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2004年11月01日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041101~.htm#Day01

 毎年この時期になると「今年こそ早く年賀状の用意をしよう」と思うのですが、だいたい有耶無耶になってそのまま年の瀬を迎えてしまいます。いまやっている作業は今週いっぱいでケリがつく予定(というかつかないと大変かも)なので、終わったらすぐにでも用意だけしておこうかしら、などとここに書くとまた自分の首を絞める結果になるんだよなあ。でも今日は書くネタがないからいいか。

 一日といえば映画サービスデー、ですが作業がもう一踏ん張りなので今日は……と朝ぐらいまでは思っていたのですが、日中けっこう進んだのと、土曜日いっかい抜いただけで禁断症状に似た様相を呈してきたので、いったん帰宅したのち気分転換も兼ねて出発。
 観たいとかよりも、とりあえず尺と時間割で決めたのは、スティーブン・キング原作、ジョニー・デップ主演、『スパイダーマン』『パニック・ルーム』の脚本家デヴィッド・コープ監督・脚本のスリラーシークレット・ウインドウ』(Sony Pictures・配給)。感想は後日、この辺に。実は鑑賞希望一覧にも加えていなかったのですが、その理由は全米公開の時に既に不評を耳にしていたから。……まあ、原作読んでなくても開始40分でほぼネタは解ったし、演出的にも凡庸でした、実際。見所は丁寧な伏線と象徴の巧さ、ジョニー・デップの桁外れた演技力、そして主人公自ら語るとおり結末の妙。決して悪くないんですけど目立つところもない作品でした。

 そうそう、本日劇場で流れていた『ハウルの動く城』の予告編で、初めて木村拓哉の声を聞きました。……ラスト、ひとことだけ。噂ほど印象は悪くないが、全体ではどうなのやら。どっちにしても本編が公開されたらなるべく早いうちに観るつもりです。


2004年11月02日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041101~.htm#Day02

 先日はシャツの上にトレーナーと厚手のジャンパーまで行ったのに、今日はトレーナーなしでGジャンを羽織るだけというところまで戻ってしまいました。だいたい昨日からして、トレーナーなしのジャンパーという格好で映画館に入ったら暑いこと暑いこと。そろそろ秋から冬へと移る時期なので今だけだとは思いますが、バイク乗りにとって服装に困る日々が続きます。寒けりゃ寒いで手がかじかんで運転しづらくなるし、ほんとーにバイク乗りにとっての最良の季節はあまり長くありません。

 本日のお買い物
1,大乃元初奈『+1サプライズ(2)』(MANGA TIME COMICS/芳文社) [bk1amazon]
 のみ、でございます。迷走気味の『おねがい朝倉さん』よりももしかしたら好きかも知れない、親子未満のふたりが活躍するシリーズ、約1年半ぶりの第2巻。ざっと眺めてみる……千鶴ってこんなにおばさんっぽかっただろうか。設定が加速しすぎてないか?

 何故か平日に二日連続で映画鑑賞へ。
 ずいぶん前から今日一本観ることは考えていたのです。TOHO CINEMAS系列で行っているシネマイレージカードという会員制のサービスの一環として、火曜日は全作品が1300円で鑑賞できるというもので、これだと一般的な前売り券を購入するのと同額、単館公開のものだと下手をしたら前売りよりも安い。実際、いま六本木ヒルズで上映中の作品に前売り1500円のものがあって、それならこのサービスを利用して鑑賞しようと決めていたわけです。
 が、昨日も書いたとおり作業がもう一踏ん張り、昨日は気分転換のために強行しましたが作業の進み具合によっては来週に先送りした方がいいか――と昨晩は断念しようかと考えたのですが、昨晩のうちにひと段落の目処が立ち、昼間までにざっと完了したので、折角だからと仕事のあとに劇場へ馳せ参じました。
 作品は、冒頭で提示される状況が素晴らしすぎるシチュエーション・スリラーSAW』(Asmik Ace・配給)。感想は後日、この辺に。あまりに好みど真ん中の雰囲気だったため、却って期待しすぎじゃないかという恐れを抱いてましたが――大傑作。冒頭の謎、強烈な緊張感を孕んだ中盤、おぞましい終盤に文字通り驚愕のクライマックスまで文句なし。あとで検証すると、作り込みすぎたが故に一部破綻していると気づくのですが、ヴィジュアルで演出できる限界に挑戦したような組み立てにひたすら痺れます。……製作者の狙い通り、とことん疲れますが。グロいものに耐性のある人、という条件付きながら一見の価値有り。

