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 529日(木)晴れ



 今日も暑い1日となりました。

 昨日、長峰山からいただいてきた朴葉で朴葉餅を作りました。

 

 白玉粉と米粉をこねて、蒸すためにヘビ団子を作るのを年長のCちゃん、年中のE

 ん、年少のAちゃんの3人がやってくれました。

 団子作りも慣れてきて、手早くヘビ団子を作って、蒸籠へ入れてくれました。

 

 蒸籠で30分程、しゅんしゅん蒸しました。火の番は今日参加してくれた年長のTくん

 のお父さんにお願いしました。薪をなたで割りながら強火で蒸してくれました。その

 間にお手伝いのお母さんたちが朴葉を濡れ布巾で拭いたり、麻紐を切って、団子を朴

 葉に包む用意をしてくれました。

 子どもたちはすっかり他の活動の方へ行き、今日の残りの作業は大人のみで行うこと

 になりました。

 30分経って蒸し上がったものをすりこぎで搗いて粗熱をとり、手でこねました。

 それにあんこを包み、さらに朴葉に包みました。そして、再度、蒸籠で5分程蒸した

 らできあがり。笊で冷ましました。朴葉の香りがしました。

 お昼にみんなでいただきました。


 528日(水)晴れ


 今年度2回目の長峰山登山。

 1回目の長峰山登山は2週間前でした。その時は新入の子どもたち数人が途中から泣き

 始めてしまいました。疲れて抱っこを求めましたが、お父さんやお母さんから抱っこ

 してもらえず、泣きながら山道を歩いた子どもたちでした。泣きながらも頂上に着い

 た子どもたちはすぐにご機嫌になり、おいしいお弁当を楽しみましたが、子どもたち

 にとって、この活動はどんな意味があるのだろうかと悩んでしまいました。子どもた

 ちがこんなに泣きながら歩いた長峰山は初めてでした。


 しかし、2週間が過ぎ、子どもたちはその間も押野山の山道をリュックサックを背

 負って歩いたり、雨の山道もレインコートを着て歩いたり、いろいろな経験をしまし

 た。そのように過ごしたからか、2回目の今日はみんな泣かずに、山道で春ゼミの抜

 け殻を探したりオトシブミを拾ったりと楽しみながら歩くことができました。

 
 頂上ではお母さんたちがお弁当を用意して待っていてくれました。

 気温が夏のように上がってきましたが、頂上の桜の木の下はさわやかな風が吹き抜

 け、北アルプスの眺めとおいしいお弁当を楽しみました。

 


 527日(火)晴れ



 押野山の麓からくじら雲まで2kmの山道を歩きました。

 

 昨日の雨で水たまりができていました。長靴でぴちゃぴちゃ、笹舟を作って浮かべたり。

 

 気温が上がってくると、春ゼミの鳴き声がよく聞こえるようになりました。年長の男

 の子たちは、木の幹を11本見て、春ゼミを探しました。

 虫好きの年中のSくんが春ゼミを見つけ、年長の男の子たちが捕りました。みんなで

 観察し、小さい子たちにも触らせてあげました。

 くじら雲に到着してからも裏山で春ゼミを探しました。週末お父さんたちが草刈りを

 してくれたので、歩きやすく良かったのですが、子どもたちはヘビに出会わないか注

 意しながら歩いていました。

 おうちへ帰る時には捕まえた春ゼミを逃がしてあげました。


  526()曇り後雨


 朝の会の後、にじみ絵を描きました。

 絵を描いた後、筆を洗った色水をペットボトルに入れておうちに持ち帰った子どもた

 ちでした。年中のMくんはリュックサックに500mlのペットボトルを4本入れたので、

 重くて大変そうでした。それでも、全部持って帰りたいようで、頑張ってリュック

 サックを背負っていました。

 

 さつま芋の苗も植えました。

 週末にお父さんたちが作ってくれた炭を砕き、さつま芋の床に混ぜました。そうする

 と根っこの肥料にいいそうです。

 さつま芋の苗に土のお布団をかけ、水をあげ、土が乾かないように刈った草を敷きま

 した。

 お昼頃から雨が降ってきました。ちょうどいいお湿りとなりました。


 524()晴れ


 


