出張専門の鍼灸院です。はり・きゅう専門。東京23区を中心に出張治療を行っております。
ご自宅やビジネスホテルなどに出張致します。
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腱鞘炎の主な原因は、手や指・腕を長時間 同じ動作をしたり、無理な力がかかったりと酷使することにより、手首や指にある腱鞘という部分に炎症が起こり、痛みやしびれがでます。
具体的には、同じ動作を繰り返す→その部分に筋肉疲労が蓄積する。→疲労が蓄積すると筋肉が硬くなる。→硬くなると血流が悪くなる。→血流が悪いと痛みやしびれがでる。疲労が蓄積している時点で充分に休息がとれれば良いのですが、そうもいかずに無理をしてしまうと発症してしまいます。
仕事で長時間 パソコンを使う人やスマホ・携帯・ゲームのやりすぎ、日常的な家事や育児をする主婦の方や楽器を演奏する方などに多くみられます。鍼灸治療では、患部やその周りに鍼や灸をすることで硬くなった筋肉を柔らかくし、熱で温めることで、血流を良くし、痛みやしびれを取り除いていきます。
手根管症候群とは、手首の手の平側にある骨と靭帯に囲まれた手根管というトンネルの中を正中神経という神経と指を曲げる筋肉の腱が通っています。このトンネルの中で正中神経と腱が手や手首の使い過ぎからくる慢性的な圧迫を受けることで、しびれや痛みが引き起こされます。
具体的な症状としては、親指や人差し指・中指を中心に痺れや痛みがでます。また、ひどくなると親指のつけ根の母指球とよばれるところにも筋肉の萎縮がみられることもあります。
・太淵(たいえん)・・・手関節前面(手の平側)の親指側、動脈の拍動部にとる。特に親指の付け根が痛む場合によく効く。
・大陵(だいりょう)・・・手関節前面の中央。手根管の真上にあるので、手根管症候群や手の痛み・痺れに効果あり。
・内関(ないかん)・・・手の平側、手首のしわ中央から4センチ肘寄り。
他に腕まわりや肘まわりのツボもよく効きます。
ばね指は、指が曲げづらくなり、いったん曲げてしまうと今度は伸ばす時にスムーズに伸びません。原因は、なんらかの原因で指を曲げる腱(屈筋腱と呼ばれています)の通り道(腱鞘)が狭くなり指を曲げる腱の滑りが悪くなってしまった為におこります。
この部分は鍼だと痛いので、主にお灸をして腱の炎症を取っていきます。また、下記のツボの他にも背中などにもよく効くツボがあります。
・労宮(ろうきゅう)・・・手関節前面(手の平側)の親指側、動脈の拍動部にとる。特に親指の付け根が痛む場合によく効く。
・大陵(だいりょう)・・・手関節前面の中央。ここはお灸だけでなく鍼もよく効く。
ドケルバン腱鞘炎は、主に手首の親指側に炎症が起き、痛みや痺れがでます。具体的には、親指側に突っ張るような違和感がある、手首から親指にかけて激痛がある、などです。
試しに親指を指の中に入れた状態で握りこぶしを作って、それを小指側に倒すように曲げてみて下さい。痛みがでるようであればドケルバン腱鞘炎と思って間違いありません。痛い部分に鍼やお灸をしていきます。
・太淵(たいえん)・・・手関節前面(手の平側)の親指側、動脈の拍動部にとる。手のこわばりを和らげて、指を動かしやすくする。
・列缺(れっけつ)・・・太淵穴の隣1寸5分のところ。
・陽谿(ようけい)・・・手関節にあり、手の平を広げた時に、手首のくぼみができる所。
・偏歴(へんれき)・・・陽谿穴から下に3寸下がった所。