 というわけで連絡があるまで、細かいものは残っているもののひとまず明日ぐらいは休める……んですが映画の感想が二本も溜まってしまったのでけっきょくあんまり休めない予感。週末にまたアレがありますが……途中で寝そうな気がしてきた。


2004年11月03日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041101~.htm#Day03

 ……これ、面白いんですけど、いいのか。色々と。

 必要なものがあったので、午前中に秋葉原までちょこっとお買い物に赴く。電池ひとつ探すのに手間取ったり、きのう道端で泊まり込みの準備をしている人を見かけた某アニ○イト前に行列が出来ているのを横目に眺めたり、ヤマギ○ソフトで衝動買いしたりしたあと帰還。
 半端に暑いせいもあってか万事やる気が起きず、そのあとはだらだらと。溜まっている映画感想を片づけねば、とまずは一昨日のシークレット・ウインドウ』(Sony Pictures・配給)の感想を書き上げましたが、完璧に昨日の『SAW』のインパクトに押し潰されて印象が薄れており、あんまり書くことが思い浮かばないのでした。「やっぱり基本的に変わり者しか演じない人なんだなあ」からどうぞ。

 本日のお買い物
1,真矢みき『赤と黒のキャバレー』(YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS/CD) [amazon]
 買っちゃった、てへ。
 中島みゆき「ジェラシー ジェラシー」なんて通好みなところをカヴァーしたり、自らが作詞・作曲に携わった楽曲を多数収録したりと実に独特のカラーが際立つ、宝塚出身の女優・真矢みき初のアルバムであります。目当ては「ジェラシー ジェラシー」だったのでさっそくそこから聴いてみる。中島みゆきの歌い方は怨念充分、キメのフレーズを吐き捨てるように歌っているのが印象的ですが、こちらは弦中心の演奏をバックに優雅だけど毒入り、という如何にも彼女らしい解釈で美しく歌い上げてます。少々マイルドになりすぎて迫力が足りない気がしますが、こういう方は舞台で歌い続けていくことで完成させるタイプだと思うので、切り出しとしてはこのくらいで宜しいのでしょう。


2004年11月04日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041101~.htm#Day04

 とりあえず差し迫ってすることがなかったので、思いっ切り力を入れて書いてしまいました。SAW』(Asmik Ace・配給)の感想、「でも『SAW2』はほんとにどうなんだろう。」からどうぞ。……来年のハロウィン頃の公開を目指して製作決定、らしいです。

 本日のお買い物
1,『21グラム [初回出荷限定価格版]』(東北新社artist FILM/DVD Video) [amazon]
2,岡村靖幸『Me imi [初回限定盤スペシャルパッケージ]』(Universal Sigma) [amazon|通常版:amazon]
3,堀江由衣 with UNSCANDAL『スクランブル [スペシャルパッケージ]』(STARCHILDKING RECORDS/2と3、CD+DVD Video) [amazon|通常版:amazon]
4,宮内由香『恋愛賛歌』(TENMA COMICS LO/茜新社成年コミック) [amazon]
5,八木教広『CLAYMORE(6)』 [bk1amazon]
6, 同 『 同 (7)』 [bk1amazon]
7,和月伸宏『武装錬金(5)』(5〜7、少年ジャンプコミックス/集英社) [bk1amazon]

