diary / 2004年10月下旬

2004年10月中旬
2004年11月上旬
Past

nowadays
toppage(with frame)
toppage(without frame)

bk1ブリーダープログラム amazonアソシエイト
当サイトは、bk1のブリーダープログラム、及びamazon.co.jpのアソシエイト・プログラムに参加しております。
「本日のお買い物」の後ろにある[bk1amazon]という項目をクリックすると、当該商品の購入画面にジャンプいたしますので、ご利用ください。
bk1については、こちらで検索も出来ます。


2004年10月21日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041021~.htm#Day21

 一区切り一区切り。今日は本を読みます。朝方まではまだ雨が降っていて、例によって両親の車に便乗しての出勤だったため、行動の自由が利かず本日もまたお買い物はなし。帰宅後出かけようかとも思ったのですが、今日はもーかったるくてかったるくて。

 疲れていたせいか、異常な夢を見た。自分が二次元の住人であることを自覚している。しかもちゃんとコマ割りして、漫画の体裁を取っている。自分の視点がいったい何処にあるのかが謎だが、二次元、しかもコマとフキダシで制約された状況に焦燥を感じっぱなしで、非常に疲れる夢でありました……いや、疲れてたからそんな夢を見たのか?
 具体的な筋は忘れました。ちょっと残念。

 近所にある行きつけのうどん屋で新しいメニューがお目見えしました。暖かい麺を卵とレタスでとじる、というもの。レタスのしゃきしゃきとした歯ごたえが意外と合っていて、結構美味い。それなりに人気商品になるのではないかな、などと思っていた矢先に。
 台風の影響で野菜の価格が高騰、レタスに至っては七倍だそうです……気の毒に……。
 しかも、次も同じコースを辿りそうだと。今年はもー無茶苦茶です。

 そして鑑賞しました、水曜プレミア『家栽の人』。
 雰囲気は良し。旧シリーズの微温的なムードと随所に混じる厳しさは残ってます。が、ちょっとシナリオの焦点がぼけているように思いました。桑田判事の行動は、原作ファンからすると彼らしいのですけれど、単発スペシャルものの内容としては逸脱が過ぎる。桑田判事の植物に対する造詣や愛情を反映した仕事ぶりも充分に描けているとは言えず、どうにも不完全燃焼という気がしました。少年犯罪への姿勢や態度は旧作を踏襲し、個人的には納得の出来る結論だったのですけれど、そこに至る心象描写が不徹底だったのも残念。
 背景や人物を現代に置き換え、新しい環境を作りながらも桑田判事らしさは残した良い設定と雰囲気だっただけに、シナリオのまとまりの悪さが残念。時任三郎による桑田判事の雰囲気は予想以上に合っていましたし(ただちょっと演技のとき動きすぎの嫌いがあります。この人はものを話すとき、対象をじっと見据えて動かないというイメージなので)、西村雅彦による桑田と好対照を成す嫌味な判事、審判を受ける少年たちの演技などはなかなか光っていて、それだけに余計シナリオで活かしきれていないのが尚更勿体なかった、という感じ。
 エンディングテーマは旧シリーズの大貫妙子『春の手紙』を使用し、タイトルバックに原作の漫画担当・魚戸おさむ氏によるイラストを挿入するなど、原作・旧ドラマ版から知っている人間には非常に嬉しい作りだったのですが、初見の視聴者にどれだけ訴えるものがあったのかはちょっと微妙。可能であればこのスタッフ・キャストでもういちど、ひとつの事件に絞るか一個一個を更に深く検証するようなかたちのシナリオで再挑戦していただきたいところです。


2004年10月22日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041021~.htm#Day22

 ようやく読み終わりました。法月綸太郎『生首に聞いてみろ』(角川書店) [bk1amazon]感想はこちらから。非常に面白かったんですが、ちょこっと複雑な気分。

 本日のお買い物
1,神津慶次朗『鬼に捧げる夜想曲』 [bk1amazon]
2,岸田るり子『密室の鎮魂歌』(1と2、東京創元社) [bk1amazon]
3,石持浅海『水の迷宮』 [bk1amazon]
4,島田荘司『龍臥亭幻想(上)』 [bk1amazon]
5, 同 『 同 (下)』(3〜5、カッパ・ノベルス/光文社) [bk1amazon]
6,あかほりさとる『サクラ大戦 巴里前夜(1)』 [bk1amazon]
7,秋田禎信『エンジェル・ハウリング10 愛の言葉-from the aspect of FURIU』 [bk1amazon]
8,神坂 一『スレイヤーズすぺしゃる23 ブレイク・オブ・ディスティニー』(6〜8、富士見ファンタジア文庫/富士見書房) [bk1amazon]
9,城平 京・木村有里『ヴァンパイア十字界(3)』(ガンガンコミックス/SQUARE ENIX) [bk1amazon]
10,吉富昭仁『RAY(5)』(チャンピオンREDコミックス/秋田書店) [bk1amazon]