 お父さんたちが集まって作業をしてくれました。

 以前、伐って積んでおいた小枝を焼き、炭にしたり、裏山の手入れをしたりしました。

 暑い中、火を焚いて、汗をいっぱいかいて作業をしてくださったお父さんたちでした。


  522()曇り



 朝、柏の葉っぱを長峰山の麓で採らせていただきました。明日の柏餅作りに使うため

 です。

 ひとり3枚ずつ、採って新聞紙に包みました。

 その後は小学生の通学路を通って、水辺の楽校へ向かいました。

 車の通る道も気を付けながら右側通行で歩きました。

 水辺の楽校の中ではのびのびとそれぞれのペースで歩け、ほっと一息。

 暑くなった子は上着を脱いだり、水分をとって一休みしました。

 芝生の丘の上に着くと、ピクニックシートを輪になるように敷いて朝の会をしました。

 もう正午近かったので、そのままお弁当を食べました。

 午後は芝生の上でサッカーや電車ごっこを楽しみました。

 花を摘んで帽子や手袋人形に飾ったりもしました。

 子どもたちは好きな花を1輪ずつ手にし、それを指人形の代わりにして「おおきなか

 ぶ」のお話を劇にしました。

 1日拠点以外の場所で過ごすことや長い距離を歩くことにもだいぶ慣れてきました。


 5月21日(水)雨

 長峰山登山の予定でしたが、雨降りのため中止。押野山の麓からくじら雲まで歩きました。
 本格的な雨の中、山を登るのは、今年度初めてでした。
 おうちの人に見送られて子どもたちと保育者で出発するのにもだいぶ慣れてきました。
 歩き始めてから子どもたちに発見されたダンゴ虫、カタツムリ達は、しばらく子どもたちの
 手の平に乗せられて一緒に山道を登りました。
 落ちている梅の実を拾ったり、笹舟を作ったり、たんぽぽの茎の笛を吹きながら、雨の中、
 ご機嫌に歩みを進めた子どもたちでした。
 山道を流れる水に笹舟を流そうとしました。「見てー」と呼ばれ、見に行くと、ゆっくり
 笹舟が進みました。水たまりを見つけると早足で近づき、笹舟を浮かべました。
 山道も8合目付近まで来たところで、小さい子たちに疲れが見られました。
 すると年長のCちゃん、Sちゃん、年中のAちゃんたちが宅急便になって小さい子たちを連れて
 行ってくれました。方法はみんなで手をつないで輪になり、歩きます。
 疲れていた小さい子たちも笑いながら歩みを進めました。
 くじら雲に到着したのは11時20分頃でした。濡れたレインコートを脱いで、今日は朝の会を
 部屋で行いました。着替えを終えてみんなが揃うまで手あそびをしました。
 朝の会ではみんな正座をして、返事をしました。
 お弁当を室内の好きな部屋で食べた後は、ビーズ通しをしたり、染め紙でこいのぼりを作ったり、
 おうちごっこをしたりして過ごしました。
 帰りの用意はカタツムリごっこをしながら、レインコートを着たり、リュックサックに
 ザックカバーをかけました。

 512日(月)晴れ後曇り時々強い風


 朝の会の時に「こいのぼり」を歌いました。

 「飾ったよ」「見たよ」「くじら雲で作ったの、こわれちゃった」という発言があり

 ました。「じゃあ、また、作ろうか」ということで、こいのぼり作りに使う紙を絵具

 で染めてみました。障子紙を折って、角を絵具に浸し、開くときれいな色合いが現れ

 ます。「わあ、きれい」と言い、もう1枚。どんな色合いになるか、開く楽しみは万

 華鏡を覗いているよう。最初に始めたKちゃんとCちゃんは何枚も取り組みました。そ

 の姿に気付いて「やりたい」と興味をもった子どもたちもいました。

 

 新入の男の子たちは雨水タンクの水を流すことに興味を持ち、バケツに溜めて水を流

 し、塩ビ管から出て来る水を見る度に歓声をあげていました。

 