 いつにも増して訳のわからんラインナップでお届けしております。
 1は日本での上映時期が決まるより以前からその粗筋とキャストに期待を寄せていて、実際に観てのち尚更惚れ込んだ作品のDVD。タイトルに合わせて初回ながら定価2100円という珍しい低価格で発売されました。劇場で鑑賞した当時の感想はこちら
 2は9月1日に発売された、実に九年振りの単独によるオリジナル・フルアルバムの、先行シングル『ミラクルジャンプ』のクリップDVDつきの特別版。先行シングルとなった前述のと『モン−シロ』は青春っぽい熱の籠もった名曲ですが、他の曲は歌詞といいアレンジといい何かのしがらみのなかでもがいているような印象で、けっこう奥深い手応えがあります。3は……堀江由衣だったので買ってみた(?)。こちらもDVDつきのスペシャルパッケージですが、2と共通しているのは観たとき個人的にちょっとショックを受けたとゆーことでしょうか。ショックの内容は微妙に違うけど。
 4はなにがきっかけで読もうと思ったのか今となっては覚えていないのですが、2と3と一緒にamazonで注文したものであるのは確かだ。成年コミックでもかなり特殊なレーベルから発売されてますが、内実は性描写に踏み込みながら繊細さを損なっていない青春(未満?)漫画という雰囲気。間違いなく私の好きなタイプの作品です。
 5は発売から半年ぐらい経ってます。見落としてたんです。6が本日発売だったので、一緒に購入しました。相変わらずグロテスクでハードな話運びが続いている模様。7は……微妙だと思いつつも嫌いではないので最後まで付き合おうかと。


2004年11月05日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041101~.htm#Day05

 マーク・レッドフォード氏が亡くなったそうです。……と言ってもここの読者でご存知という方は稀でしょう。パット・メセニー・グループのGeffen移籍作品『Still Life (Talking)』から参加、ワーナー移籍後の『Imaginary Day』まで飛び飛びながらライブ・録音盤の双方でメンバー入りしていた、ヴォイスにトランペット、ギター、パーカッションと必要に応じてあらゆる楽器を扱うマルチプレイヤーです。ここでもときどきタイトルを挙げている『Last Train Home』のコーラス部分にも参加している人物だったりします。単独でもマイルス・デイヴィス追悼盤をメセニーなど豪華なゲストを招いて発表していました。『Imaginary Day』以降参加作品はなく(ってメセニー自身があんまり作品を発表してませんが)、どうやらそのあいだ体調不良に悩まされていたようですが、まだ44歳で心臓麻痺とは……どうぞ安らかに。

 本日のお買い物
1,『藤子・F・不二雄☆ワンダーランド ぼくドラえもん 18 2004.11.20』(小学館)
2,伊達将範『DADDYFACE メドゥーサIII』(電撃文庫/メディアワークス) [bk1amazon]
3,桜場コハル『みなみけ(1)』(ヤンマガKC/講談社) [bk1amazon]

 1はひみつ道具を真面目に検証してみるスペシャル。確かに「どこでもドア」はインフラ整備の問題が大きいよなー。2は一年二ヶ月ぶりの第三巻。まえは二ヶ月の間隔で出てたのに……。3はちょうど1年前発売した『今日の5の2』が謎のヒット(と自分で書いている)を飛ばした著者の新シリーズ。作者名だけでチェックを入れていてタイトルの意味を知らなかったのですが、「南家」なのですね、南さんち。基本的なテイストは前作と同じ、どころかページ数の関係で弾かれた『5の2』のエピソードも収録してます。んなことするならページ数のほうを増やせば良かったろうに……。


2004年11月06日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041101~.htm#Day06

 昨晩の『3年B組金八先生』のラストは、序盤としては第五期のクラス全員による暴行事件ぐらいの衝撃がありました。しかも次回予告ないし。どう収拾するんだこの展開、とやきもきして、公式サイトを訪れてみたら――こっちにはちゃんと次回の粗筋が載っている。どうやらちゃんと今週の出来事を梃子に、怠惰な生徒たちにやる気を起こさせるよう奮戦するようです。まあ、そりゃ当然ではあるか。つまり次週は第五期以来、序盤の見せ場となっているソーラン節です。

