−8月−

−戦略会議1−
夏休み中はいろいろな研修があります。今日は学年主任研と教務の主任研が合同でありました。途中から一緒になって「戦略会議」なるものを行いました。

−戦略会議2−
最近は「戦略」という言葉を使わなければならないほど,教育界の課題は深刻になっています。その会議では学校毎に教務主任と6人の学年主任がグループになります。事前に教務主任には教務がテーマを提示して話し合いを進め,最終的に全員の意識を高め,一定の方向性を出していくことというミッションが与えられていました。私の学校の学年主任6人は全て女性です。

−戦略会議3−
結果から先に言うと,この戦略会議は大変和やかに行うことができました。普段からみなさんとても明るくていい人ばかりなのですが,筋の通らないことにははっきりと意見を言われます。ドキドキしながらグループになって,私が最初に言った言葉は「みなさん,今日だけは素直になって下さい。」でした。以上,戦略会議の巻はこれで終わりです。

−研修1−
東京の全国的に有名な附属小学校の研究会に研修に行ってきます。純粋な教育研究は大変愉しいものだったはずです。

−研修2−
その全国的に有名な附属小学校では,私達一般の学校で一生懸命行っているような言語技術の指導は全く行われていません。発問に対して全く自由に平気で単語で答えています。というより,そういう技術は少し教えればすぐ身につくのだろうと思われるような資質の違いが感じられました。

−研修3−
こういう学校では教材開発の部分に対して重点が置かれているように思いました。授業後の討議では大変熱のある意見が交わされます。どれも的確に短く本質を突く意見ばかりで,授業分析の醍醐味とはこういうものだと感激するばかりでした。

−研修4−
今回の研修で見た算数の授業は,どれもいわゆる問題解決学習的な一般的な流れを踏襲することなく,とにかく子どもの考えようとする場の提供を重視するシンプルな構成が主流のようでした。守破離という言葉もあります。常に授業のあり方にこだわりを持ち,固定観念にとらわれず,子どもの考える力を本当に伸ばしていける教師の意識改善,授業改善が必要だと学ぶことができた研修でした。

−英会話−
最近一度見ただけですが,英会話の番組でとても分かりやすかったものがあります。NHKの「出張!ハートで感じる英語塾」という番組です。ちょっとアクの強いところがあり,好き嫌いもはっきりするだろうとは思いますが,もしこんな講師が塾にいたら随分給料が高いのだろうなと下世話な感想を持ってしまいました。

−夏−
今朝,庭のハナミズキを見ると枝にクマゼミがとまっているのに気がつきました。これはHPの表紙にいただきと,すぐに写真に撮りました。セミをこんなにじっくり見たのは久し振りでした。いつの間にか忙しさばかりに追われていて,「夏」そのものの味わいを感じられるような余裕を無くしているように思いました。

−渇水−
暑い日が続いています。とうとう近くの川では水が一滴も流れなくなってしまいました。最近コスモスの苗を植えた花壇には日に3回水やりをしています。

−失敗1−
今年の春,花壇の土を新しくしました。元肥もどっさり入れて,種から育てたサルビア,マリーゴールド,インパチェンスの苗をレイアウトに気をつけながら植えていきました。どれも初めての経験でした。しかし,土づくりが効いたのか,苗はみるみる元気になり真っ青で丈夫そうな葉をひろげていきました。

−失敗2−
今まで見たこともないようなりっぱな葉や茎にどんどん育って喜んでいたのですが,何かおかしいのです。葉に比べて花に元気がないのです。そのうちマリーゴールドの葉が焼けたようになり,枯れてきました。サルビアの花は白っぽくて全然きれいではありません。

−失敗3−
この頃になってようやく気づいたのは,元肥の失敗をしたということです。せっかく花壇の土を新しくし,肥料もしっかり入れておこうと頑張ったのですが,その肥料として牛ふんを買ってきて,そのままどばっと入れてしまったのでした。忙しい中せっかく丹誠を込めたつもりが,入らぬお節介をしてしまいました。まだまだものを知らない自分を情けなく思います。

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