 久々にバイクでの出勤でした。心ゆくまでお買い物……それでも見落としがあるのはもはやいつものこと。
 1と2は今年度の鮎川哲也賞受賞作。いずれもかなりオーソドックスな本格っぽい。
 3は水族館を舞台にした最新作。4と5はあの『龍臥亭事件』の関係者がふたたび集い、更に御手洗潔と吉敷竹史が本格的に交差するという噂の作品。楽しみ……なんですが、今月から変更されたカッパ・ノベルスのカバーデザインは少々いただけません。なんか中途半端に岩波や朝日、文春など教養ものの新書になぞらえたように見えて、しかし帯にはイラストやデザインとコピーが共存していて、デザインに柔軟性を持たせるようにしたのかも知れませんが、そのせいでデザインもコピーも埋没しがちになってます。これなら昔の、きっちりフォーマットを定めた作りのほうがいいように思うんですけど……。
 6はシリーズ第三作で登場する巴里華撃団のゲーム以前の姿を綴った番外編。……第三作はまるっきり手つかずなんですが、ま、いいか。7はシリーズ完結編。第一巻を読んだきりなのでそろそろ纏めて読もう……などと言うとまたてめえの足許をすくうので止めておこう。8はジジイ大活躍だそうです。
 9は巻末・城平氏のあとがきがほのかにやけっぱちっぽいです。10は『EAT-MAN』と共演する特別編も収録。

 もーいい加減面倒くさいんですがそれでも突っ込む『まさかのミステリー』。相変わらずフェアプレイ精神というか問題の作り方がまるで解ってません。
 本日最初の問題はニューヨークはヤンキースタジアムの壁に貼られた野球カード。日本人観光客が松井秀喜の写真を探してみるが、どこにも貼られていない。だが、近所の人間はちゃんと松井がいる、と言ってきかない。この写真は? と野茂やトーリ監督の写真を差しても松井と言う。これはいったいどういうことか?
 問題が出た時点で想像はついていたが、案の定、正解は「野球カードを用いたフォト・モザイク」というもの。一枚一枚は無関係な写真を、それぞれの微妙な色味を利用して配置し、遠くから見ると一枚の大きな肖像になる、という独特の手法で描かれたアート。それ自体は別の場所でも話題になっていたもので、知識があれば充分に答は分かる。
 変なのは問題の作り方、なのである。説明にあるとおり、一枚一枚は松井のカードではなく、メジャーリーグの様々な選手のものを連ねてある。そんなことは先刻承知なのだから、人に「この写真は誰?」と具体的な一枚を差して訊ねれば、該当する選手の名前を口にするはずだ(それ以前に、カードにはたいてい名前も併記してあるので、相手から訝しがられるかも知れないけど)。なのに、どれを差しても「マツイだ」と答えるという状況は明らかにおかしい。仮に、遠くから見て松井の肖像になる、と知らなかった人間に訊ねたなら、尚更答はそれぞれのカードによって違うものになるだろう。或いは、「このカードはマツイじゃないけど、でもこれはマツイなんだよ」と意味深な答え方をして反応を楽しむぐらいか。
 何にしても、現実にあり得ない反応を描写して出題としている時点でこのクイズは回答者に対して不利を強いているわけで、問題としての出来を自ら貶めている。世界一難しいクイズを標榜するなら、問題の作り方にも注意を払えと、前にも書いたよーな気がするんだが……ま、私はそうやってツッコんで楽しんでいるのでいいんですけど。紹介されている出来事自体や、出演者たちによる無理矢理ヒントを混ぜるトークも面白いし。
 こーして何度も揶揄されるのが厭なら少しは問題の作り方に注意を払いましょう、とだけ申しておきましょう。今日始まった新コーナーと銘打った奴も、ただいつもと同じ方向性の問題に子供の探偵役を放り込んだだけで何の新味もないし、そもそもこっちもヒントが不充分だし。


