砂が見えてきた。ヌーディビーチだ。こちらはビーチが砂でできている。のんびりビーチで昼寝するにはもってこいだ。
海辺では沢山の人が甲羅干しをしていた。さっそく我が家はシュノーケルだ。しかし残念なことに、こちらはサンゴが死んでしまっていた。さっきのポイントとちがい、シュノーケル目的ではあまりお勧めできない。魚もほとんどいなかった。
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白砂がとてもきれいだ |
昼寝にもってこいの滑らかな
砂浜だ。 |
結局少しだけ滞在し、またさっきの浜へ戻ることにした。さっき来た道をもどる。
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かわいいなぁ、キバタン |
ところどころで森の中からカサカサと音がする。見えないけど沢山動物がいるようだ。自然がいっぱいだ。気持ちよく歩いて、もう一息で到着と言うところで、ちょっとひらけた所に出た。ふと見ると・・・なんとキバタンが下に降りてエサを食べているではないか!うわー10mもない至近距離だ。ヨチヨチ歩く姿がとってもかわいい!さっき遥かかなたにいただけで大喜びだったけど、今度は目の前だ。息を潜めて観察する。しかし気配に気づいたキバタン、やがてバサバサと大きな羽音を立てて木の上へ。それでもまだすぐ近くだ。写真を持ち出し、撮影。すごくかわいい姿を撮る事ができた♪
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チェックインが早かったおかげで、初日からのんびりとすることができた。目いっぱい海を満喫し、キャビンへ戻る。
みんなでジュースとコーヒーを持ち出し、テラスで一息。日帰りツアーのお客さんが帰り、島はとても静かだった。
ところどころにある小さな電灯以外、明かりはない。10mほど先はビーチ。海の音が大きく聞こえる。
とてものんびり。いい所だ。
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写真だと分かりにくいけど、イカだ! |
しばらく休んだ後、夕食へ行くことにした。レセプション脇にある売店は夜になるとしまってしまう。さらに奥にあるビーチバーへ行かなくてはいけない。ブラブラと歩いていると、空一面に星が見えた。南十字星もきれいに見える(^-^)
ビーチバーはものすごいにぎやかだった。BGMが大きすぎる。食事を注文し、外の席で食べることに。食事は二種類あり、バックパッカー用が9ドルほど、普通のものは25ドル程度だ。どちらも頼んでみたが正直あまり美味しくなかった。美味しくないなら安い方がいいので、翌日はバックパッカー用にすることにした(笑)
帰り道、海辺をブラブラと歩きながらキャビンに戻った。途中桟橋のところで釣りをしている人がいた。何を釣っているのだろう。覗きに行くと、なんと桟橋の明かりに誘われてイカが集まっていた!おおおー!まさかイカとは!!ビックリだよ〜〜(笑)
今日はお試しと言う感じで泳いだが、明日からは本格的に泳ぎまくるぞ〜!明日に備えて早めに休むことにした(^-^) |
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