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お釈迦様の教え

お釈迦さまは二千五百年前に生きておられた

二十九才で王宮を飛び出し、六年間瞑想修行に励まれた
三十五才のとき、すべての悩み苦しみを消し去って悟られた
それから四十五年、歩いて歩いて多くの人々を教え諭された

その説かれた教えこそ仏教

それは自分で体験するもの
いつの時代でもそのまま役立つもの
自分で正しさを確かめられるもの
自分が手に入れるもの

合理的理性的なもの
けっして、ただ信じるものではなく
ただ唱えるものではなく
ただお願いするものではなく

お金を積んで得られるものではなく
亡くなった人のものではなく
ただの知識ではなく
処世術でもなく

今これを読んでくれているあなたが主役であり
あなた自身が何とかするものであり

どうすれば自分が悩まず苦しまなくなれるのか
どうすれば自分で幸せになれるのかを説く教え

自分で自分を幸福に導くもの

他の人は何もすることができないと正しく教えている教え
生きている以上死ぬまでの自分の責任をきちんと要求する教え

あたりまえのことをあたりまえに説くのがお釈迦さま