2004年10月23日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041021~.htm#Day23

 劇場のまえまで行ったんですが、何か不気味なオーラのようなものに気圧されて観ることはしませんでした。チキンと笑わば笑え。
 代わりに観たのは、ロングランしているのをいいことに見送りっぱなしだった作品のひとつ、有名ゲームの映像化第二弾バイオハザードII アポカリプス』(Sony Pictures・配給)。感想は後日、この辺に。前作の展開と予備知識からそうだろうなと思っていたとおりのアクション映画だったので、私は納得しました。既に第三作も決まっているのだろうから、あの結末でもいいのです。
 有楽町から日比谷界隈の劇場を意味もなく散策したのち、バイクにて神田神保町の三省堂書店に移動し、この時期恒例の行事で上京されていた政宗九さんを中心としたオフ会に参加。パセラに入りながらまったく歌うことなく延々あれやこれやと語り倒し、五時頃帰還される政宗さんとお別れしたあとも、場所を変えて食事をしつつ七時半頃まで歓談。新潟方面の大きな地震の影響は感じましたが、基本的にほとんど触れることなく楽しいひとときでありました。その後、今度こそ歌うべしとパセラに舞い戻った一団と別れて、三省堂で買い漏らした書籍を回収したのちに家路に就く。
 某氏の罠によりクリーム明太きしめんとかオムすみライスとか変わったものをたらふく食べたはずなのに、家の夕食がすき焼きだったために更に箸を進めたのでありました。

 本日のお買い物
1,ピーター・ラヴゼイ/三好一美[訳]『絞首台までご一緒に』(ハヤカワ文庫HM/早川書房) [bk1amazon]
2,乾くるみ『リピート』(本格ミステリを探せ!/文藝春秋) [bk1amazon]
3,柴田よしき『ワーキングガール・ウォーズ』(新潮社) [bk1amazon]
4,北村 薫『ミステリ十二か月』(中央公論新社) [bk1amazon]

 1は著者のかなり初期に属する長篇の初訳出――のはず。十九世紀末、爆発的人気を得た小説『ボートの三人男』を背景にした殺人事件の謎を描いたミステリ。2は『イニシエーション・ラブ』からわずか半年ちょっとで登場した最新作。『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』という惹句からなんとなく方向性は想像できます。ちなみにこれは三省堂で購入したのですが、私が手に取ったのは平台の最後の一冊でした――尤も、今日のオフ会のメンバーで最低でもあとふたりはこれを買ってるはずなんですが。3は相変わらずハイペースな著者の最新刊。本格「負け犬」小説という帯の表現どおり、まさに「負け犬」の条件ピッタリのヒロインが活躍する連作短篇集。
 4だけはbk1での予約購入。読売新聞に連載された初心者向けのミステリ紹介コラムに対談や書き下ろしの項を追加したもの。カラーイラストも収録した贅沢な趣のある一冊です。

 ふだん昼寝をしている時間も話し倒していたので、猛烈に眠いです。よって映画感想も作業も明日送り〜……ぱた。


2004年10月24日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041021~.htm#Day24

 きのう、感じた以上に状況は深刻だったようです。その後テレビ番組は軒並み中断となり、新潟中越地震関連の報道が延々続いていました。
 そんななかで相変わらず割り切りが早かったのはテレビ東京。九時台にはL字型の非常用テロップこそ残ったもののほぼ通常通りの放送となっていた模様で、思うに昨晩の『アド街ック天国』の視聴率はかなり高かったのではないでしょうか。
 ……故に、根津・千駄木近辺の人出も従来より多くなった、と。某イラン・トルコ料理店のマスターの喋りも忙しさのあまり精彩を欠こうというものです。声に少々力がないので、いつも通りお客さんに民族衣装を着せようとしても相手が気づいてくれなかったし。

 いつもよりかなり早い時間に床に就いたら、ふだん眠る時間にいちど目が醒めてしまって、けっきょくいつもとあまり変わらない時間にまた寝直す羽目になりました。お陰で朝にはすっきりしてましたが、何故か釈然としない気分を味わう。
 そんなこんなで、きのう鑑賞したバイオハザードII アポカリプス』(Sony Pictures・配給)の感想を脱稿。「ミラ・ジョヴォヴィッチの次回作はカート・ウィマー監督。」からどうぞ。これ観ちゃったら期待せずにはおれません。全米公開は来年夏見込みのようですが、日本での情報は未確認。早くー!