 今週はさすがに行くぞの映画鑑賞。しかし起きる時間を間違えたうえに抜け道が工事で塞がりもう一方の道も工事のために片側交互通行という有様で焦る焦る。六本木に着いたときには開映ギリギリでした。というか、昨晩までは三本くらいで迷うはずだったのに、到着したときの時間で強制的に観るものが決まってしまったのがちょっと悔しい。
 作品は、製作開始から完成まで謎の中断を挟んで五年もかかったとか木村拓哉が海外初進出だとかカンヌ出品ギリギリまで編集していたとかやたらと話題を提供した近未来ラヴストーリー……というふれこみだった2046』(ブエナ ビスタ・配給)。感想は後日、この辺に。その場その場でシナリオを決めていくという即興撮影の緊張感と不確定な組み立てが垣間見える、実に映画らしい映画なのですが――こんな大規模ロードショーはあんまり似合わないな、という印象でした。だいいち、作中の“現在”が1960年代なので、作中小説がいくら近未来であっても内実はレトロな恋愛映画の趣で、広告で予想していたのとかなり雰囲気が違うのです。いいんだけど。
 急いでいたため、いつも裏通りか素直に入りにくいバイク置き場に駐めるかしていたバイクを、表通り沿いの植え込み脇に置いてそのまま離れたのですが、戻ってみるとミラーのところに“警告”の紙がとめてある。交通の邪魔になっている、と。いちおう動線を踏まないように駐めたんですけど、という言い訳以前に、駐車場の場所は解りづらい、案内図はぐちゃぐちゃ、そもそもエスカレーターや階段でしか侵入できない区画が多すぎて視覚や身体的な障害をまったく顧慮しない構造をした建物で勤務してる人たちには言われとうないです。あの無駄なホール部分に歩道から直結するスロープや駐輪スペースを設ければよっぽど整然とするし印象も開放的になるでしょうに。そもそも私がさいきん頻繁に訪れるVIRGIN TOHO CINEMASだって、地下鉄の入口から普通に向かうと長いエスカレーターと階段が途中にあって移動しづらいったらないんだぞ。あんな作りをしといてどの口で交通の妨げなんて言葉が吐けるんだっ。映画館自体は悪くないのでポイント欲しさによく訪れるようになったけど六本木ヒルズ自体の印象はぜんぜん良くなってない理由を少しは考えろー!

 本日は久々の、そしてたぶん今年最後の新耳袋ライブです。例によってちょっと早めに出て映画一本鑑賞してから訪れる予定なのですが……よく一緒に参加するあの人とか来るかも知れないと言っていたあの人から連絡がない。ひとりで観る、のはいいんだけど状況が直前まで曖昧なのは困るぞー。作業のほうの連絡もないので落ち着かないったら。
 何はともあれ、午後八時ぐらいから明朝までPCのメール確認は出来ませんのでご了承を。


2004年11月07日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041101~.htm#Day07

 まずは昨晩のその後。
 概ねすることぁいつも通りで、まずは映画館に赴いて時間潰しの名目のもとに観たかった作品を消化してきました。かなり楽しみにしておきながら、混雑を避けたりほかの作品を優先したりしつづけた挙句に公開から三ヶ月もほったらかしになってしまった、カンヌ映画祭史上最年少の主演男優賞を獲得した名編誰も知らない』(cinequanon・配給)。感想は後日、この辺に。なるほど柳楽優弥は素晴らしい演技でしたが、メインとなる少年少女と母親役のYOUはいずれも見応えがありました――YOUはまるっきりバラエティで見るのと同じ雰囲気でしたが。作業の都合で、詳細な感想は明後日くらいになると思われます――そのあいだにまた一本ぐらい見る可能性が出て来てしまったので、ずーっと宿題貯まりっぱなし。
 観賞後、ロストプラスワン近くの集合場所へ。久々に来てみたら廻りにあったピンク色のお店がぽつぽつと姿を消していて、若干大人しくなっていた――比較問題ではあるが。元バイト先の常連さんで何だかんだとここで一緒になる機会の多い某氏と合流しての参加。某氏からはとんでもないものを頂戴しましたが、それはあとで触れます。
 何と39回目となる新耳袋トークライブ、今回は中山市朗氏も無事登壇されました。著者が揃ったというだけで拍手が起こるってどうよ、と木原浩勝氏は仰言ってましたがそこはそれ、常連が多いイベントならでは。
 前回までは間隔があまりなかったため、怪談とはちょっと食い違うくだんちゃんとか(『怪』の最新号に登場してます――あ、買ってこないと)写真とか当事者に直接語ってもらうとかいつの間にか木原氏の弟子扱いされていたI氏をこき使うとかして時間を潰していましたが、今回は相変わらずネタのストックが足りないようなことを言いながらも、ほぼ全篇お二人による新作のお披露目オンリーとなりました。序盤では小ネタや超能力絡みなど軽めのものを中心に、後半からはそれぞれに大物を数点ずつ披露するという展開。木原氏の人形ネタ二点に中山氏のホテルまわりの話は強烈でした。恐らく第十夜に収録されること確実なので詳述はしません。後半では、壇上に上がるためにわざわざ取材までしてきたというゲストが登場しましたが――まあ、正直、やっぱし年季が違いました。そのあと最後まで舞台にいらして、いちいち反応は可愛かったのですが。
 ちなみに昨日の日記ではたぶん今年最後、と書きましたが、来月もあるようです。さて次は来るのだろうかがくしさんは。