 年長の男の子たちは土の中や薪を積んだところでいろいろな虫を探していました。朝

 からずっと帰りまで続けていました。お昼を食べることも忘れるほどでした。「お弁

 当、食べてから、また、続きやろうか」と声をかけに行くとGくんが「桑ずみのにお

 いがする」と言いました。桑の木を見ると、もう緑の実がなっていました。

 


 59日(金)晴れ後曇り

 

 
 今日は大学の先生やお兄さん、お姉さんが来てくれました。朝の会で自己紹介しても

 らいました。

 子どもたちはもう何回もお会いしている先生達のお名前をすっかり覚え、呼んでいま

 した。

 昨年度来てくれたお姉さんのことも「どっかで見た事あるなあ」と年長のTくん。

 みんなすぐに仲良しになりました。

 

 庭にあった板を飛び越えて、ジャンプ!

 畑のかき菜の収穫、紙飛行機作り、肩車、一緒にいろいろなことをしました。

 

 午後、急に強い風が吹き、空に黒雲が現れたので、急いで部屋へ入りました。

 台所のテーブルでビーズ通しをしながら、年長のCちゃんは「学校、頑張ってる?」

 「勉強、嫌い?」と大学のお兄さんに質問していました。

 

 肩車をたくさんしてもらった年中のMくんは「明日も、来る?」と訊いていました。

 

 


 58日(木)晴れ


 これまで新入児は慣らし保育のため、12時半の降園でしたが、今日から14時までの1

 日保育となりました。

 ゴールデンウィーク明け初日は朝の会の後、ゆっくりとスタートしました。

 畑で味噌汁に入れるためのかき菜とみつばを収穫しました。

 収穫したかき菜とみつばは、年少のSちゃんとNくんが洗ってくれました。

 まだ、包丁を使うのに慣れていない年少児達はお手伝いのお母さん達に教えてもらい

 ながらかき菜を切りました。Nくんはみつばをキッチンバサミで切りました。

 年長のRくんは火の番をしてくれました。干しシイタケと昆布が入っている鍋の蓋を

 開けると「いい匂いがする」とRくん。

 

 お昼までの間、子ども達は焚き火スペースの石段でジャンケンゲームや鬼ごっこ、お

 うちごっこ、宝の在り処の地図を描いた子もいました。参加したお母さん達は畑の草

 刈りをしてくれました。

 

 かき菜とみつばがたっぷり入った味噌汁はみんなに人気で30人分の味噌汁の鍋が空に

 なりました。みつばの香りがおいしい味噌汁でした。

 


 5月1日(水)晴れ後曇り


 初めての山登り。くじら雲までの2kmの山道をみんなで歩きました。
 年少のK君は「5月になったらお母さんと離れる」と決めていました。
 K君はみんなと歩き始めましたが、10m程歩くと後ろを振り返りました。
 お母さんの姿を探しているようでした。立ち止まっていると、
 仲良しのA君が手をつないで一緒に歩き始めました。K君が立ち止まると
 A君が手を引き、少しずつ、2人の歩みが進みました。
 山道を登り、景色のいい所に来ると、2人はしばらくその景色を眺めていました。
 「あの赤いの子ども病院?」いつも見ている建物かと思ったようです。
 また、しばらく進むと年長のG君とT君が木の枝でチャンバラごっこをしていました。
 A君も枝を手にし、T君に向かっていきました。少し前だったら、T君はA君を怒り、
 A君も怒ってけんかになっていたのですが、今日は違いました。
 T君が「あそびたい?仲間に入りたい?」と訊きました。A君はうなずきました。
 T君とG君はA君とK君に
 「ミンクさん(年少のこと、ミンククジラの略)は優しくやるんだよ。そうっとね」と
 けがをしないやり方を教えてくれました。
 A君はうれしかったようで、近くに落ちていた大きな松の木の皮をT君にプレゼントしました。
 それから、A君、K君と年長児達との距離が縮まりました。
 T君が蝶を捕まえて2人に見せてあげたり、みんなでアリ塚を観察したり、
 山道で発見した物をみんなで観察しながら歩いて行きました。