2004年10月25日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041021~.htm#Day25

 作業のためにあるものを反復しておりますが……すると作業が手につかなくなるんです。ほんとにもう、どーしてこうも人のアクセルを踏み抜くんだか……

 本日は喜国雅彦氏の新刊『本棚探偵の回想』刊行記念、日下三蔵氏とのトークショーつきサイン会であります。
 予習として、積みっぱなしになっている『〜冒険』もろとも読んでおこうと思っていたのに、作業にかまけすぎたり生首に気合いを入れすぎたりしていたせいで読書全般が進まず、昨晩まで一節も読むことが出来ず、さすがに申し訳ないので『〜回想』の、噂の日下三蔵邸探訪記「巨人対怪人」だけでも目を通す。いやあ、私なんかまだまだだなあ、と思ってしまう私は正しいのでしょうか正しくないのでしょうか。あまりにも楽しかったので、他の進行中のものをおっぽって頭から読み始めたり。
 イベントは六時開場・六時半開演。途中銀行に寄ったり買い物をしたりしようかと思っていたのでかなり早めに出たところ、途中に銀行を見つけられず、特に買い物もなし。そのまま八階まで上がってみたら見事に一番乗りでした。開演までの三十分、『〜回想』や配られたサイン会限定小冊子を読んで過ごす。未使用の挿絵やラフに加え、喜国氏が今まででいちばん古本を買った日の記録を収めている……すげえ。
 そして開演。いきなり机上に本を積み上げつつ、特に方向性を定めずに話し始めた感じでしたが、始まればまあ色々と出てくること。購入が整理券取得の条件であるため確実に全員『〜回想』を所持しているとあって、テキスト代わりに参照を促す場面も幾たびかありました。普通に蒐集するだけなら敵わない人が沢山廻りにいるので、雑誌連載やゲラを製本したり独自に函を作ったりしはじめたとか、美本だ帯だと拘るのは自分が所有することよりも次に引き継ぐ人のことを考えてやっているので、故に数十年後には一部が日下氏のところに流れていくに違いないとか、一部あんましここには書かない方がいい情報まで、一時間程度ながら実にいい話をお聞きできました。
 ところで開演前、小冊子と一緒に、『〜回想』のなかに登場する日下邸の写真をカラーコピーしたものが配布されてました。あの人知を超えた山積みぶりを目の当たりにして気懸かりになるのが土曜日以来の地震の影響――ですが、あそこまで積み上がると、山と山とが支え合って微動だにしないとか。故に半端な山では却って危険なので更に積み続ける、という言い訳が成り立つのだとか。ああ、なるほど、と非常に納得。道理で職場の山も異変がなかったわけだ。
 会場後方にはかなり凄い面子が揃っていたようだし、知り合いもけっこういたような気がするのですが、場内は狭いし挨拶するのも雑談するのも立ち止まって観察するのも邪魔そうだったので、例の如く早々に撤退。階下で迷っていたものを一冊だけ購入して帰宅しました。

 本日のお買い物
1,リード・ファレル・コールマン/熊谷千寿[訳]『完全なる四角』(ハヤカワ文庫HM/早川書房) [bk1amazon]
 土曜日の政宗オフのときから気になってたんです。ハードボイルドなのですが主人公が片足が不自由な素人探偵で、失踪直前に自分の部屋で下着姿になり、後ろ向きで真四角を描いて歩き回るという奇行を取っていた青年を捜すという依頼を頼まれたものの、やがてその青年の父親に捜索を妨害される――というなんとも不可解な粗筋に劇画調のカバーイラストまでとにかく個人的に揺すぶられるものがあり、悩んだ挙句買ってしまいました。いつ読めるやら……

 真夜中にかるい訂正を施しました。トークショー参観のため観られなかった『ほんとにあった怖い話』の録画を眺めつつ……もう慣れたつもりでも家族の寝静まった深夜に観るのはちょっときついぞと。


2004年10月26日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041021~.htm#Day26

 やっぱり、お知り合いがけっこういたらしい。もう少しどこかで待っていても良かったのかー?