 で、某氏に頂戴したとんでもないものとは、これ。
1,木原浩勝+中山市朗『新・耳・袋 あなたの隣の怖い話』(扶桑社)
 そう、メディアファクトリーで発売される前に発売された、いわばプロトタイプとなる一冊です。テクスト的にはほぼ現行の『新耳袋 第一夜』と同一なのですが、のちに構成をいじって九十九話としたものがここではまだ一巻百話になっていること、随所にいわくありげな写真が挿入されていることなど、今とは異なる特徴もある。その上初版帯付きで、いったいどういう経路を辿ったものか驚くほどの美本。某氏は既に別途状態良好なものを持っているので、私なら欲しがるだろうから、とわざわざ譲ってくださったのです。某氏の薦めもあってさっそく休憩時間に著者お二人にお願いしてサインまで入れて頂いたり。いや本当に嬉しい。

 明けて本日は……だらだらと寝たり本を読んだり。久々に一冊読み終わりましたが映画の感想もあるしその前に作業も片づけないとまずそうだし、なのでこちらも宿題に……貯まるなあ。


2004年11月08日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041101~.htm#Day08

 いろいろ慌ただしい気配が身辺に。そろそろあんまり暢気にもしていられなくなりました。このホームページの更新ペースも、遅く
 ――なりません、たぶん。こうなると完璧に習慣ですし、なんだかんだと気分転換にはなっているので、今後も毎週末にはなるべく映画感想をアップするでしょうしそれ以外にも毎日何かしら書いてると思います。閉鎖する気はとりあえずまるでなし。
 でも今日はあれこれとやっておきたいことが出来てしまったので、溜まっている感想類はあとまわしとさせていただきます。買い物には行きましたが収穫なし。

 それにしても子供達の悲鳴が聞けない月曜日のなんと寂しいことか。


2004年11月09日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041101~.htm#Day09

 とりあえず昨日のうちに最初の活動を済ませたので、作業に戻る前に宿題になっている感想を片づけておく。
 まずは6日朝に鑑賞した2046』(ブエナ ビスタ・配給)の感想。「汚れでもいいのチャン・ツィイーなら」からどうぞ。
 続いてこれは7日に読み終わった本の感想。江戸川乱歩『江戸川乱歩全集第2巻 パノラマ島綺譚』(光文社文庫/光文社) [bk1amazon]こちらからどうぞ。前から二ヶ月以上も空いてしまった。
 で、勢いに乗って残りの宿題も片づけたのですが――一気にアップされても読むのが大変でしょうから、そっちは明日に残します。

 竹本泉がイラストを担当した伝説のカードゲーム『セーラー服をあなたに』が、復刊ドットコムにて予約300部を条件に再販売されるそうです。ここを御覧の竹本ファンは伝説のスネークマスターを捜し求める女子高生主婦のように万難を排して注文しましょう。私はもうした。

 本日のお買い物
1,北条 司『Angel Heart(13)』(BUNCH COMICS/新潮社) [bk1amazon]
2,村枝賢一『RED LIVING ON THE EDGE(17)』(アッパーズKC) [bk1amazon]
3,はやみねかおる『少年名探偵虹北恭助のハイスクール☆アドベンチャー』(講談社ノベルス/2と3、講談社) [bk1amazon]
4,福島サトル『とくさ』 [bk1amazon]
5,森山 東『お見世出し』(4と5、角川ホラー文庫/角川書店) [bk1amazon]
6,森 奈津子『西城秀樹のおかげです』(ハヤカワ文庫JA/早川書房) [bk1amazon]
7,江戸川乱歩『江戸川乱歩全集第6巻 魔術師』(光文社文庫/光文社) [bk1amazon]

