CoCo壱番屋・聖蹟桜ヶ丘駅前店が、2018年9月2日をもって閉店しました。
抜群の人気を誇る有名カレー店です。駅近で立地が良く、地元民の期待も大きく、繁盛まちがいなしと思いました。しかし、2014年のオープン以来、ココイチとは思えないほど閑散としていました。
人によって感じ方はいろいろだと思いますが、最初の対応のまずさが決定的だったと思います。かえって営業妨害になってはいけないと思い、記事に書くのはずっと遠慮していました。
オープニングスタッフはどう見ても人数不足で準備不足でした。本社?から応援に来たらしい人たちの態度は冷ややかで、いたたまれない空気が店内を支配していました。お客がいるところでの言葉や表情には気をつけないといけません。
気まずい雰囲気の店、という第一印象が定着してしまったように思います。どこかで一旦休業して明るくリニューアルオープンするとか、流れを変える対策が必要でしたが、テコ入れは見られませんでした。
加えて、足を引っ張ったのは、正面奥にどーんと置かれたコミック棚でした。店の外からもよく見え、真っ先に視界に入りました。中高年男性おひとりさまだけがターゲットならともかく、幅広い客層を遠ざけてしまったように思えてなりません。
入口近くの、外から見えにくい棚には、おみやげカレーが並んでいました。置き場所をそっくり入れかえたらいいのに・・・と思ってお店の人に提案したことがあります。「私もそう思います」とのことでした。大きな会社では、いろいろ難しいことがあるのかもしれませんね。
(2018年10月)