『呪怨』のハリウッド・リメイク版『The Grudge』が全米の週末興収初登場第一位ですってよ奥様。しかもこの時期の公開作品としては史上三番目の好成績だそうですわよ。冗談みたいだわ、ほんと。この調子で日本公開の時期も早めてくれないかしらねぇ。……とりあえず続編の話なんか後回しでいいから。

 で、真夜中に『ほんとにあった怖い話』を観た感想。……本当に、誰でもいいから鶴田法男監督に「あなた、下手」と言ってあげてください。昨晩のはとくに酷かったぞ。席に着いた霊がゆっくりと振り向いて、前に被さった髪のあいだから顔を覗かせるところだけが良くて、そのあとはどんどん駄目になってなし崩しで終わるという最悪の出来。幽霊を下から見上げる角度でカメラを伴走させる、という演出を提案された時点で誰か止めろよ。それは日本流のホラーじゃなくてジェイソンとか生身の化物が出て来たときにとりあえず許される表現だろーがっ!
 残り二本は平均的な仕上がりで、これといって可もなく不可もなく。二本目はもうちょっと、取り憑かれている雰囲気を丁寧に表現していれば良かったかな、というくらいか。子供達の反応は日増しに良くなっているので、トータルで不満は感じてませんけど。

 本日のお買い物
1,楠 桂『恋弔い』(MARGARET COMICS/集英社) [bk1amazon]
 楽しみにしていたCDとかDVDとかの早出し分が並んでいるのは解ってるんですが雨は降っているし作業はあるし。自宅近所で用足しに出かけたついでに買ったこの一冊のみであります。著者二年振りの少女漫画単行本だそうで、ホラーとコメディというお得意のジャンルながらエッチの描写がマイルドになってます。


2004年10月27日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041021~.htm#Day27

 だいぶ寒くなりました。バイク乗りにはそろそろ厳しい季節がやって来ます。本当についひと月前まで半袖姿で乗っていた気がするのに、いまや長袖にGジャン、それでも明らかに風が冷たい。あとひと月ほどのあいだにどんどん着るものが厚くなっていくのでしょう。さながら猫の毛が生え替わるみたいに。

 一日のうちに色々あり過ぎて、普通の報道がほとんどないのが気に掛かります。島田紳助が女性マネージャーに暴行して被害届を出された、なんて話もニュースでなくて政宗さんの日記で知った、ってどういうこと。

 何故か今ごろになって東京国際映画祭のチケットを頂戴する。しかしさすがにコンペティションなどめぼしいところはもー壊滅状態で、ほんとにマイナーな作品か、平日のどうやって堅気の人間がこんな時間に映画観に行くんじゃというようなスケジュールのものしか残ってません。そんななかでも気になるものは残ってるんですが……どっちみちこの立て込んでいるときに渡されても。確実に無駄になりそうですとほほ。

 きのうちょっと触れた、楽しみにしていたCDとかDVDとかは、明日にも別の早出し分が発売されるはずなので、それと一緒に購入することにしました。故に他の買い物もなし。最近、何もかも発売時期が密集しているから、日を決めて纏めて買った方が楽なのです。

 今晩の『トリビアの種』は最高でした。投稿者のネタふりではこめかみに血管浮きましたが、心理学ジャンルの簡単なカタログになりそうな人選に会議の妙に和やかな雰囲気(いつの間にかねるとん風の演出になってるし)、肝心の文句を最年長の名誉教授が発表してしかも嫌味さがまるでなく説明も実に明快。その前の走り幅跳びの禁じ手からこの辺まで思わず録画してしまいました。


2004年10月28日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041021~.htm#Day28

 早くもトレーナーを着込む羽目に。冷え込みが早い、というより暑い日が長かったんだな。

 本日のお買い物
1,『盲獣VS一寸法師』(KLOCK WORXGENEON ENTERTAINMENT) [amazon]
2,『トロイ [特別版]』(Warner Home Video) [amazon]
3,『ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション』(Son Pictures/1〜3、DVD Video) [amazon]
4,矢野顕子『ホントのきもち』(YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS/CD) [amazon|SACDハイブリッド版:amazon]
5,影崎由那『かりん(4)』(Kadokawa Comics Dragon Jr./角川書店) [bk1amazon]
6,藤原ここあ『dear(5)』(GANGAN WING COMICS/SQUARE ENIX) [bk1amazon]