 1はテレビアニメ化だそうです。序盤はハードで途中からエッチ度緩めで人情派のシティーハンターになるだけだと思うが……ま、いいか。2は完結目前で突如の掲載誌休刊、という憂き目を見ましたが、来年からヤングマガジン誌上で最終章が掲載され、単行本としてもあと一冊で完結するのだそうです。さて、この血みどろの復讐劇にどうケリをつけるやら。
 3はお馴染みのシリーズ高校生編。こちらも次で完結だそうです。
 4と5は今月の角川ホラー文庫新刊より、ホラー大賞短篇賞絡みの二冊をとりあえず購入。6は日本SF大賞の候補にもなった伝説の作品集ついに文庫化。7は明智探偵とのちの夫人・文代との出会いを含んだ表題作と、結婚前の冒険を描く『吸血鬼』の二長篇を収録。謎解きの精度や著者の満足度は別にして、娯楽小説作家としての乱歩に最も脂ののっていた時期の二作品なので、大変読み応えがあると思われます。


2004年11月10日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20041101~.htm#Day10

 では出し惜しみしていた宿題を提出します。まずは誰も知らない』(cinequanon・配給)の感想、「タテタカコ演じるコンビニのお姉さんはその後どうしたのでしょうか」からどうぞ。コンビニのバイトは入れ替わりが早いから、たぶん辞めたのでしょうけれど、びみょーに気になりました。ちなみにタテタカコは新進のミュージシャンで、監督たっての願いで曲を提供しており、その延長で出演したとか。クライマックスで流れる楽曲『宝石』はシンブルな歌詞と曲調ながら、突き刺さります。
 ついでに、これは昨日さくっと読み終えた小林めぐみ『食卓にビールを2』(富士見ミステリー文庫/富士見書房) [bk1amazon]の感想も、こちらからどうぞ。こないだまであれやこれやと作業に手間取っていたので、いつもならさっさと読み切ってしまうものを何冊か積んでしまいました。

 昨晩は更新のあと激しい頭痛に悩まされて作業どころではなく、すっかり溜まっていたカバーかけを片づけたあと、ちょこっと『Words Worth [DVD-ROM版]』(elf/Windows98・Me・2000・XP対応ゲーム/18禁) [amazon]を遊んで、いつもより早めに就寝。
 ちなみに本編はむかし知り合いにもらった攻略本を参考にしつつ作業の合間合間に進めてすでにほとんど終了、昨晩はオマケの『ワーズ・ワースの人々』で遊んでおりました。前編は本編の地底最下層を舞台になぜか『野々村病院の人々』の探偵役が剣を振るいつつ謎解きに努め、後編は逆に現実世界にシャロンが登場、一般的なAVG形式で話が進んでいく形――と言っても謎解きらしきものはなく、本編ではほとんど艶っぽい展開のないシャロンにそういう見せ場が与えられているだけ、という感じ。前編はともかく後編はゲームと呼ぶのさえ躊躇われますが、18禁作品としては本編よりも存在感があるという、ある意味謎のオマケ。こういう形にするくらいなら、『ワーズ・ワース』本編のみの延長でちょっとエッチの濃い番外編をつけたほうが良かったような。ほんとに本編なんか、はじめからコンシューマー移植を狙ってたんじゃないかと勘繰りたくなるほどその手の描写が薄っぺらだったもんなー。

 本日のお買い物
1,浅野りん『天外レトロジカル(4)』(BLADE COMICS/Mag GARDEN) [bk1amazon]
 本日はこれだけ。中扉の椿がよい感じです。


宣伝とかお薦めとか告知とか。

宣伝
09/01発売『AIR アンソロジー・ノベル』(JIVE CHARACTER NOVELS/JIVE) [bk1amazon]
本体価格950円 ISBN 4-86176-001-1
短篇「最期の夢」を寄稿しました。

告知
2004/10/29発売 江戸川乱歩・原作/石井輝男・監督『盲獣VS一寸法師』(GENEON ENTERTAINMENT/DVD Video) [amazon] →深川の感想
伝説となった『恐怖奇形人間』から三十数年振りに石井監督がふたたび挑んだ江戸川乱歩原作映画がまさかのDVD発売! この機を逃したら次に出会えるのはいったいいつか解らないぞ?!

告知
2004/11/17発売予定 石川鷹彦『WORDS 3.5 Solo Guiter Style』(Absolute Records/CD)
待望のニューアルバムは初となる全篇独奏によるセルフカバー&新曲計11曲!

告知
2005/01/11アメリカ盤発売予定 Pat Metheny Group『The Way Up』(NONESUCH RECORDS/CD)
68分1トラック、初の組曲形式によるニューアルバム!


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