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高次脳機能障害
定 義 |
『高次脳機能障害:定義』
- 交通事故で、一時的に強い意識障害が起こる
- 治療により意識は回復するものの、「認知障害」と「人格変化」が生じる
- その結果、最終的に社会復帰が困難となる障害が残存する症状
「認識障害」とは記憶、記銘力、集中力、遂行機能、判断力等の低下及び、病識欠落
「人格変化」とは感情易変、不機嫌、暴言、暴力、幼稚性、羞恥心の喪失、多弁
(饒舌)、自発性・活動性低下、病的嫉妬、ねたみ・妄想等 |
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高次脳機能障害
等 級 |
『高次脳機能障害:等級』
- 自賠責では、1級3号、2級3号、3級3号、5級2号、7級4号、9級10号の6級に分類されていますが、場合によっては、12級、14級に認定される可能性もあります
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高次脳機能障害
よくみられる
傷病名・診断名 |
『高次脳機能障害:よくみられる傷病名・診断名』
- 脳挫傷後遺症
- 外傷性器質性精神障害
- 外傷性痴呆
- びまん性脳損傷後遺症
- びまん性軸索損傷後遺症
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高次脳機能障害
原 因 |
『高次脳機能障害:原因』
高次脳機能障害は、治療の結果奇跡的に意識を回復し、画像上も明らかな脳の異常所見
(出血痕や脳圧迫所見)が見出せないことが一般的です。にも係らず、「認知障害」や
「人格 変化」を引き起こす原因は、以下のように考えられています
- 大脳皮質に明らかな損傷は見当たらない
- しかし、大脳白質部の神経軸索が広い範囲で切断している
- そのため、神経刺激が大脳皮質に伝わらなくなっている
上記を「びまん性軸索損傷」又は「びまん性脳損傷」と言います |
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高次脳機能障害
事故後
こんな症状が
見られたら… |
『高次脳機能障害:事故後こんな症状が見られたら』
- 感情の動きが抑えきれず、気分が変わりやすくなった
- あたり構わず、大声で怒鳴ってしまうことがある
- 何度も同じ話をするかと思えば、内容も変わりやすい
- 服装や外見に無頓着になり、時に奇異な格好をする
- 性的な異常行動を起こしたり、羞恥心がなくなる
- いくつかの作業を同時進行することが出来なくなる
- 人間関係で、周囲と摩擦を生じやすくなる(最近性格が変わった、考え方がおかしくなった、等の変化がある!)
- まっすぐに立てなかったり、歩く際にふらつくようになる
- 痙攣を伴う片マヒが起こるようになった
- 注意していても尿を漏らしてしまう
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高次脳機能障害
当事務所の
対 応 |
『高次脳機能障害:当事務所の対応』
- ご家族やご友人の方が「高次脳機能障害」ではないかとの疑いを持たれたら、遠慮無くご相談ください。
- ご本人やご家族から、詳しい症状をお伺い致します。
- また、診断書や診療報酬明細書を取り寄せていただき、詳しい病名や治療経過などについてもお調べ致します。
- その結果、高次脳機能障害の可能性大とされたら、担当医との面談にご同行するなどして適切な治療のお手配をすると共に、後遺障害異議申立ての検討に入らせていただきます。
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後遺障害
等級認定
ご相談業務 |
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