 約束通りのまとめ買いでございます。次は来週、公開前から待っていたアレがあります。
 1は告知にも掲げていた、江戸川乱歩原作のカルト映画。構成とか色々どーかと思う点はありますが、見事に再現されたチープかつ淫靡な雰囲気、明智に塚本晋也、小林紋三にリリー・フランキーといった独特な役者起用、そして最後に丹波哲郎が美味しいところをぜんぶ持って行くあたりまでけっこう好きな作品でもありました。乱歩ファンなら観て損はなし。劇場で鑑賞した当時の感想はこちら
 2はブラッド・ピット主演、活きのいい新人スターから渋めの俳優まで起用した正統的大作映画。今年に観た映画のなかでは確実に上位に上げる作品です。オーランド・ブルームの位置づけやクライマックスを単純に批判する人も多いようですが、そこまで含めて見事に歴史を圧縮した傑作だと思います。劇場で鑑賞したときの感想はココ
 3はミステリやSF、ファンタジーなどの小説読みにも好評を博したのでご存知の方は多いでしょう、ティム・バートンの最新傑作。さっそく観てますが、やっぱりユアン・マクレガーはこういう映画でいい味を出すなー。劇場で観た際の感想はこれ
 4も待望の一枚、矢野顕子の移籍第一弾アルバム。くるりの岸田繁にレイ・ハラカミ、最近組むことの多いアンソニー・ジャクソンらとのセッションにお馴染みの弾き語りまで収録した至れり尽くせりの構成。既にひととおり聴きましたが、相変わらずの透明感とジャズっぽい複雑な楽曲構成は留めながら、従来とは微妙に異なる雰囲気を醸しだして聴き応えがあります。個人的に気になるのは、岸田繁とのセッションと弾き語りの2パターン収録された『Night Train Home』……タイトルからしてメセニーの代表作『Last Train Home』を思わせるのでもしや、と身構えていたのですが、メロディラインもコード進行も、途中のハミングの入れ方もかなり意識しているように感じます。無論ただ似せるだけで済ませるような方じゃないので、どちらのヴァージョンも一筋縄ではいかない演奏になってますが。
 5は小説版に負けじとラブコメ路線進行中、6はハードな舞台で相変わらずほのぼのしている様子。


2004年10月29日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041021~.htm#Day29

 昨晩、とつぜん『舞-Hime』を観てみた。ほんとうに突然に。
 ……途中過ぎて意味がよう解らん。が、そう想いながらもひととおり観てしまったあたり、確かにクオリティが高い証拠なのでしょうな。ちかごろは根気に欠けるので、続けて観るのかは不明。

 本日のお買い物
1,『Words Worth [DVD-ROM版]』(elf/Windows98・Me・2000・XP対応ゲーム/18禁) [amazon]
2,『下級生2 サウンドトラック』 [amazon]
3,『下級生2 ドラマCD第1巻〜珍獣探しの巻〜』(2と3、elf/CD) [amazon]

 ぜんぶelfの通販で購入しました。発売時期がバラバラなので別々に届くかと思いきや、1と3が発売する今日まで先送り……色々とキツいぞ。
 1はelfにしては珍しい3DCGを用いたRPG。前のヴァージョンで持っているのですが、久々にやり直そうとしたらXPではまったく動かない。切ないのでリニューアル版で購入してしまいました。先のファンクラブ会報で前編のみ収録されていた番外編『ワーズワースの人々』が後編とともに収録されてます。
 2はヒロインがあれで色々言われてしまったけどゲームとしてはけっこう良くできている『下級生2』のサウンドトラック、3はそのキャラクターたちによるドラマCD。とりあえず3から聴こうとしたんですが……いきなり家人が起きているあいだに聴く気にはなれない展開があったので一時停止。ブックレットに粗筋とか制作スタッフとか、内容を予見させるものを書いておけよう。

『ぐるぐるナインティナイン』でオセロ松嶋尚美のテレビ初出演の映像というのを公開してたんですが如何にもバブル最盛期の実体の伴わないファッションなどよりも、画面右側の人物の顔にずーっとぼかしがかかっていたのが気になって仕方ありませんでした。お前は誰だ。いったい何をした。


2004年10月30日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041021~.htm#Day30

 週末恒例の映画鑑賞……ですが、本日は諸般事情からお休みにしました。でもいいの。心積もりの通りだと来週いっぱいで最低四本は観ることになりそうだし。最近無駄に忙しいです。

 本日のお買い物
1,大山誠一郎『アルファベット・パズラーズ』(ミステリ・フロンティア/東京創元社) [bk1amazon]
2,有栖川有栖[編]『有栖川有栖の鉄道ミステリ・ライブラリー』(角川文庫/角川書店) [bk1amazon]
3,平山夢明『東京伝説 忌まわしき街の怖い話』(竹書房文庫/竹書房) [bk1amazon]

 1はbk1での予約注文品。既にそのクオリティの高さで話題になっている、初の作品集。
 2と3は昼食の買い出しに出かけたついでに購入。2は題名通り、鉄道をテーマにした作品を纏めたアンソロジー。しかしその類は鮎川哲也氏を筆頭に繰り返し編まれてるからなあ、と見過ごしてきたのですが、ディックに江坂遊のショートショートに西岸良平の漫画、自身の携わった作品は原案を手がけたミステリ・イベントの紙上再現版、と実に癖のあるラインナップで、誘われるように買ってしまいました。3はお馴染みになったシリーズ、竹書房から刊行されはじめて四冊目になる新刊。毎回これはかなり偏った配本で、私が日常的に訪れる書店ではあまり目撃せず苦労させられるのですが、珍しく自宅近くの本屋に置いてありました。助かった。

 今日は寒い、というのを、買い出し途中に見かけた猫の姿で知る。うずくまっている一匹の上に、小さめのが横から被さって丸まってるんです。……写真撮ってくればよかった。


2004年10月31日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041021~.htm#Day31

 先日のサイン会&トークショーの日からゆっくり・じっくり読んでいたのがようやく終了。喜国雅彦『本棚探偵の回想』(双葉社) [bk1amazon]読了、感想はこちら。作業が立て込んでなかったらたぶんもっと早く読み終わってました。こいつぁ楽しい本です。未だ積みっぱなしの『〜冒険』も掘り出して読むとしましょう――作業が片づいたら、ね。

 あ、そういやサイン会のとき「『メフィストの漫画』まだですか?!」と勢い込んで訊ねるのを忘れてた。

『読者が選ぶ最強怪談2004アンケート』
 ……応募したかったんですけど、読み直す時間がなくってそのまんま。たいていのものは積むのが当たり前のわたしが唯一、ほぼ買った直後に読み終えているのが実話怪談ものなので参加したかったんですが、読んだものをぜんぶ正確に記憶しているわけではないので、やっぱり見直さないと選ぶのは無理です。残念。

 いまいちばん好きなCMは、これです。見るたびに気持ちが和みます。特にカメラアングルに対して無理に合わせてる絵面が妙にいい。あまりに好きなので、何度も何度も再生させたり。ほんとーにこのバスに乗れるんなら参加するんですけど。


宣伝とかお薦めとか告知とか。

宣伝
09/01発売『AIR アンソロジー・ノベル』(JIVE CHARACTER NOVELS/JIVE) [bk1amazon]
本体価格950円 ISBN 4-86176-001-1
短篇「最期の夢」を寄稿しました。

告知
2004/10/29発売 江戸川乱歩・原作/石井輝男・監督『盲獣VS一寸法師』(GENEON ENTERTAINMENT/DVD Video) [amazon] →深川の感想
伝説となった『恐怖奇形人間』から三十数年振りに石井監督がふたたび挑んだ江戸川乱歩原作映画がまさかのDVD発売! この機を逃したら次に出会えるのはいったいいつか解らないぞ?!

告知
2004/11/17発売予定 石川鷹彦『WORDS 3.5 Solo Guiter Style』(Absolute Records/CD)
待望のニューアルバムは初となる全篇独奏によるセルフカバー&新曲計11曲!

告知
2005/01/11アメリカ盤発売予定 Pat Metheny Group『The Way Up』(NONESUCH RECORDS/CD)
68分1トラック、初の組曲形式によるニューアルバム!


bk1ブリーダープログラム amazonアソシエイト
当サイトは、bk1のブリーダープログラム、及びamazon.co.jpのアソシエイト・プログラムに参加しております。
「本日のお買い物」の後ろにある[bk1amazon]という項目をクリックすると、当該商品の購入画面にジャンプいたしますので、ご利用ください。
bk1については、こちらで検索も出来ます。

御意見・御感想はこちらのフォームからお寄せください。


2004年10月中旬
2004年11月上旬
Past

nowadays
toppage(with frame)
toppage(without frame)